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他人が幸せそうだとうらやましくねたましく思い、他人が成功していると「なにか悪いことがおきて失敗すればいいのに」なんて考えが頭をよぎったり。
飲み会でお金を多めに払ったのにも関わらず、それが認知されていないとなんか腹だたしい気持ちになり、それをしばらく引きずって過ごしたりも。
自分で決めたことなのに、「ああしておけばよかったかな?」と後悔の気持ちを引きずり、自分のことばっかり考えて家族に優しくできないときがあったり。
一生懸命やったつもりなのに誰にも認めてもらえないと、冷静に見ればアウトプットの質が悪いだけなのに評価してくれない誰かを恨み、やる気がなくなります。
好きな人や尊敬している人が自分以外の人と自分より親密な感じだと嫉妬したりもします。
救いようのない自分も自分なのだ
んんん、、、改めて書いてみるとなんて小さな人間なんでしょうか、、、
そんな救いようのない感情を持っている自分が、本当にイヤになるときが何度もあるんです。
でも、他人の幸せを心から祝福したり、他人が思い悩んでいるときになんとかしてあげたいと心から思う自分もたまに出てくる。
良い部分と悪い部分、表と裏、光と影、強さと弱さ、、、さまざまな2面性を備えているのが人間です。
いろんな自分がいて「自分」なのだと受け入れはじめた今日のこの頃です。
救いようのない自分を好きになっていくための3つのステップ
でも、できればマイナスの感情は消したいですよね。
そんなつまらない感情にとらわれ、雑念だらけで生きることは、人生の貴重な時間をムダにするということ。
なによりもマイナスの感情は、自分自身を嫌いにさせ、周囲の人に乗り移り、世界にはびこります。
そんなんなったらホント大変!
それではマイナスの感情を消し、救いようのない自分も好きになるための3つのステップを考えてみましょう。
1.マイナスの感情は「黒い煙」であるとイメージする
最近ぼくは、そういうマイナスの感情が出ているときに自分のカラダの中に「黒い煙」のようなものが溜まっているイメージを持つようにしています。
そうすると、それが漏れでている状態か、必死にカラダの中に抑えこもうとしている状態なのか、漏れでていると周囲にどんな風に接してしまうのか?抑えこんでいるときは自分はどんな気持ちなのか?不思議と客観的に感じることができるようになったんです。
カラダの中に抑えこんでいるときは、自分が小さくなっていき自己嫌悪感が強くなりダメになっていき、漏れでてしまうときは周囲に鋭く冷たく当たっています。
2.「黒い煙」が生まれる瞬間をとらえる
マイナスの感情は「黒い煙」だとイメージするのです。
要は、その原因「黒い煙」が生まれてカラダの中に溜まらなければいい。
それはいつ生まれるのかと言えば、おそらく「自分は満たされていない」と感じているときです。
なにかに縛られているとき、自分がやりたいと思ったことができないとき、言い訳をして悪い意味で諦めるとき、人から認められないとき、疎外感を味わって孤独なとき、、、それらは静かに生まれてくるのです。
3.「黒い煙」を消す
さあこれが一番の難関です!
大抵の人は、「黒い煙」が生まれた後に、それを吐き出して消す方法に走ります。
仕事や人間関係で溜まったストレス、思い通りにいかないもどかしさ、恨み、ねたみ、疎外感を、吐き出せる場所や人に吐き出して、マイナスの感情をなにかになすり付けてスッキリするのです。
俗に言う「ストレス発散」。でも、これでは「黒い煙」は世界からなくなりません。
むしろ増えていくだけで、自分のカラダからやっと消したと思ってもまた誰かになすり付けられるのです!
ああ!なんて恐ろしいことでしょうか!
その煙が発生しないようにしなければいけません。
やるべきことは、「自分自身を満たす」。ただそれだけです。
2.にも書きましたが、自分が満たされていない状態をとらえ、その状態を排除するのです。
そう。極めてわがままに。
これは一見ただのわがままで、誰も受け入れてくれないように思えますが、そんなの受け入れてもらえなくてもいいのです。
自分が満たされていない状態に敏感になり、極めてわがままに、満たされていない状態を排除することで、カラダと心をむしばむ「黒い煙」は生まれなくなります。
まとめ
「黒い煙」が生まれなくなれば、マイナスの感情で自分を傷つけることはなくなり、誰かに吐き出すものさえなくなります。
人に嫌われることを恐れず、極めてわがままに、満たされていない状態を排除していくのです。
人をむやみに傷つけるのは良いことではありませんが、結局は誰も傷つけずに生きていくことなど不可能です。
むしろ割り切って、自分を大切にすることを優先させてみましょう。
そうすればいつか必ず、自分も、周囲も、世界のすべてを好きになってしまうという素敵な状況が訪れるはず。
そう信じて、この仮説を検証していきたいと思います。
この本は参考になりますので要チェック!
それではー!