突然襲ってくる不安な気持ちを上手に抑えるための3つの方法

  

みなさんこんにちは!

自由を求めて会社を辞めて、独立を目指して悪戦苦闘している大野です笑。

ところで、みなさんはなぜだかわからないけど急に不安な気持ちに襲われることってありませんか?

今まで気にしてきませんでしたが、会社を辞めて自分のことをよく観察するようになってから、不安になっている自分を自覚できるようになりました。

たぶん今までもそういうことって何度もあったのでしょう。
でもその不安を、モノを買ったり、家族に八つ当たりしたり、お酒を飲んだりして、見えなくしていたんだろうなと思います。

今まで根本的な解決をしてこなかったので、いざ客観的に認識してしまうと不安との向き合い方がわかりません。

何かに依存してその場しのぎで解消するのはもうやめにしたいですが、一体どうしたらできるんでしょうかね?と自問自答して考えたり調べたりしてみました。

今回は、その経験から実体験をして結果に結びついた、「突然襲ってくる不安を上手に抑える方法」について書いていきます。

不安ってなんなの?

不安とは、心配に思ったり恐怖を感じたりする心の状態です。
つまり安心できていない状態のこと。

人間は安心・安定する方向へと動こうとする習性がありますが、ひとたび強い不安や恐怖を感じると、その動きが鈍くなってしまいます。

人間が原始人のときは、直感的に不安や恐怖を感じる状況で動き回るのは命取りでした。
危険を感じると、なるべく動かないように体が反応するのは遺伝子に刻まれた本能なのかもしれません。

脳みそが発達した現代人は、不安を感じると頭の中でよくないことをぐるぐると考え始め、体が硬直して、より身動きが取れなくなってしまう、ともいえるでしょう。

 

不安が「ある」ことを受け止める

不安によって身動きが取れなくなるのは、思い込みや妄想であるケースが多いんです。

不安の正体を知らずに妄想をぐるぐると繰り返してしまい、妄想が妄想を呼び、身動きが取れなくなっているんです。

そんな時どうすればいいのかというと、まずは「不安が自分の中に「ある」のを受け止める」ことからはじめましょう。

ただ、自分の中に不安が「ある」という事実だけを見つめるのです。

最初は冷静に認めることができません。不安に負けて、イライラしたり何かに八つ当たりしてしまいます。

ですが、慣れてくると自分の中に不安が「ある」ことを受け止めることができるようになります。

そもそも「ある」ことがわからなければ、その先の正体を探ることなどできませんよね。

「ある」ということを受け止められてはじめて、不安の正体を探ることができるようになります。

 

不安の正体とは?

自分の中に不安が「ある」ことを認識したら、その不安の正体を見つけましょう。

見つけましょうと言っても、どうすればいいかわかりませんよね。

でも実は、不安が「ある」ことを受け止めた時点でもう正体はわかってしまったようなものです。

不安の正体はたった一つ。「見えない」ことです。

毎日様々な出来事が起こります。その中に不安を作る種が出てきます。
やらなきゃいけないことは何だったか?他に何があるのか?忘れていることは?などなど、種は放っておくといろんなところに落ちるのです。

例えば、明日子どもと夏休みの宿題のマルつけをする約束をした。
だけど、仕事のことで頭がいっぱいで、話半分で返事をし、ついうっかり忘れてしまった。

そしてそれは、種となってこぼれ落ちて、土(脳)の中に埋まってしまいます。

大事な種が落ちたことは知っている。でも、どこに落ちたか、どんな種だったかわからない。それを知らないと、もしかしたら大変なことになるんじゃないか…

という感じで、妄想が妄想を呼び、不安が膨らんでいきます。

不安の正体は、何か忘れている気がする…という、埋まって見えなくなった種なのです。

 

不安を抑えるための3つのステップ

だから、不安を抑えるためには常に頭が整理された状態であればいいわけですね。

妄想が妄想を呼ぶ前の段階で、知らないうちに種が落ちていたという状態を作らないこと。

それでは具体的にどんなステップで不安を抑えることができるのか、見ていきましょう!

1.深呼吸をする

まずは深呼吸です。
不安になっている時、脳の中は軽いパニック状態です。
深呼吸は脳に酸素を送り、情報の行き来を正常な状態に戻して、心を落ち着かせてくれる効果があります。

深呼吸には大きな力があることは多くの本で書かれています。

不安になったらまずは深呼吸。

深呼吸のやり方については、瞑想の方法を参考にすると良いのでこちらを参考にしてみてください。

<参考記事>【良習慣】一日5分間の瞑想が意志力と集中力を高めてくれるというウソみたいな話

 

2.書き出す

心が落ち着いたら、不安の種になっていそうなことを書き出してみてください。

見えるようになるだけで全然違います。

見えないことが不安を作り、さらに不安を大きくしていくのです。

やり方は簡単。

A4用紙を横にして3分割し、不安の種になっている出来事を左に、真ん中にそれについてどう思ったかを書き、一番右にこれからどうしたいか?を書いてみると良いでしょう。

「書く」ということにも大きな力があります。

面倒かもしれませんが、その面倒だと思う気持ちが不安を作り出すので、不安に襲われたくなければ、「書く」という面倒を克服しましょう。
 

3.ちょっと頑張ればできると思ったことをやってみる

書いてみて、不安の種っぽいものを見つけられましたか?

そして、それについてこれからどうしたいか?書けたら、その中から「これだったらちょっと頑張ればできそうだな」と思うことを選んで赤ペンで丸をつけましょう。

それをいますぐやりましょう!
いますぐできないことが書いてあるなら、それを細かいステップに分けちゃいましょう。いますぐにできることに細かく砕いちゃいましょう!

例えば、先ほど紹介した子どもの宿題の丸つけであれば、子どもに「丸つけはいつまでに終わっていればいいの?」と聞くだけでもいいのです。

それならちょっと頑張ればできますよね!

「ちょっと頑張ればやれる!ということをやる」を繰り返すと、できる範囲が徐々に広がっていきます。
そうすると不安で身動きが取れなかったことも、不思議と少しずつできるようになっていく、ということが、自らの経験を通じてわかりました。

 

まとめ

赤裸々に告白すれば、ぼくは会社を辞めてからお金に対して不安で不安で仕方がありませんでした。不安を抑える方法を知らなかったんです。

不安に思っている暇があったら、何をしてでもいいから稼げばよかったのに、まったく動けなかったんですね。

でも今は、上に紹介した3つのステップで行動につなげ、何でもいいから働こう!と前向きになることができて、アルバイトから仕事を始めました。

深呼吸をして、
書き出して、
ちょっと頑張ればできることをやってみる。

この3ステップで突然襲ってくる不安をうまく抑えることができました。

よかったらみなさんも試してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではー!
 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。