ぼくの知人に「手足の冷え性がひどくて困る」と言っている女性がいます。
お話をしていたら「健康診断の血液検査で血中コレステロール値が高いことがわかった」と。
血中コレステロール値が高いということは、極端に言えば血液がドロドロってことですよ。
血が流れにくい、血流が悪いということ。
ん?
それってつまり、心臓から遠い位置にある足先には血液が届きにくいってことじゃないですか。
そりゃあ、血流が悪ければ、手足は冷えますわよね。
では、血液をサラサラにすればいいのではないか?と思い、その方法について調べていたところ……
青魚の「サバ」が血中のコレステロール値を下げてくれるということがわかりました。
サバってどんな魚なの?
サバって美味しいですよね。

(これはアジかな?笑)
お寿司屋さんに行くと、ぼくは必ずサバを食べます。
サバはマグロやアジなどと並んで世界的に消費量の多い魚。
でも、「サバの生き腐れ」という言葉があるほどで、鮮度がすぐに低下してしまうそうです。
基本的には生食はできないのですが、一部のブランドサバでなおかつとれたてのものに限って刺身で食べられる場合があるそう。
サバの刺身……食べてみたい。
そんなサバですが、実はめちゃくちゃ健康に良い魚なのですよ。
サバはなぜ健康に良いのか?
注目すべき点は、DHA(ドコサヘキサエン酸)や EPA(エイコサペンタエン酸)など、「オメガ3脂肪酸」と呼ばれる体にも脳にも良い成分が豊富に含まれていること。
これらの何が体に良いのか簡単に言うと、
・血中のコレステロールや中性脂肪を減らし、血流を良くする
・脳細胞を活性化する
のです。
また、栄養素も豊富で、糖質や脂質の代謝を進めるビタミンB群やカルシウムの吸収をサポートするビタミンDが豊富に含まれており、
・疲労回復や細胞の再生が進む
という効果もあるようなんですねぇ。
血流を良くし、脳細胞を活性化し、疲労回復・細胞の再生が進む、となったらもう年取らない感じですよ。笑
サバはアンチエイジングに効く食べ物なのです。
他にもあって、挙げはじめるとキリがないくらい出てくるので、ここでは主な効果だけにしておきますね。
なぜサバが手足の冷え性に効くのか?
血中コレステロール値が高いということは、血流が良くないということです。
そして、血液のポンプである心臓からもっとも遠い位置にある足先に温かい血液を送るのはもともと大変です。
そしてそして、サバは血液をサラサラにし血流を良くする食べ物だとわかりました。
つまりですよ!
もしも血中コレステロール値が高くて血液が足先に届かないことが原因であれば、サバは手足の冷え性に効く可能性がある、ということになるではありませんか。
糖質や脂質の代謝を良くするビタミンB群も豊富ということなので、代謝アップによる手足の冷え性改善にも期待ができます。
「これは糀と組み合わせると、手足の冷え性に超効いちゃうんじゃないかなぁ……」
と、思っていたら……
思考は現実となり、目の前に現れたのです。
そえるカフェの「サバの糀漬け」
上田市のパワースポット「そえるカフェ」さんにランチを食べに行ったら、なんとサバ×糀の料理が!


すごくないですか、コレ。
最強に「手足の冷え性に効く」料理じゃないっすか。

食べてみます。

脂が乗っていて、ジュワッと口の中に広がりました。
甘くて美味しい脂。
でもぜんぜん脂っこくない。
そして、くさみもほとんどありません。
これも糀のパワーなのか……
糀パワーとそえるカフェパワー、恐るべしです。

「友達が釣ってきてくれたの〜」と言っていたカンパチ。
とろっとろですやん。
はー!!うまい!
これにも糀が使われているようです。
こんなにも素材の力を引き出してしまうなんて、糀のパワーを再認識しました。

ごちそうさまでした。
なぜ糀が手足の冷え性に良いのか?
糀は代謝を上げて血流を良くしてくれます。
なぜかというと、糀は「酵素の宝庫」と言われていて100種類以上の酵素が含まれていて、体内酵素を活性化させるから。
体内では消化と代謝に酵素を使うのですが、体内で生み出せる酵素にか限りがあり。
消化にたくさん使ってしまうと、代謝に回す酵素が足りなくなって代謝が悪くなってしまったりするんですよ。
そこで糀料理。
糀は体内酵素を活性化させ、代謝に回す酵素を確保してくれます。
つまり、代謝が良くなり、血流が良くなることにつながっていくというワケなんですね〜。
まとめ
手足の冷え性を改善する食事をまた見つけてしまいました。
サバを塩糀に一晩漬けて、焼いて食べる。
これはいいかもしれません。
もしくは、そえるカフェさんに通って定期的に糀料理を食べるのもいいかもね。
ランチは日替わりで、いつもサバの糀漬けがあるとは限らないと思いますので、ご了承ください。
それではー!