【ロボット教室】ある農機具マニアの子どもの話。

 
先日、Yくんという小学校2年生がヒューマンキッズサイエンス「ロボット教室」に興味を持ってくれて、お母さんと一緒に体験会に参加してくれた。
おとなしい感じの、でもどこか強い意志を持っているような目をしている不思議な子だった。
 
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子どもを信じて待つこと

 
その子はゆっくりだけれど確実に、自分の力でロボットを組み立てていく。
お母さんのアドバイスを聞きながらも、一つ一つの部品を大切に扱い、間違えても自分でその間違えに気づき、ゆっくりとゆっくりと完成に近づいていった。

 

足の部分を作るところで、黄色いシャフトに赤いジョイントをくっつけるとき、どのように組み立てれば写真の通りになるのかすぐにわからなかったようだ。何度も何度もやり直していた。

 

「何でうまくいかないの!?」
「もうやだ!みんな自分より早くできてる!」

 

大抵の子どもはここで焦るのだ。

 

ところが、Yくんはまったく焦らない。
ここで大人が焦って手を出してはいけないのだとわかった。

 

ぼくも、そしてきっとお母さんも、忍耐強く自分の力でわかるまで待った。

 

そうしたらやはり自分の力で発見するのだ。
本当に子どもはスゴいと思うし、その力が引き出されるチャンスを潰しているのは大人なのかもしれないなと思った。

 

 

何のためにロボット教室をやっているのか?

 
その子は、何度も何度も「いいね」「これ、結構いいね」とつぶやいていた。
お母さん曰く、Yくんは「農機具マニア」なのだそうだ。

 

おじいちゃんに連れられて、よく畑や田んぼに出て、トラクターとかに触れているうちに詳しくなったらしい。農機具メーカーのショールームに行くと「これは〇〇(型式)だね」「これは〇〇のやつだね」とメーカーの営業マンもたじろぐほどの知識を披露するらしい。

 

ヒューマンキッズサイエンス「ロボット教室」は、機械に使われている基本的な機構を、自分の手で組み立てて動かしながら「体で感じて、覚える」ことのできる素敵な教材だ。

 

農機具好きのYくんの才能をもっともっと伸ばすことができるし、ぴったりだと思った。

 

そして、「ああ、信州上田にいるこういう子を見つけるためにこの教室をやっていたんだろうな…」と思った。
それぞれにいろんな事情があるからこれも巡り合わせなので執着してはいけないと思いつつも、是非Yくんに入会してほしいなと心から願った。

 

そしたら後日、なんとお母さんから入会したいという電話をいただいたのだ!
Yくんと一緒にロボットを作れると考えたら、大人ながらに胸がときめいた笑。

 

 

まとめ

 
このヒューマンキッズサイエンス「ロボット教室」のロボットキットはロボット好きな子どもの意欲とやる気を引き出してくれる、本当に素晴らしい教材だと思う。
 
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Yくんは「ロボット教室でロボット作りたい」と言ってくれ、親御さんもYくんの「学ぶ意欲」を伸ばしてあげたいと思ってくれたようなのだ。なんと素晴らしいことだろう…

 

また会える喜びも、良い教室にしなきゃという責任もある。
感動と緊張がいりまじる。

 

これからも、子どもたちの「意欲的に学ぶ力」を引き出し、混沌とした未来を生き抜く「自分軸」を子どもたち自らが発見していく仕事をしていきたいと思います。

 

長野県上田市でしかやっていない「頭の良くなるロボット教室」。
残席「4→2」になりました。体験会のお申し込みは以下からお願いします。
 


 

それではー!

 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。