アメリカで「テクノ失業」なるものが発生しており、壮年男子(25~44歳くらい)の失業率が11.5%にもなっているそうです。
<参考記事>ロボットが人間の職を奪う時代がついに到来-米国で壮年男子の失業率は11.5%、テクノ失業が原因-
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産業用ロボットはなぜ生まれた?
これ、どう思いますか?
産業用ロボットで言えば、人間は「人間らしい仕事」「人間にしかできない仕事」をするためにロボットをつくり、進化させてきました。
汚い仕事とかやりたくない仕事や単純作業的な仕事を、ロボットにやってもらっているのです。
なのに、それで困ってしまう人たちがいるというのです!
「ロボットのせいで仕事がなくなったじゃないか!オレたち・ワタシたちが職にありつけなくてお金を稼げないのは、ロボットに仕事を与えている奴らのせいなんだ!」という叫びが聞こえてきそうや。
どっちがヤバいか?
これ、ヤバいのはロボットに「替えられる」ことではなく、そう叫んでいる人たちだとぼくは思うんです。
いろんな思惑があるのだとは思いますが、ロボットは基本的に人間の生活を豊かにしたり人間の力だけではどうしようもないときに助けてもらったりするために生まれたハズ。
おそらく、特定の人たちの職を奪おうと思ってロボットをつくった人はいません。
もし「ロボットのせいで!」と叫ぶ人がいたとしたら、その人はいつまでも、どんなことにでも「既得権益」を叫び続ける人であり、目の前がより良く豊かになっていくことを妨害する人々です。
変わらなければ替えられるのは当たり前
ちきりんさんも著書「マーケット感覚を身につけよう」の中で言っていますが、「変わらない人は替えられる」のです。その危機感は持っていないと、ただ不平不満を口にするだけで人生を消耗していくだけです。
「変わらないで守る」ことで生まれるもの
それを意識できていて不満を叫んでいるのであれば、それでもいいとは思いますけど。
「既得権益」を守ることではワクワクも喜びも生まれません。
そこに残るのは、醜い争いによって疲弊していく人間だけです。
まとめ
あなたが本当に得たいものはなんなの?
既得権益のために、誰かや何かを陽動しようとする言葉には気をつけよう。
それではー!