キミは、世界の革新のカギを握る「イノベーションファシリテーター」という職業を知っているか?

 
あなたは「イノベーションファシリテーター」という職業を知っていますか?
この本を読んでガゼン興味津々!
 

 

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イノベーションファシリテーターとはなにか?

 
「イノベーションファシリテーター」と呼ばれる人は、その名の通り「革新的な取り組みの舵取りをする人」
 
その人の中に眠っている「強い想い」を引き出し、多様な考え方をもったひとたちとの「対話」を通じてワクワクするようなつながりを生み出し、行動に駆り立て、個々が世界をイノベートしていく手助けをする人であると、わたしはこの本を読んで認識しました。
 
これってスゴい能力でしょ。
特に、旧態依然とした組織体制や方法に固執している会社には絶対に必要なんじゃないかと思います。

 

 

なぜいまイノベーションファシリテーターが必要なのか?

 
ちょっとマジメに書いてみます!

 

これまでは、チームや組織のリーダーが強烈なリーダーシップによって未来をさししめせば、みんななんの迷いを持たずに、全力で駆け抜けられました。言う通りにがんばっていれば、手に入れたいものが手に入ったし、物欲を満たすことで心も満たされていたのかもしれません。
 
お金さえあれば幸せなんだと信じていた時代は、権威・権力によって力の向かう方向を調整すればよかったのです。

 

そして、バブルの崩壊、同時多発テロ、リーマンショック、東日本大震災、、、
いくつかの強烈な出来事がぼくたちの目の前の世界をこわし、変化をもたらしました。
 
多くの人がなにかしらのショックを受けながら、時代は変わっていったんです。

 

人の価値観が急激にに変化し始め、加えて飛行機を含む交通網やインターネットの世界的爆発的な普及によって、全世界の文化や市場が急速につながりつつあるいま、みんなが解決したい課題は、環境や価値観や個人の思惑やマーケットの構造などがフクザツに絡み合いすぎていて、糸口すら見つからない状況なんじゃないかと思います。

 

たった1人の視点で解決できるほどたやすいものではないんです。
 
例えばのはなしですが、会社組織の中でエスカレーターに乗って上まで登ってった人が、時代が変化する前の旧態依然な「1人のエラい人が権威によって力を統合していく」という方法で組織をコントロールしようとしても、世界をより良く変えていくことは不可能です。

 

なんでかと言えば、
 
・課題はフクザツなのにリーダー1人の視点では偏っている
・以前は権威によって動いていた働き手は、自信なさげなリーダーの震える指の方向に全力で走ろうと思えない
・モノを所有することが豊かさだった時代の価値観のまま働くことに疑いを持ち始めている

 
からじゃないかと思うんですよ。
みんなそしらぬ顔で平気そうにしてるけど、きっとかなり悩んでるんだろうなーと想像ができてきます。

 

いまは多様な視点からその課題の全体像をとらえて、その課題に「強い想い」をもつ人たちの自発的な行動と取り組みによって、根本的な解決方法を見つけてみんなで解消していくことで、より良い世界をつくっていく時代。

 

いまここから、少しでも現状を良くしたいのなら、「対話」による気づきと個々の自発的な行動が必要なんだ!と思います。
つまりこの世界には「イノベーションファシリテーター」が必要であるということ。

 

 

まとめ

 
イノベーションファシリテーターは、みんなをつなげ、みんなをワクワクさせ、自分もワクワクして世界を変えていくことができる職業。
 
ぼくも2年くらい前から対話が大事だと思い、自分の会社でワールドカフェなどの手法を勉強して対話企画をやらせてもらっていましたが、参加してくれた人がお互いのことを知り、少し立場を理解できたんじゃないかなというレベルで終わっています。
 
本質である「想いを引き出してみんなで目の前の世界を変革していく」段階には全然到達できていません。
 
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イノベーションファシリテーターはまだまだ収入を約束された職業ではないようですが、いま必要だと思うこと、チャレンジしてみたいことと重なるし、なによりワクワクが満載な仕事。んんん、、、惹かれる、、、

 

それではー!
 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。