まだ地域イノベーター留学に参加してないの?「つながりを革新する」プログラムに一般市民が参加すべき理由。

 
2015年10月に、興味本位で軽い気持ちで飛び込んだETIC.さん主催の地域イノベーター留学。ぼくは長野県上田市に住んでまして、「一般市民代表」として参加させていただきました。

 

受け入れ企業は、上田市で古本の買取販売事業をしているバリューブックスさん。
2016年2月までの5ヶ月間のプログラムが、2016年2月7日の修了報告会を持って終わりました。すげー楽しかったし、衝撃的かつ、人生が変わるくらいの貴重な経験をさせてもらいましたので書いてみます。
 
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住み慣れた町の魅力に驚きを隠せない

 
これは何度も書いていることですけど、「一般市民代表」のぼくが一番上田の魅力にとりつかれました笑。東京から来ていたイノベーター生よりも誰よりも!テンション上がっていた自信があります。
 
知らない場所、知らないお店、知らない人、、、
もうかれこれ10年以上住んでいるのに、よく通る場所なのに、新しい経験ばかり、刺激的なことばっかりだったんです。これは衝撃的ですよ。
 
ぼくみたいな「会社と家を往復して生きている」サラリーマンは、自分のまちのことなどほとんど知らないんです。表面的にしか見ていない。本当につまんない生活をしていたなと実感しました。
 
<参考記事>【上田市オススメスポット】え!?上田ってこんなにオシャレな町なの?上田市在住のぼくも知らない世界があってビビった話。

 

 

今まで出会わなかった人たちが素敵すぎる

 
次はこれ。人なんです。
おそらく、地域イノベーター留学に参加しなければ出会わなかったであろう人たちが、素敵な人たちばっかりだったことが衝撃的なんですわ。

 

ぼくたち上田チームは「上田を本の町にするにはどうしたらいいか?」というテーマでした。
そういう目で見ると、上田には図書館や書店がたくさんあって、本に関わる場所や歴史が豊富だったんです。

 

受け入れ企業のバリューブックスさんはネットを使って古本の買取販売をされていて、今やアマゾンでの販売は日本一とのこと。でかい倉庫が3カ所にあり、在庫はなんと100万冊近いそうです!ジャンルは違いますが、日本一大きい本屋である池袋のジュンク堂と同じくらいの在庫数ってのは驚きですね。
 
最近は地域に根ざした活動をしたいということで、ブックカフェNABO.(ネイボ)という店舗を運営し始めたそうなんです。オシャレだし、居心地の良い場所ですよ。気に入ってしまい、最近はこれでもかというくらい通っています笑。
 
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<参考記事>【NABO】あなたは隣人に何を望む?Books&Cafe NABO(ネイボ)が「まちの良き隣人」として存在している理由とその証。
 
ネイボで出会う人たちは素敵でポジティブな人が多く、今ものすごい良い影響を頂いております。

 

他にも、平林堂さん、なるに屋さん、ことば屋さんなどなど、、、個性的な本屋さんが多くあって、話を聞いてみると、「本で上田を盛り上げたい」というような気持ちがある人もちらほらいたりするんです。

 

図書館も前向きに活動している人たちがいたりするんですよね。
行政的な場所で働いている人って、申し訳ないけどやる気ない感じがしてたんですが笑、どうもみんながみんなそうではないようだとわかってきました。
 
<参考記事>【本】「上田の図書館ってワリとイケてるじゃん。」と思った瞬間:上田情報ライブラリーに行ってきました。

 

そうなんです。前向きで素敵な人たちにたくさん出会ったんです。
ポジティブなエネルギーに触れると、自分もポジティブになれる。
こんな人たちがたくさんいる町って、素晴らしい
ですよね。

 

でもそんな人たちの存在を知らなかったんです。でも知っちゃって出会っちゃうと生きる希望が湧いてきて、人生変わっちゃうような体験につながるんです。このプログラムのせいで、ぼくは会社を辞めることにしたと言っても過言ではありません笑。

 

 

本の魅力がやばいことに気づいてしまった

 
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上田市のテーマであった「本」の話に偏りますが、ご容赦ください。
ぼく、結構本好きなので。
 
本は、人生を変える出会いを連れてきちゃうってことに最近気づいたんです。最近、本つながりで本当に素晴らしい出会いが続いています。それについては今度書くとして、とにかく、これまでの素敵な出会いは言ってみれば本によるもの。

 

本単体でも、気持ちに寄り添ってくれたり、勇気をくれたりという魅力があるのに、時間も距離も超えて出会いを連れてきちゃうんです。すごい力ですよね。

 

 

まとめ

 
結果論かもしれませんが、地域イノベーター留学によって、人と企業がつながり、人と町がつながり、人と人の想いがつながりました。あなたの町はどうですか?というか、まだ地域イノベーター留学、参加してないの?笑
 
参加したことない地域があるのなら、チャンスがあったら迷わず参加すべきだと思います。

 

何より素晴らしいのは受け入れ企業です。
企業が人と町をつなぐ役割を担うって、ぶっちゃけ儲からない仕事が増えるイメージじゃないですか。事実、それをしたからお金が稼げたって結果は、全く出ていないわけで。
 
でもこれって、地域社会に貢献する素晴らしい仕事だったんです。
だって、ぼくみたいな上田のことを全く知らない一般市民が、上田の魅力を堪能して、たくさんの人とのつながりを生んで、町に出たくなる、活動する意欲とか希望をもらえたんですから。
 
今回ぼくたちは、売上やコストなどを経営課題に挙げないバリューブックスさんだったからかもしれませんが笑。
運が良かったかも。

 

あ、ちなみにバリューブックスさんは本の買取強化中です。
古本の循環は社会貢献ですよ。いらなくなった本が、誰かの人生を変えちゃったりするんですから。
何より、こういった素敵な活動を継続してもらえるように、いらなくなった古本はバリューブックスさんに売りましょう。(バリューブックスファンとして宣伝しときます笑)
 



送料0円の高価買取 Vaboo

 

この「つながりを革新する」地域イノベーター留学が、一部の人のものではなく、より多くの一般市民(特に会社と家の往復ばっかりのサラリーマン)が参加したくなるように仕掛けていくことは、地域活性化に効くし、町に住む人たちの生活を豊かにすると思います。

 

多くの人に伝えることは、たくさんの良質な経験をさせてもらったぼくの使命かもしれないと思い、ブログに書きました。
拡散希望!笑

 

これまで関わったみなさん!特に上田チームのみなさん!本当にありがとうございました!
それではー!

 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。