「直感って根拠がないから信用できない」なんて言っているあなた。
それは危険な考え方です。直感は当たるんですから。
特に自分で立ち上げて自分で会社を大きくしてきた社長さんの、経験からくる直感は絶対に見過ごしてはいけないと思います。直感的な「違和感」はどんな手を使ってでも排除しなければ、将来的に会社が潰れるくらいの事件を引き起こします。
というぼくの妄想で繰り広げた理屈を展開させてもらいますね笑。
事実
今イケイケの会社は、
・売上がどんどん上がっている
・より売上を上げるために、再現性のあるやり方をどんどん大きくしていく
・そうすると当然、人が増える
・間接部門の仕事が増えてくる(人事,経理,総務的な仕事?)
・人が多くなってくると、社長の言葉が伝言ゲームで末端に伝わっていく
・社長は自分に近い部下のことはわかるけど部下の部下までは把握できない
・現場で作業をしてくれる従業員はその地元出身の人たち
・現場で作業をする従業員は自社がどんな想いで経営されている会社なのかよくわかっていない
という状態になっていくのかなぁ、と。
まあこれまで企業で働いた経験を踏まえた妄想ですけど笑。
解釈・気づき
と、ここで、これまでバリバリやってきた社長の「なんかおかしくなってきたな」という直感的な「違和感」が働きます。直感が働かない社長は放っておきましょう笑。
ある時、
・部下に採用を任せるようになってきたせいか、社員の中には「ちょっと違う」やつもいるな。
と思ったとします。
と思っている矢先に、今までなら考えられなかった大きな問題が突然起こるんです。
「今までは起こることがだいたい予測できていたのに、最近は知らないうちに問題が大きくなって爆発するケースが増えてきた」と思うことが出てきた。部下の部下まで目が行き届かなくなってくるわけです。
それだけでもゾッとしますが、加えて、
・会社がどんどん大きくなって、働く人が増えてくる
わけですから、
・役割分担を明確にしよう
という思考に自然に流れていくと思います。ぼくはこの自分の解釈・気づきが気になったので、「なぜ5回」で掘り下げてみました。こうなります。
あと、
・コミュニケーションがうまくいかないと、会社を嫌いになる人が増えるのではないか?
という疑問が湧いてきたので、これもなぜ5回で掘り下げました。こうです。
で、これ、偶然なのか必然なのか知りませんが、つなげてみたらつながってるってことがわかったんです。
どんな行動が必要か?
放っておけば、
・会社のやりたいことはとても素晴らしいのに、地元の従業員には伝わらない
・地元の従業員に伝わらなければ、そもそも地域との良いつながりや社会貢献なんて実現しない
という事態になりかねないということです。
「会社の目指していることが達成できない」→「会社の存在意義を満たせない」→「形だけ残ってても潰れているのと同じ」だし、その場に魂がこもっていなければ、この激動の時代では、うまく回らなければ遅かれ早かれリアルになくなってしまうのではないかと思います。
この場合に必要な行動は、「しっかり伝えあう」ことだとぼくは思います。
それは根気のいる作業であり、すぐに結果が出ることではないし、諦めたくなること必至なのですが笑、「どう伝えあうか?」を真剣に考えることには大きな価値があるハズです。
なぜそう思うか?
以前、面白法人カヤックの柳澤(やなさわ)さんの講演を聞いた時に、「カヤックもコミュニケーションの悩みを抱えていた」という話を思い出したんです。
200人規模になると、ルールに乗っかって仕事をする人が増えてきて、社員が会社の理念を持ち続けたり、コミュニケーションをうまく取るのが難しくなってくるけど、ぼくらの会社は社内のコミュニケーションはすべて「ブレスト」でやるという工夫をし始めたら、うまくいきはじめた。
というような話でした。確か。
まとめ
社内のコミュニケーションに直感的に違和感を感じたら、すぐに手を打つべきだというのが妄想でわかりました。会社をより大きくしたいのなら、ですけど。
直感を放置するから、すべてがおかしくなるのです。
織田信長だって、違和感を放置したから明智光秀にやられたのです。(たぶん笑)
直感を大事に生きていきましょう!
それではー!