【チーム力】良いチームが生まれるための「4つの個性」。

 
人それぞれ、性格や得意なことが違いますよね。

 

でもそれってとっても良いことじゃん!って最近よく思うんです。それぞれの異なる特性を尊重して補い合うことができれば、そのチームは「やりたいこと」を「行動」につなげる良いサイクルを回し始め、「一人では生み出せない大きな力」を得ることができます。

 

ぼくが2016年3月まで働いていた会社で「一つの目標に向かって個々がまとまるチーム力に感動した経験」と、プライベートでの「人が集まって一つのモノを楽しくより良く生み出した経験」を振り返ってみたら、良いチームが生まれる「4つの個性」がわかってきたので書いてみます。
 
medium_6913508663
photo credit: Ant1_G via photopin cc

 

 

スポンサードリンク




 

 

その前に必要な条件

 
絶対最低条件なのかもしれませんが、、、「好きだ!」とか「おもしろい!」と思う部分に重なりがあることが必須です。
趣味の場合はこれがわかりやすいですよね。だいたいその趣味を好きで、しかも人間的にも相性の良さそうな人たちが自然と惹かれ合って集まるワケですから。

 

仕事の場合、チームを組むのは外の力によってなされる場合が多いです。そうすると表面的な興味を合わせることはなかなか難しい。みんな仕事が好きで、関わっている製品やサービスが大好きなら、それは素晴らしいこと!ですが、そううまくいかないのが現実。

 

だからまずはじめに集まった人の個性を捉えて、「どこに興味の重なりがあるか?」を探すことって超重要だなと気づきました。

 

チーム作りをする場合、目指したいもの「理念」「コンセプト」が共感できるものであるかどうか、お互いどんなことが好きで、どんなことに興味を示すのか、というのをまず「知る」ということは大切ですね。

 

それでは4つの個性について見ていきましょう。

 

 

1.「こういうのやってみない?」と、とにかく言ってみるヤツ

 
この人は、後先考えずにとにかく思いつきで言ってみるタイプの人です。最終的にどんな形を目指すのかも、どんな障害があるのかも、期間も、能力も、過程も、あんまり考えずに「おもしろそう!」と思った企画を口に出すのです。

 

自分の思ったことを言うことをためらいもしないし、企画が却下されてもそんなに気にしない。自分の心のまま、その瞬間の情熱のまま「面白そう!」を形にしたいと願っています。

 

 

2.「それ、いいね!」と、とにかく言ってみるヤツ

 
この人もどちらかと言えば感覚的なタイプの人ですが、「たった1人」でもフォロワーがいるというのはとても重要なことです。どんなに夢物語的な企画でも、たった1人フォロワーがいるだけで一気に現実味を帯びてくる。

 

この人は自分からは企画を発信したりしないのですが、エネルギーが有り余っていて、面白いことが起きるのを待ち望んでいます。気の合う人とならその企画の実現のために、トコトンがんばれるタイプです。

 

 

3.「じゃあ、こうやってやろうよ」と、企画の細部をつめて切り盛りしてくれるヤツ

 
要するにマネージャー的な存在の人です。感覚的な立場の人から見てみれば、細かくてちょっとうるさいと感じることもあるかもしれませんが、この人がいなければ、企画は言っているだけの夢物語になってしまい、進んでいかないのです。夢物語を具現化する、形にするための、本当に重要な存在です。

 

企画に共感してくれる「感覚的な」部分も持ち合わせている人が理想です。そこの部分がなければ、より良くしていくための提案を聞いて企画に取り入れることができません。人の話を尊重して、目標に向かって厳しくマネージメントしていける人が必要だと思います。

 

 

4.「大丈夫だって!」と、最後尾から常にフォローするヤツ

 
企画を進めていく上で、難しさに直面したり、壁に当たったときに、根拠もなく「大丈夫だって!」と盛り上げる人です。やる気がなくなる、士気が下がる、というのは企画を形にする上での最大の危機です。これを乗り切るためには、根拠がなくても言っているだけでも、チーム内メンバーの気持ちを盛り上げて、もう一度やりたかったことを再認識することが必要なのです。

 

この人は、そう言っている自分が一番足を引っ張っていることが往々にしてあるのですが、人の気持ちに寄り添い、盛り上げたり、やる気にさせたりするのがうまい人です。やりたいことを実現させるためには、努力や忍耐力が必要だということをよく知っています。そしてだからこそ、気持ちの部分が大事だということを理解して、盛り上げようとする人です。

 

 

まとめ

 
これら4つの「個性=性格」を持った人が集まれば、足りないことを補い合って、どんどん成長してやりたいことや目標を達成していけるに近づいていけるハズです。

 

チームで行動を起こして、それをこのサイクルに乗せることができれば、企画は必ず誰かを喜ばすことのできる「形」として世の中に現れる。1人ではできることが限られていますが、仲間がいれば「楽しくがんばる」ことができる。

 

その結果、自分が楽しめて誰かを喜ばすことができるなら素晴らしいですよね。そういう「素晴らしい結果」につながるイメージを常に共有してエネルギーに変えていくことも、1人ではなかなかできないことです。

 

みんなでやれば絶対楽しい!
それではー!

 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。