【教育×アウトドア】旅に出よう!初島アイランドリゾートの「サルトビ」で学んだ子どもの底力

 
夏休みに家族で旅に出かけました。
今回のテーマは「キャンプと島」。経験したことと得た学びを勝手ながら共有させていただきます。
 
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キッカケは息子の「無人島に行ってサバイバルがしたい!」という話から。きっとテレビでよくお笑い芸人のよゐこがやっている無人島生活に影響を受けたのだと思います笑。

 

どんなに忙しくても毎年必ず1回は家族で旅をしようと決めているので、その提案を元に奥さんと色々考え、無人島はちょっと難しいので「とにかく船に乗って島に行く」ということにして、加えてちょっとしたサバイバル雰囲気が味わえる「キャンプ」を組み合わせてみようと言う話になりました。

 

旅は辛いほうが子ども達も親も生きる力を養えるし、なにより思い出に残ると思います。まったりゆっくりではなく、日常にはない新鮮で刺激的な経験をして、新しい自分に生まれ変わることができるのが「旅」ではないかと最近思うわけです。

 

 

旅の効用について

プロブロガーでおちゃらけ社会派のちきりんさんは海外旅行が大好きらしいです。この本の中で旅についてこんなことを書いていました。

 

・なぜこんなに海外に旅行するのかといえば、外国に行くと「自分がいかにつまらない存在か」ということを思い出させてもらえることが多々あるからです。
・旅することのメリットは、自分もまた地球上の生物の一個体に過ぎないと言うこと体感できることです。地球上にはあまりに多くの人が存在していて、自分ひとりいようがいまいがなんの影響もありません。特別な存在でも特別な人生でもないのです。
・まったく違う場所に行くと、「そんなに必死で守る必要があるんだっけ」と思えたりします。どっちの見方が正しい、というわけではありません。同じものをふたつの視点から見られるようになるのです。自分の存在や信じているものの価値を相対化できるようになるのでしょう。
・だから海外で強烈な体験をして帰国するときには、精神が少しだけ解放され、一歩自由になった自分を感じることができます。それが、ちきりんにとっての海外旅行の大きな効用なのです。

 

私もその昔、結婚する前に奥さんと一緒にエジプトに行ったことがあります。
その時思ったのは、「こんなに遠い土地に、見た目やしゃべる言葉は全然違うけど、同じ人間が同じように、何かを考えながら生きている」って思ったら不思議な感覚になったのを覚えています。

 

しかも何千年前だか知らないけど、まだ機械とか工業的な技術が発達していない頃に、マンパワーだけで建築したあんなどでかいピラミッドが存在していることが不思議でたまりませんでした。

 

海外には指折り数えるくらいしか行ったことがありませんが、その度に「遠い地に、こんなに人が息づいている」のを目の当たりにしたときの不思議な感覚が新鮮で刺激的でたまりません。

 

私の体験は、ちきりんさんの言っていることのごくごく一部分かもしれませんが、旅の効用って「ちっぽけな自分を知って精神を解放し少しだけ自由になる」ことなんだろうなと、なんとなく理解できている気がします。

 

 

上陸!初島アイランドリゾート

で、初日に熱海付近でキャンプをした次の日に船に乗って近くの初島に行きました。長男念願の島!私も子どものようにドキドキワクワク。
 
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初島には「初島アイランドリゾート」というテーマパーク?があります。これ↓
初島アイランドリゾート|コテージ・アウトドア・露天風呂・プール

 

その中にはプールとかアジア的な雰囲気のまったりする場所とか遊ぶところとかトレーラハウスに泊まるところとかあるのですが、その中に「サルトビ」とかいう命綱をつけてたぶん10mくらいの高さの場所を歩いていく本格アスレチックがあります。
これ↓
初島アドベンチャー「SARUTOBI」

 

 

本格アスレチック「サルトビ」で次男が見せた底力

長男も次男もやりたいと言うので一緒にやりました。
これがまた結構な高さで、アスレチックも「一本のロープを渡る」みたいなヤツもあるのです!私も結構怖かった。

 

下からみたらこんな感じ。高い、、、
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で、次男は小学一年生で背が小さく体も強くないんですが、なんか変な自信だけはあって「オレだってやる!絶対できる!」と意気込んでいます。でもこの「サルトビ」は、命綱を体に付けている関係上、途中で後ろに引き返すことができないルールなのです。

 

まあやる気があるならやらせてみるか、という軽いノリで入りました。途中までは順調。
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なかなかやるな!と思っていたら「一本のロープを渡る」コースで怖れていたことが、、、次男が渡っている途中で怖すぎて泣き出してしまったのです。「もうやだ!怖い!もうできない!」と。

 

だけど、私は戻ることも手助けすることもできません。もう本人がなんとかするしかない。
そこで、「とにかく一歩、前に出ることだけ考えてみろ!」と大声で伝えたんです。何も見ないで、ただ目の前の一歩をとにかく踏み出せ、と。

 

彼は泣きながらも、自分でやるしかないということが分かったようで、一歩前に踏み出しました。一歩が終わったらまた一歩、そしたらまた一歩、、、とやっているうちに、なんとか次の休憩ポイントまで辿り着きました。はー良かった!

 

 

まとめ

先を見ると集中力ややる気が途絶え、迷いが生まれることもありますよね。だけど全体を認識したあとは、目の前の一歩を確実に積み重ねていくしかないのです。迷いはすべての生産性を低下させる、というのが最近の実感。

 

子どもの危機?に直面し、集中力の引き出し方と一歩を積み重ねる力を知りました。
それに、次男は体はそんなに強くないし調子に乗るタイプだけど、底力を持っているのが分かりました。たくましく成長している姿を見て感動してちょっと泣けましたね。

 

ものすごい気づき・学びを体感させてもらった気がします。

 

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と、いうわけで最後の日にちょっとだけ海水浴もして帰路に着きました。最後に泊まったところは南熱海のコンドミニアムで、バブルのときに立てられたマンションに借り手がいなくなった感じの雰囲気漂うところでしたが、いやいや部屋から見えた海と初島は絶景でした。一番最初に乗せた写真がそれです。

 

 

今回もいい旅だった。またいこう。

 

あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています。
それでは!
 

ABOUTこの記事をかいた人

東京都北区出身。 これまでの経験と読書遍歴を活かして、現在は動画制作・コミュニティー運営・速読読書会開催・YouTubeチャンネル運営・オンライン講座を通じて、人が自らの才能を発揮し自由に生きるためのサポートをしています。