「わかったって言ってたのに、なんで…」
「思ってたんとちがう…」
伝わったと思っていたのに、うまく伝わらず、後々問題が発生してしまうってよくある話ですよね。
そういう時って、
・どっちが年齢が上か下か、
・どっちの方がモノゴトを知っているか知らないか、
・どちらが先輩か後輩か、
・どちらが上司か部下か、
・どちらが先に始めたか、
・どちらの方が共感者が多いか、
と、書き始めたらキリがないのですが、余計な情報が気になってしまい、つい感情的になったり質問ができなかったりと、モヤモヤがのこってしまうからではないかと思います。
そして、仕事がうまくいかなくて心がどんどん疲弊していく…もう疲れた…
と思っているあなた、復活しましょう。
目次
なぜ仕事がうまくいかないのか?
ぼく自身の経験から言うと、以前勤めていた会社で「上司の言う事は聞かないと組織が回らない」とか、「40年もものづくりに携わっているあの人が言うんだからその通りにしておいた方がいい」とか、余計な情報が邪魔をして、実はよくわかっていないのに相手の「答え」に依存してしまうことがよくありました。
そんなときはたいていうまくいかず、「いや、伝えたことと全然違うんですけど」とか、「だからちゃんと伝えてくれなきゃわかんないですよ!」みたいなことが起きて、仕事がうまくいかず、結局最初からやり直し…なんてこともありました。
そんな風に仕事に時間がかかったり、思う通りの結果が出なかったりするのは、一緒に働く人と人とのコミュニケーションに行き違いがあるからではないか思うんです。
ぼくは、失敗したときはたいてい「あーあ、あの人の言う通りにしたら失敗しちゃったー」「自分で決めて行動すればよかったなぁ…」とか心の中でグチをこぼしたり、ひどいときには他人に言って言い訳していたんですよ。
今考えると最低ですね。笑
でも、組織に所属していると決めてくれる人がいるので甘えていました。
所属によって「決める」ことを他者に依存し、言い訳の素材にしてしまっていた、と今ごろ気づきました。
なぜ他者の答えに依存してしまうのか?
ちょっと考えてみたいと思います。
新しいことや、結果がわからないことをやるときは誰しも不安です。
ぼくが思うに、その不安を小さくしようと、自分で「決める」ことを放棄し、うまくいかなかったときの言い訳をするために、他者に依存するのではないかと思っています。
他者に依存して、言い訳をしても結果は変わらないのに、「自分のせいではない」と主張できるようにして目先の不安から逃れます。
でもそれは、自分の人生を他者にあけ渡してしまっているのと一緒のことですよね。
人はなぜ自分の人生を他者にあけ渡してしまうのか?
その方が、短期的には傷つかないし楽だからです。
自分は正しい、自分は間違っていないと、自分に言い聞かして安心できます。
でも目の前の自分のことをするのは自分ですし、どんなに言い訳をしても結果はすべて自分のものです。
自分のしたことで何が起きても、他者は代わりになってはくれません。
自分の人生を自分の手に取り戻すためにできることは?
自分の時間=人生を他者にあけ渡して、さらに自分を傷つけています。
これに気づかないと、どんどんと悪循環におちいってしまいます。
では、どうしたらいいのでしょうか?
まずは自分を大切にすることから始めればいいのだと思います。
わかりやすく、自分の体をいたわってあげるのです。
自分の体を良くすることにお金を使ってあげたり、
自分が前からしたかったことをちょっとだけやってみたり、
自分で自分を大切にすることを決めて、やってみればいいのだと思います。
これまでの自分と、これからの自分を確認しよう
ぼく自身、いままで人に嫌われるのが怖くて、人の顔色ばかりうかがって、なるべく言うことを聞いていました。
自分の人生を他者にあけ渡し、自分でそうすると決めておきながら傷つくのもイヤで、心が疲弊していました。
たぶん、自分を好きになれないから、相手に好かれることで自分の存在を確認していたのではないかと思います。
でも、これからは、
自分の人生を他者にあけ渡さず、自分と向き合って、もっと自分を好きになっていく努力をすることに決めました。
誰かに嫌われても、人からイヤな顔をされても、自分で決めたことをして、自分の在り方を守る努力をし続けます。
でもそうしたら、嫌われたり、能力のないやつだと思われるのが怖かったり、人の顔色をうかがってしまって聞けなかったことも、普通に聞けるようになったし、会社で働いていた頃よりも仕事はうまくいくし、何より心が疲弊しなくなりました。
わからないことはわからないといい、納得できないことはわかるまで何度でも聞き、イヤなことはイヤだと言う。
そして、他者の答えに依存せずに、自分で考えて答えを出して行動する。
それだけで、仕事の大半はうまくいきます。
まとめ
とにもかくにも、まずは自分を大切にすることです。
そのためにできるもっとも簡単なことは、
美味しいものを食べて、
体をいたわり大切にして、
自分を好きになること、
心が疲弊しているなと感じたら、ここからスタートしましょう。
それではー!