新しい時代を生きるサラリーマンに必要なたった1つの力。

 

みなさんこんにちは!
元気ですか?あばれてますか!?
最近ヒマな時は「うしおととら」を読んでいる大野です。
懐かしい!
 
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新しい時代に必要な力

 

これからの時代、論理的思考がなければビジネスマンとして生き残ることができない

新しい時代は、思考力によって極めて大きな格差が生まれる時代、すなわち思考格差の時代なのだ

 

と、世界トップクラスのコンサルタントである大前研一さんは著書「考える技術」の中で力強く語っています。

 

大前さんの言葉に出会う前から、ぼくは「考える力」の重要性を感じていました。
「考え続ける脳」を作ることは、これから始まる新しい時代を生きていくために絶対必要。
つまり、サラリーマンに必要なたった1つの力とは「考える力」です。

 

どういうことか書いていきますね。

 

 

サラリーマンは「考える筋力」が弱くなる

 
思考力、つまり「考える力」。
ぼくは2016年3月に会社を辞めたのですが、退職届を出してからこの力の本当の必要性に気づきました。
「これがなきゃやってけねーわ…」と。だってまず何から始めればいいかわかんなくて、ただ不安になって焦ってテンパっちゃうんですよ。「考える力」がないと。

 

自分自身を振り返ってみるとよくわかるのですが、サラリーマンがなぜサラリーマンをやっているかというと極力「考えたくない」からなんですよね。極論しちゃえば言われたことやってればお金が入ってきて生活できるんですから。

 

「サラリーマンは楽でいいんだよな〜」とサラリーマン時代に言っていましたが、その言葉の裏には「あまり考えなくていい」という事実があったのだと気づきました。

 

そう。「考える筋力」が少ない人にとっては、「考える」ってすごく面倒なことなんですよ。
極力それを使う場面を減らしたいんです。そうすると、煩わしいことは考えなくて済む「会社で働く」という道に安住します。

 

「考える」力を使って、自分の「好きなこと・やりたいこと」や「やるべきこと」をしながら生きていくよりも、なるべく「考えない」で本当の自分を抑えこんで生活していく楽な道を選択してしまう。

 

当然自分の目の前の仕事をこなすためには「考える」のですが、与えられた仕事をこなすために「考える」のと、目の前に道はないけど目標を実現するためにはどうするかを「考える」のとでは使う筋力は全く違ってきます。

 

考える範囲が小さくなれば、次第に「考える筋力」は衰えていきます。

 

 

日本人は「考える」のが不得意?

 
考える筋力が養われていない理由として、「日本人には受験の後遺症がある」からだと大前さんは言います。

 

1.「成績あがったらご褒美ちょうだい」と考えることに対価を求める悪いクセ。
2.試験のために勉強するから、試験が終わると見事に忘れる。
3.学校では答えのある問題しか出されない。

 

だそうです。だから考える筋力が養われないのだと。

 

受験に限らず学校でも家庭でも、あーやれこーやれと「他人の正解」に従って子どもが生きる環境が整っています。考える必要がないし、考える意欲がなくなっていきますよね。で、言われたことは素直に頑張るけど、「言われないことはやらない」という人になってしまうんです。

 

え?それ必要なんですか?
飲み会は仕事ですか?お金もらえるんですかー?
みたいな笑。
(ちなみにぼくは飲み会は行きたくなきゃ行かなきゃいいと思っている派なので、飲み会に行かない人を否定しているわけではありません)

 

 

「考えない」ってどういうことなんでしょうか?

 
「考える」を考えるために、まずは「考えない」について考えてみました。
ぼくの経験から話すと、

 

新しい製品を開発している時に、ユーザー視点で「ここの形状はこう変えた方が使う人はストレスがなくなるし絶対にいいよ」と提案したとします。

 

これについてユーザー視点で「考えられない」理由がある人からすると、「いやそうするには部品の形状が変わってコストが上がるし、設計工数も掛かってテストもしなきゃいけないから、時間もかかってリリースに間に合わない」と、リリースをするために「やらない理由」が出てきます。例えばね。

 

この時「やらない理由」を考えてはいます笑。
ですが「本当にそれが目的なの?」という話です。何のためにやっているかを「考えない」方向に行ってしまう。
なぜそうなるのかというと、実行するための「労力」や「縦の圧力」によるあきらめがあるのかもしれません。

 

がんばっても認めてもらえないから無駄な労力…
仕方ないよ…

 

となれば、主体的に考える力は失われていきます。
「考える力」を「行動しない」方向に使うのは、果たして考えていることになるのでしょうか?

 

ぼくは「考えていない」と思います。
「考える」ことの出口は、行動です。

 

行動にならないことは、「悩み」とか「モヤモヤ」の状態。
まだ考えきれていないということ。

 

 

「考える」ってどういうことなんでしょうか?

 
先日開催したワークショップで参加された方々と話した時にこんな意見が出ました。

 

「例えば道を歩いていて、足音が後ろから聞こえてきたとする。」
「カツカツカツととがったものが地面に当たるような音」
「これはもしかしたらハイヒールを履いている人かもしれない」
「そうすると女性かな?」「ずいぶん音が多いな。急いでるのかな…」

 

これは五感からインプットした情報(事実)に基づいて「考えている」ということだ!
と。なるほどその通りだなーと思いました。

 

そこから話が膨らみ、
・人口知能は、ある情報から「選択」をしているだけなので考えていない
・「考える」とは答えのないものについて答えを出そうとする行為
・自分の脳を使って判断し、行動を選択すること
・本当に必要なら絶対にできるから、考えるとは自分事になるということ
・やる気がないことは考えられない

 

という素敵な気づきが溢れました。

 

 

なぜ「考える力」が必要なのか?

 
ここまでの話をまとめると、
「考える力」というのは「自分の脳を使う」ことで発揮され、自分の持っている個性を発揮するために使う力なのだということがわかりました。

 

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まとめ

 
アフリカに、絶対に雨を降らせることができる雨乞い師がいるそうです。
その人はなぜ絶対に雨を降らせることができるかというと、、、

 

雨が降るまで雨乞いをするから、だそうです笑。

 

「考える力」は新しい時代を生きるサラリーマンやビジネスマン・ウーマンに必須なのはわかりましたが、諦めずに「続ける力」も必要だということがわかってきました。それが本当に必要なら、諦めなければできるんです。きっと。

 

目の前に道がなくても、考えてやってみて、ダメでもまた諦めずに考える…
「考える力」と、それを「続ける力」さえあれば、不安を吹き飛ばして行動をしていけます。

 

それを養うためにどうするか?
これまた考える必要がありそうですね笑。

 

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それではー!

 

ABOUTこの記事をかいた人

東京都北区出身。 これまでの経験と読書遍歴を活かして、現在は動画制作・コミュニティー運営・速読読書会開催・YouTubeチャンネル運営・オンライン講座を通じて、人が自らの才能を発揮し自由に生きるためのサポートをしています。