半分くらいまで読んで止まっていた『シニアの品格』。
ぼくはシニアではないけれど、勧められて面白そうなので購入してみた本。
今日(2016/11/19)少し読もうと思い読み始めたら、なぜか「今日すべて読まなければ」という思いがだんだん強くなり、他のやらなければならないことを先延ばしにして取りつかれたように読んでいました。
そして読み終わった後、なんだかいてもたってもいられず、感じたことを夢中でノートに吐き出していたのです。
書き終えて読み返してみたら、とても弱くて、誰にも見せたくなかった自分が、目の前に現れていて恥ずかしくなったし、まとまりはないし、流れもおかしい気がする文章だけどでも、
これまでの自分がどうだったのか?
これからの自分がどうありたいのか?
それが目の前に現れている気がしました。
しだいに、今までお世話になった人、今近くにいる人、大切な人、たくさんの人たちの顔が思い浮かび、こみ上げてくるものが。
そして、なぜか分からないけれど「これを誰かに伝えなければ」という思いが強くなり、迷惑かなと思いながらも月2回コーチングセッションをしてくれる人に書いた内容を聞いてもらったのです。
以下がその内容。
自分が自分らしく生きるために
誰かの特別でいたい。
その人の中で、他の人とは違う存在でいたい。
だから、あらゆるネガティブな方法で、気を引こうとする。
あなたを助けたい、あなたの弱さを知りたい。
他の人ができないことをやり、他の人が知らないことを知ることで、その人の特別な存在でいたいと思っていた。
本質的ではない。
とても表面的な行動だったと思う。
ただ優越感に浸りたかったのだと思う。
「知っているという自分には価値がある」と、誰かに見せたかったのだと思う。
でも、その人との特別な関係は、そんなことで生まれるものではない。
ぼくはいつだって「逆」だったのだ。
とことん関わること。
大切な友人として。特別な存在として。
これは、今まで怖くてできなかったこと。
できない自分、期待外れの自分、嫌われる自分。
そんな自分を受け入れられない自分。そんな自分を見たくない自分。
大切な人の、大切な友人であり続けること。
これがぼくが、これからより良く生きるための態度だと、シニアの品格を読んで思いました。
まとめ
世の中のすべてを「感じる」ことのできる自分もいれば、「頭で考える」自分もいます。
感じるままに動きたい自分がいれば、それに警告を飛ばす自分もいる。
「感じる自分」は純粋で、ものすごいエネルギーや可能性を持っていて、「考える自分」は知性があり、そのものすごいエネルギーや可能性を整えて良い方向に流すために力になってくれる気がしてきます。
心と頭のバランスをとること
それは、「これまでの自分がどうで、これからはどんな自分でありたいか」を知ることから始まるのだと思います。
取り戻すまでに、まだまだリハビリが必要だけれど。
『シニアの品格』を読んだら、「自分らしく生きる自分」がもうすぐ取り戻せるような気になりました。
『シニアの品格』、シニアでなくてもオススメです。
読んで、自分の弱みと徹底的に向き合ってみてください。
弱みは、強みかもしれません。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それではー!