【本】「幸せになる勇気」を読んでも幸せにはなれません。

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みなさん、幸せになりたいんですか?
そうですよね。なりたいですよね。

 

え?お前はどうなんだって?
そりゃあぼくもなりたいですよ!笑

 

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

  • 作者:岸見 一郎,古賀 史健
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 発売日: 2016-02-26

 

だからこの本を手に取る人が多いんですよね。
この本読んでも幸せにはなれませんよ笑。

 

なぜか?
書いていきます。

 

 

なぜ人間が集団に所属したがるのか?

 

人間は1人では生きていけないことを本能的に熟知している

 

とここには書かれています。
どういうことでしょうか?ぼくの解釈をまじえてまとめるとこうなります。

 

人間は弱い生きものです。
1人では何もできない。でも他の動物にはない発達した脳を持っている。
脳を使って、小さい力でいかに食料を得るか?を考えたわけです。
道具を駆使し、チームを組んで、マンモスを捕えていたんです。

 

人間は自分たちが弱いことを知り、目標を持っていたからこそ、工夫をしたんですね。
これが人間の始まりであり、DNAに刻まれた「本能」でもあるわけです。

 

だからこそ今、「本能」的に集団に所属しようとします。
無意識に動いています。

 

あの手この手で所属欲を満たそうとし、集団の中で特別な存在になろうとします。
孤立したら生きていけないと本能的に理解しているから。

 

でも、集団で生きていくという本来の意味は「分業」なのです。
原始時代に意識を飛ばせばわかります。
集団で「分業」をする。それは自分のためであり、全体のためになっていた。
ただ所属欲を満たそうとして群れていたわけではないということがわかります。

 

現在を生きる人の多くは、目的を失ったまま本能で動いているのだとわかりました。
 
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なぜ他者を信じられないのか?

 

「わかりあえぬ存在」としての他者を信じること。それが信頼です。

 

他者の心がわからないから信頼できないのが普通の考えではないでしょうか?
でもこの本では、「わかりあえない前提で他者を信じることが信頼である」と言っています。

 

「そんなことできないでしょ!」と思います。
でもなぜできないのか?考えてみると、
 
「他者に傷つけられるのがこわい」
 
この一点に尽きます。

 

人との関わりは非常に面倒です。特に知らない人、わからない人との関わりは。
知らない相手に傷つけられるのは、マジでこわいですよ。

 

だから距離をとります。
でも「ああこの人はこういう人なんだ」とわかってくると、少しずつ心の距離が縮まります。
話せることも増えるでしょう。

 

でも、他者とは絶対に「わかりあえない」んです。
似ていることはあれど、同じ感じ方、同じ考え方には絶対になれない。
だからおそらくこの本では、他者とは「わかりあえない」ことを前提にしています。

 

でもそれでも、そんな他者を信じることができるか?
「わからない人の何を信じればいいの?」とも思わず、「そのままの存在を信じられるか?」が信頼という言葉の中に内包されている。

 

自分の人生を振り返ってみても、やっぱり他者に傷つけられるのが怖かったんだなぁと思います。

 

地位や権力を振りかざすバカには全力で抵抗しますが笑、それ以外は他者に合わせることが多かった。優しいとか思いやりがあるとか言われることもあったけど、自分にウソをついて自分が傷つくのを避けてきたんだなとわかりました。
 
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恋は物欲?

 

「恋に落ちること」は、本質的には物欲と同じ

 

「あなたが欲しいとか、一緒にいてくれなければ生きていけない、というのは物欲と同じであり他者をコントロールしようというライフスタイルである」というようなことが書いてあります。

 

自分の不安から相手を縛りつけようとする発言や行動は、物欲と同じだということ。
恋には大きな力がありますが、相手をモノと捉えないように意識しなければいけませんね。
 
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愛されようとすることは生存戦略?

 

我々はみな、命に直結した生存戦略として「愛されるライフスタイル」を選択する

 

これはすごい気づきでした。
赤ちゃんを思い浮かべてください。
赤ちゃんは1人では何もできません。か弱くて、でもむちゃくちゃ可愛いんです。
弱さは武器です。それを本能的に使って赤ちゃんは生き延びるのです。

 

この、「愛されるライフスタイル」を大人になっても戦略として使い、他者をコントロールしようと目論んでいる人たちがいるようです。少なからず自分も弱さを見せて他者の気をひこうとすることがあるなあと。

 

小さなたとえでは、落ち込んでいる時に落ち込んでいる雰囲気を出すこと。
そんなことしても何の解決にもならないのに、誰かに知って欲しくてアピールします。

 

これはそういうことなんだなと理解できました。

 

甘やかされた子ども時代のライフスタイルから脱却しなければならない

 

と書かれています。
つまり、まずは「愛されなければ愛せない」という自分が傷つく恐れを克服するために、今まで培ったライフスタイルを自覚する必要がある」ということです。

 

もちろん、落ち込んでいる時に落ち込んでいる雰囲気を出してはいけないと言っているわけではありません。
テンション上がらないのに無理矢理テンション上げても空回りするだけですし。

 

自分がどういうつもりで行動しているのか?
無意識にやっていたことを自覚することからはじめたいところです。
 
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愛することは誰の課題?

 

愛することはあなたの課題である

 

前述に続きますが、相手の態度によって決めるのではなく「ただ相手を愛すること」からしか始まらないということが書かれています。

 

「相手が好きになってくれないと、好きになる意味がない」とか、「愛されなければ愛せない」とかなっちゃうのは、自分が傷つくのが怖いだけ。それをいかに克服するか?だということ。
 
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まとめ

 

すべての出会いとすべての対人関係において、ただひたすら「最良の別れ」に向けた不断の努力を傾ける

 

と書いています。
出会った人との「最良の別れ」を目指すために。そのために自分がやるべきことは、自ずと出てくるんじゃないかと。

 

それは、

自分に素直に正直になる

本当の自分を受け止める

自分を伝える

です。

 

答えは人それぞれ。
でも、幸せを感じるためには、目の前の表面的な関係を「作る」ことではなく、

出会った人と「最良の別れ」を迎えるために「自分は今どうあるべきか?」

 

であるのは、確かなこと。
だから、読んで「はぁーよかったなぁーこの本素晴らしいなー」って思ったって、幸せにはなれません。行動しなければ変われないのです。

 

ですが、読まなければ行動する気持ちも、大切なことにも気づけませんでした。
これは幸せになりたいと願っている人が読むべきです。
 
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ネクストアクション!

 
まずは、昨日の出来事の中から、
「我慢したこと」
「自分自身にウソをついたこと」
「素直になれなかった瞬間」
を今から書き出します。

 

そして、なぜそうしてしまったのか?を掘り下げます。
次の行動につなげるための小さな一歩。

 

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

  • 作者:岸見 一郎,古賀 史健
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 発売日: 2016-02-26

 

それではー!

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ 2016年3月に長年勤めた工作機械メーカーを退職し、「独立して生きていく」ことを目指して出発しました。 文章を書くこと、子どもと触れ合うことが大好きです。 「相手の望んでいることを120%理解し、自分にできうる最高のパフォーマスンスを発揮する」ができる人間になることが、2016/8〜3ヶ月の目標。 最終的には「人の中に眠っている力を発見し、引き出せるヤツ」になりたいと思っています。 よろしくお願いします! 好きなこと: 歌(カラオケ)/ブログ/読書/ノート/旅/キャンプ