子どもがゲームしかやらない?アウトドアにもハマってもらう方法とその効果とは。

 
小学6年生のうちの長男、かなりのゲーマーになってきました。
マインクラフトを毎日やっています。マイクラ中毒だ笑。
 
でも、そんなに悩んではいないんです。
 
友達と通信して一緒に課題を解決したりしているようだし、パソコンでもマイクラやってるのでキーボード入力もかなり早くなってきてます。何やら自分で「おすすめサーバー」とかいうマニュアルをネットで調べならが作ってたし。
 
デジタルネイティブとしてどんどんスキルアップしています。成長は目まぐるしいですよ。
大人はすぐに子どもに追い越されます。

 

子どもがゲームばっかりやっていると心配になりませんか?

デジタルネイティブ的成長は絶対に将来力になるのでいいのですが…

でも!でもですよ!

自分の子どもがゲームばっかりやってて社会に出たときに「苦労しないかな?」と心配になりませんか?
人と接して話をするとか、創造的に考えるとか、あと健康な体づくりとか。

子どものことを考えると、親としてはデジタルな世界に触れることと、身体的なリアルな世界を生きること、両立させてあげたいところ。

ゲームばっかりだとどうしても心配になってしまい、ついついうるさく言ってしまいます。
でも親としては、制限だけでなくその代わりに子どもが心から楽しめることを、子どもが自ら見つけるキッカケをあげたいところです。

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子どもがゲームにハマる原因

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そもそも子どもはなぜゲームにハマるのでしょうか?原因はなんでしょう?

ゲームにハマる感覚はよくわかります。
ぼくもドラゴンクエストやファイナルファンタジーにハマったクチなので、よくわかります。

「早くあそこのダンジョンをクリアしたい!」
「もっと世界をクエスト(探求)したい!」

と小中時代はゲームに頭を支配されていました笑。

最近は、
「子どもを一人で友達の家に行かせるのは危ない」
「低学年は自転車は一人で乗ってはいけない」
「遊ぶ場所はここは危険だからダメ!」
とか、制約が多い気もします。

すると、
「怒られるくらいなら、まあ家にいるか」
「手っ取り早く楽しめるゲームをやろう!」
となるんじゃないかと。

子どもがゲームにハマるのは、デジタルに触れる気軽さと面白さ、それと悪気はないにせよ大人が過保護になっているからではないでしょうか。

 

子どもは本当はアウトドア大好き

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でも親はゲームばっかりやる子どもを見ていても心配になるのです。
外に行くのも面倒、ウチにいても制約がある…

子どもからすれば、「どーすりゃいいんだよ!って感じですよね笑。

本当はゲームもアウトドアも一緒です。

ゲームばっかりやっている子は、外で遊ぶのが嫌いなのか?といえばそうではありません。
アウトドアで、知らないことや見たこともないものに触れ合った時、友達と体を動かして楽しんでいる時、子どもの目はキラキラしています。

ゲームは分かりやすいし身近にあって手っ取り早く楽しめるから子どもはハマります。
でも外で遊んだり、アウトドアで自然と触れ合うことだって、もう少し身近にあって楽しみ方を分かりやすくすれば、子どもは間違いなく楽しむでしょう。

子どもは遊びの天才です。だからもっと子どもが気軽にアウトドア遊びをする環境があればいいのです。
一方で、現代の親は忙しいです。なかなか子どもと遊ぶ時間を作ることができません。

環境的にも、親や大人の状況的にも、アウトドア遊びをする機会が少なくなっているのが現実です。

 

なぜ子どもの教育にアウトドアが必要なのか?

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以下はコールマンのwebページからの引用です。

平野教授の研究によって、多くの自然体験活動をした子どもほど『体力に自信がある』『得意な教科の数が多い』『環境問題に関心がある』『課題解決能力や豊かな人間性など“生きる力”がある』ということがわかっています。

刺激がたくさんある自然のなかで、仲間と一緒に行う新しい体験を通して、一人ひとりが主体性を持ち、生きていることの喜びを実感できるようになるのです。

んーやっぱりアウトドアで自然体験をすることって子どもの生きる力になるんだなぁ…
子どもがこんな風に成長してくれたら、親としては嬉しくないですか?

 

また、こんなことも書かれています。

また、自然体験が脳にどのような影響を与えるかを研究している、諏訪東京理科大学共通教育センター教授・篠原菊紀教授の研究でも、おもしろいことがわかっています。

子どもが外を動きまわるストップ&ゴーの動きで、前頭葉が活性化するというのです。前頭葉は人間らしさを司る部分。人類愛も戦争による殺人も、この部分が司っていますから、前頭葉をどう育てるかが大切です。さらに森のなかにいると、脳細胞を殺すストレス物質が減るということもわかっています。

ですから、脳をトレーニングし、育てるなら、自然の中がより効果的だといえるそうです。

引用元:自然が子どもを成長させる~自然体験が子どもに与える影響について~ | コールマン

 

なぜ子どもの教育にアウトドアが必要なのか?について理論的に書かれています。
自然体験をすることがいかに子どもに好影響をもたらすかがわかりました。

以前知り合いの小学校の先生に、「何のしがらみもなければどんな授業をしますか?」と聞いたところ、「遊び!」と即答していたことや「花壇の中に小学校教育の全てがある」という話から考えても、子どものアウトドア好きを引き出すためにはどうしたらいいか?を大人が真剣に考えたいところですね。
<参考記事>【新しい教育】「花壇の中に小学校教育のすべてがある」という名言にシビれた。

 

子どもがゲームとアウトドアにハマってくれる方法は?

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子どもがゲームとアウトドアにバランス良くハマってくれることが、どれだけいいことかわかりました。

では、子どもがゲームでデジタルネイティブ力を高めつつ、アウトドアにもハマってくれるためにはどうしたらいいか?

それは、

「夏に親子でキャンプに行く!」

です。

これが実現可能な一番良い方法。

1日中仕事をしていたら、普段から一緒に遊ぶことはなかなかできません。
ですが、たまの休みに、まずは年に一回でもいいから子どもと一緒にキャンプに行くことを決めましょう。

はい、今決めましょう!
すぐ決めないと実現できませんから!笑

子どもは親と一緒に遊べるし、旅行に行けるし、テントで寝るという非日常的なワクワクを楽しめるし、いつもは触れない大自然を体験できるわけです。

そんな環境で、子どもと一緒に親も一生懸命遊ぶ!
これは最高の体験ですね。

 

オススメのキャンプ場

初島アイランドリゾート

以前、初島に「サルトビ」という、命綱をつけて挑む本格的なアスレチックがあるということで行ってみました。
<参考記事>【教育×アウトドア】旅に出よう!初島アイランドリゾートの「サルトビ」で学んだ子どもの底力

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初島にはキャンプできるところもあるし、アスレチックにチャレンジすれば子どもの底力が勝手に引き出されるし、もう最高です。

初島アイランドリゾート

 

ライジングフィールド軽井沢

と、調べていたらなんと長野県にも素晴らしいところがありました。

今日のライジングフィールド軽井沢。
最高のキャンプ日和です。

ライジングフィールド軽井沢さんの投稿 2016年5月28日

 
ここもキャンプができて、本格アスレチックが楽しめる場所。
しかも、家族で協力してアドベンチャーするプログラムがあります。なんて楽しそうな場所だ…知らなかった。
ライジングフィールド軽井沢

 

白馬にもオープンするようです。

ライジングフィールド白馬 いよいよ、予約開始します!
7月15日(金)よりオープン!
SUP、カヌー等のウォーター系アクティビティを心ゆくまで楽しめるフィールド!

<予約ご連絡先>
Mail reservation@…

ライジングフィールド軽井沢さんの投稿 2016年7月12日

 
ライジングフィールドは「アドベンチャー教育」なるものに取り組んでおり、野外活動を通じて子どもと大人の「生きる力」を高めるビジネスをしています。ここのサイト見ているとワクワクしますね!

噂では、神奈川の方にも展開していく計画があるのだとか…すごい。
 
楽しそうなところたくさんあるので、この夏は是非キャンプにお出かけしてみましょう。

 

まとめ

キャンプは子どもの教育だけでなく、大人も楽しめますからね。絶対オススメですよ。
しかも子どもがゲームとアウトドアにバランス良くハマるきっかけにもなる。

子どもがゲームとアウトドアを両方楽しめる環境を作ることは、子どもの教育にもいいですし、親としても嬉しいし、大人としても遊びを楽しめる時間を作ることにつながる。こりゃ一石三鳥だ。

 

調べてたらこんな本もありました。

北欧スウェーデン発 森の教室: 生きる知恵と喜びを生み出すアウトドア教育

北欧スウェーデン発 森の教室: 生きる知恵と喜びを生み出すアウトドア教育

  • 作者:アンディッシュ シェパンスキー,ラーシュ・オーヴェ ダールグレン,スヴェッレ ショーランデル
  • 出版社:北大路書房
  • 発売日: 2016-04-12

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シンプルな人生を楽しみましょう。
それではー!

 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。