【子育て】子どもの教育に前向きなママさんに知って欲しい「2020年問題」を乗り越える方法

 

うちの子、自分の好きなことしかしないんです

 

と、この前ロボット教室の体験会に5歳の子どもを連れて来てくれた若いママさんが心配そうに言っていました。
 
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「それの何が心配なんですか?」と聞くと、

 

協調性がなくて、みんなから浮いている…
ちょっと周りの子と違くて、変わっていて心配…
どんな小さなことでも大人に「なんで?」「どうして?」としつこく聞く…

 

とのこと。
ぼくはそのママさんに、「素晴らしいお子さんですね」と言いました。
なぜそう思ったか?書いていきます。

 

 

「2020年問題」って知ってますか?

 
知ってます?
なんでも、「2020年にはセンター試験がなくなる」という問題のことなんだそうです。

 

センター試験は、国公立大学を受験するための1次選考試験みたいなもの。
ぼくも受けましたよ、全教科。いやーしんどかったですよ。ひたすら問題を解いて、マークシートの正解だと思う番号を鉛筆で黒く塗りつぶしていく試験。

 

で、これがアレですよ。
なんと「マークシート方式ではなくなる」ということらしいんです。

 

 

時代は「考える教育」にシフトし始めている

 
先日、大前研一さんの2004年の著書「考える技術」を紹介しました。
そこには「新しい時代を生きるビジネスマンには論理的思考力=考える力が必要不可欠だ!」「考える力がないビジネスマンはこの時代を生き残ることができない」と、考えることの重要性について書かれていた。
<参考記事>【ビジネスマン必読書】大前研一さんが大昔に伝えていた「考える」ことの大事さ。「自分事」になりきれてない自分に、あなたも驚愕する。

 

で、4年後に迫っている2020年問題。
これは大前さんが予想した「考える力がないと生き残れない」という言葉が現実化して、いよいよ国が動き出したということです。

 

2016年現在で14歳以下の子どもがいるお父さんお母さんは他人事ではないのです。
「考える教育」がどんな風にセンター試験が変わる可能性があるかというと、

 

マークシート方式の「答えさえあっていればいい」という試験
ではなく、

答えを導き出す「考える過程」が問われる試験

になりそうだ、ということ。

 

これを見てください。
 

’15年1月に順天堂大学医学部の入試で出された問題は、衝撃的でした。
たった一枚の写真(右)を見せられ、次のような設問がありました。
『キングス・クロス駅の写真です。あなたの感じるところを800字以内で述べなさい』

 
進学校の偏差値ピラミッドが激変!? 4年後、伸びる有名私立・ダメになる有名私立
進学校の偏差値ピラミッドが激変!? 4年後、伸びる有名私立・ダメになる有名私立-2016年02月29日(月) 週刊現代-より

 

おそらくこんな問題が増えるだろうと「2020年の大学入試問題 (講談社現代新書)」の著者である石川一郎さんは書いているようです。
 

2020年の大学入試問題 (講談社現代新書)

2020年の大学入試問題 (講談社現代新書)

  • 作者:石川 一郎
  • 出版社:講談社
  • 発売日: 2016-02-17

 

 

なぜその5歳の子が素晴らしいと思ったのか?

 
で、話を元に戻しますと、、、
その5歳の子、「疑問」を持っているじゃないですか。だから質問します。つまり、その疑問をどうやったら自分がわかるようになるか「考えて」みて、答えを知っているであろう大人に質問を投げかけるという「行動」に出たんです。

 

疑問を持って質問を投げかける意欲がある、ということは「考える」意欲がある、ということ。

 

子どもの選択は常に正しい。本当は、そのまま成長できればいいんだよなぁ、、、
と自分の子育てを振り返って反省する点も見えてきました。
 

 

 

「考える力」を養うヒント

 
ビジネスマン・ウーマンもうかうかしていられませんし、親や大人や先生も、子どもたちが生きていくために「考える」について真剣に「考える」ことが必要な時期になってきています。

 

じゃあ、「考える」ためにどうすればいいのか?

 

「考える」ことで世界トップクラスの経営者の問題解決をしている大前研一さんは、「頭は磨けば磨くほど良くなる」と言っています。思考回路は、使えば使うほど養われるし、考えたことを凝縮することの大切さを語っていました。

 

また、脳科学者の茂木健一郎さんは「考える」について、
「書いて」「凝縮する」を「続ける」ことが「創造の原点」である
というような内容を「ひらめきの導火線」の中で書いています。
<参考記事>【ビジネスマン必読書】脳科学者の茂木健一郎さんが伝えたい「創造の原点」とは?

 

 

考える達人2人の共通点

 
「考える」ことが異常に得意な二人の本を読んでいると、ある共通点が浮かび上がってきます。

 

二人は、ひらめいたアイデアや自分が学んだことはすべて「紙に書いていた」ということです。

 

大前さんは自分自身を「メモ魔」と言っており、コンサル経験をすべて大学ノートに書いてまとめていたと。ある時それをそのまま本にして出したら世界的なベストセラーになってしまったというエピソードがある。

 

茂木さんも、「高校から大学にかけて、目についたあらゆる現象やメカニズムについてひらめいたことをノートに書いていた。」と本の中で語っています。

 

「考える力」を養うヒントは「書く習慣」の中にありそうですね。

 

 

子どもの「考える力」を養うために大人にできること

 
子育て中のお父さんやお母さん、学校の先生は、これからの「考える教育」への大転換は他人事ではありません。特にいつも我が子を近くで見守り、将来の行く末を自分の事以上に心配して考えているお母さん、ママさんにとっては、「切実な悩み」なのではないかと思います。

 

ぼくには子どもが三人いるので他人事ではありません。
今なんとか生活の中に「書く習慣」を溶け込ませようと様々な仕掛けをしているところです。

 

自然と考えはじめちゃうノートの書き方は知ってるんですが、それをどうしたら子どもが主体性を持った状態で手渡せるのか?がカギなんですよね。。。それはそれぞれ子どもの性格や特徴によるし、タイミングもあるので難しいところです。

 

子どもの主体性を引き出した状態でノートの書き方を手渡すことさえできれば、2020年問題なんて全然怖くないんですけどねぇ…

 

 

まとめ

 
人と違うことをする子ども、大人が煙たがるほど疑問を持ってぶつけてくる子どもは、「自分の興味を大切にして」「考える」ことができる子どもです。間違いなくこれからの新しい時代に必要な能力。

 

そんな子どもの「正しい選択」を間違った方向に向かわせないためにも、親や先生や大人も先を見据えて「考える力」を養う必要がある、ということが気づけました。

 

 

ネクストアクション!

 
「考える」についてみなさんと一緒に「考える」場を作りたいなと思っています。
上で書いた、「書くだけで自然と考え始められるノートの書き方」についての体験会で、みなさんと一緒に「考える」について考えたいと思っています。興味のある方はぜひご参加ください!

 

体験会情報

 
「プレミアム体験会」は4月に4回開催予定で、1回の定員は5名。
です。オシャレカフェネイボで開催します!

 

第1回
日時:4/10(日) 18:00〜20:30
場所:ブック&カフェ ネイボ
内容:
参加費:3,000円
定員:5名
FBイベントページ:「人生が変わってしまう船」報告会 & 信州のビジネスマンの「切実な悩み」が解決できちゃうツールの「プレミアム体験会」

 

第2回
日時:4/17(日) 12:00〜13:30
場所:ブック&カフェ ネイボ
内容:ランチをしながら、ツールの紹介とこれからの世界を考えるワークショップ
参加費:3,500円
定員:5名
FBイベントページ:信州のビジネスマンの「切実な悩み」が解決できちゃうツールの「プレミアム体験会」

 

第3回
日時:4/24(日) 12:00〜13:30
場所:ブック&カフェ ネイボ
内容:ランチをしながら、ツールの紹介とこれからの世界を考えるワークショップ
参加費:3,500円
定員:5名
FBイベントページ:信州のビジネスマンの「切実な悩み」が解決できちゃうツールの「プレミアム体験会」

 

第4回
日時:4/25(月) 19:00〜20:30
場所:ブック&カフェ ネイボ
内容:ツールの紹介とこれからの世界を考えるワークショップ
参加費:3,000円
定員:5名
FBイベントページ:信州のビジネスマンの「切実な悩み」が解決できちゃうツールの「プレミアム体験会」

 

参加の申し込み・問い合わせは、フェイスブックメッセージがメール(simpleeelife.com@gmail.com)でお願いします!
タイトルに【プレミアム体験会申し込み】と書いてお送りください。

 

 

それではー!

 

ABOUTこの記事をかいた人

東京都北区出身。 これまでの経験と読書遍歴を活かして、現在は動画制作・コミュニティー運営・速読読書会開催・YouTubeチャンネル運営・オンライン講座を通じて、人が自らの才能を発揮し自由に生きるためのサポートをしています。