【本物の教育】学校の先生がそれぞれの「本物の教育」を実現するために必要な5つのこと。

 
子どもが生まれてから、「教育」について真剣に悩むようになりました。
 
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最終的に子どもたちにどうなって欲しいか?と言えば「将来を強く生き抜くための力を身につけ」「とにかく幸せに生きていって欲しい」ということに尽きるのですが、親は近くで一緒に生活しているがゆえに、どうしても目の前の子どもの行動に一喜一憂してしまいます。
 
学校の先生はより客観的に子どもを育てることができる大人。親にとっては「ありがたい存在」です。
そこでふと、「でもなんで先生たちは先生になったのだろうか?」という疑問が湧いてきました。
 
先生は大変なお仕事です。小学校1年生なんてまず言葉が通じないですからねぇ、、、
何か理由があって先生になっているはずだと思い、知り合いで先生をやっている方にお話を聞いてみることにしました。すると、思ってもいなかった素敵なストーリーを聞かせてもらったので、思わず共有します。

 

 

先生になろうと決めた「原体験」とは?

 
その方の原体験は小学校時代にありました。
 
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引っ込み思案で、授業中に手を挙げることなど絶対にできなかった生徒だったのですが、小学5年生の算数の時間に難しい説明問題が出た時に算数は得意ではなかったけど、なぜかその時パッと解けてしまったのだそうです。たまたまひらめいただけかもしれないけど、とても嬉しかったと。
 
で、担任の先生が、
「できた人は手をあげてください」
と言った時、誰も手をあげなかったそうなんですね。
自分は解けて嬉しかったので手をあげたかったんだけど、恥ずかしくてできなかった。
 
でもその時先生が、「人任せにして考えないのはダメだよ」とみんなに向かって一言言ったんです。
その言葉に反応し、勇気を持って手をあげてみたんだそうです。
 
そしたら答えは合っていて、先生の取り計らいで前に出て説明することに!
難しい問題だったので、みんなが「すごい!すごい!」と言ってくれ、ヒーロー体験を味わったのだそうです。
何より、みんなが「わかってくれた」というのが嬉しかった、と。
 
それがきっかけで算数が好きになると同時に、「先生になりたい!」という夢ができたのだそうです。
たった1問解けた成功体験が、何かに夢中になるきっかけをくれたんだと、その方は教えてくれました。

 

 

今、実現したいのは「本物の教育」

 
2016年現在、小学校の先生になって3年目だそうです。
自分の原体験や、これまでの経験を踏まえて今実現したいのは、

「自分の夢に向かって生きていくキッカケや勇気をあげられる先生になる」

ということ。
 
そのために、
・子どもとなんでも話せる安心できる関係を築く
・授業を通じて「書ける」「語れる」「考える」子どもを育てる

ことが大切だと考えて行動されているそうです。
 
なんて素晴らしい考え方を持った先生なのでしょうか…
 
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「本物の教育」を実現するために必要な5つのモノ

 
先生たちは、自分の考える「本物の教育」を実現しようと日々悩んでいます。
ぼくたち親は、そのことを理解しなければなりません。表面的な結果ではなく、その背景を想像し知ろうとすることが大切ですね。
話を直接聞くことができて良かったです。
 
この方のストーリーから、おそらく先生方は、
・過去の原体験が、
・自分にしかできない自分なりの「本物の教育」につながり、
・どうやってそれを実現すればいいか?日々悩む。

のではないかと。

 

では、どんなことができれば、「本物」に近づいていけるのか?
必要な5つのモノがぼくの頭の中に浮かんできました。
 
それは、
1.子どもたちが自分の力で難しい問題にチャレンジし、解けること
2.その問題を友達みんながわかるように説明できること
3.「失敗は宝の山であり成功のもと」と子どもが理解し、積極的に手をあげられるようになること
4.子どもとなんでも話せる、安心できる関係を築くこと
5.子どもたちが「自分はどんなことが好きで、どんな夢を持っているのか?」が自分でわかること

です。

 

そんな学習と場づくりができる「ツール」さえあれば、先生方は自分の中の「本物」を追求しながら、子どもたちに将来を生き抜く力を授け、幸せに生きる道を見つける手助けができる。そうなれば子どもたちも先生もハッピーですね。
 
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まとめ

 
学校の先生のお困りごとを解決することは、自分の子どもの未来の幸せに繋がるのはもちろんのこと、未来の世界をより良くすることに直結します。
 
今回の知り合いの先生との対話を振り返ってみると、
・先生方の原体験を整理し、それぞれの「本物の教育」を深掘りする
・どんなことをすれば「本物の教育」に向かえるか一緒に考える
・自分の持っている「ツール」を使って一緒に考えれば、「本物の教育」に必要なことを1つひとつクリアしていける

ということがわかりました。

 

「相手のために、自分にできることは何か?」
それを自然と考えられるようになってきたのも、今毎日使っている「ノート術」のおかげです。
自分にできることを、やっていこう。

 

どうしても解決したいけど独りではどうしたらいいかわからない「熱い悩み」「孤独な悩み」をお持ちの方は是非お声掛けください。
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メール:simpleeelife.com@gmail.com

 

それではー!

 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。