【書評】15分速読術の本を15分速読!「読書好き」のあなたが気をつけるべきたった1つのこと。

 

実際の成果を生むのは、知識ではなく行動です。

 

んー、、、なかなか刺さるお言葉ですねぇ。。。

 

必要な知識を15分でインプットできる速読術

必要な知識を15分でインプットできる速読術

  • 作者:高橋 政史
  • 出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
  • 発売日: 2011-12-13

 

図解 頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?」で有名な高橋政史さんの速読術の本は、「本を早く読む!」ノウハウが書かれた本ではなく、15分で得た知識を確実に行動に移すための本でした。
 
ぼくのように「読んで満足!」という読書を繰り返している人に、是非読んでほしい1冊です。

 

 

今までの読書

 
本を読むとスッキリすることがあります。
それは、頭の中にある言葉にできないモヤモヤを、目の前に文章として出現するからなんじゃないかと。傷ついた心を癒したり、共感で寄り添ってくれたり、困った時にはヒントをくれて、行動する勇気をくれる時もあります。

 

だけど本の魅力に身を任せるのがクセになると、本を読んで「はぁ〜よかった〜」って満足して、本棚にしまって3日後には感じたことを忘れている場合がほとんどになってしまいます。

 

「たえず新しい知識に接することが習慣になっていると、忘れることも習慣になってしまう。」
-ケン・ブランチャード「なぜ、ノウハウ本を実行できないのか―「わかる」を「できる」に変える本」より-

 

なのだそうです。人間は忘れる生き物ですからね。
でもぼくの読書は今までこんな感じでした。

 

 

何のための読書?

 
今のぼくに必要なのは、「得た知識を行動に移す」こと。
ぼくと同じような人が読む前にまず考えたいのが、「誰のために、何のためにその本を読むのか?」ということです。
 
この本を読んで得た知識を教えてあげたい誰か(もちろん自分でもオッケー!)を思い浮かべ、著者に聞きたいことやその本を読むことで得たいことを具体的に書き出すことから始めるのです。
 
あらかじめゴールを設定して本を読み始めることが、速読と行動には効くのだとわかりました。

 

 

アクションリーディング!

 
本の種類や目的によって、7つの読み方があります。
ぼくにとって今もっとも必要なのは、「読んだ知識をアクションに変える」ことですので、7つのうちの1つ「アクションリーディング」について重点的に学びました。

 

アクションリーディングの順番は、
1.問いを立てる
2.本を読みながら16のキーワードを抽出する
3.その中から3つの重要なキーワードを抜き出す
4.1アクションに絞り込む
5.30秒で伝えられる文章にする

です。

 

問いを立てる

 
とにかくやりたいこと、実現したいことを思い浮かべ、そのヒントが目の前にある本には絶対に書かれている!と信じてみます。著者に教えとか気づきを必ずもらえます。

 

 

16のキーワードを抽出

 
問いを思い浮かべながら、本をパラパラとめくり、16のキーワードを抽出します。
詳しいやり方は「必要な知識を15分でインプットできる速読術」に書いてありますので、読んでみましょう。

 

 

3つの重要なキーワードを抜き出す

 
16キーワードを素早く抽出したら、そのキーワードの周辺を読み込み、3つの重要なキーワードに変換していく作業です。
 
この時のポイントは、

 

キーワードを使いながらも「自分の言葉」で表現を言い換えていくことです。

 

ということ。自分の言葉にすることで、グッと理解もゴールへの距離も近づきます。

 

 

1アクションに絞り込む

 
3つの重要なキーワードをアクションを起こすための言葉にします。
すべてを統合してもいいし、その中からひとつ選んでもいいということ。

 

 

実践結果!

 
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バスの中でやったので、字が汚いのは許してください笑。

 

問い:
15分で本を読み、30分でブログにアウトプットできるようになるために、今日から実践し、習慣かすべき「1アクション」は何か?

 

16のキーワードを抽出し、出てきた3つの重要なキーワード:
1.「その本に、その著者に共感できる何かがあるか?」を意識して本を選ぶ
2.「誰のため?」「何のため?」という問いを立て、ゴールを明確にして本を読む
3.日々の「心を揺さぶる体験」を思い起こし知識を自分の言葉に変えて文章にする

 

1アクション:
日々の「心を揺さぶる体験・気づき」をログする

 

30秒まとめ:
15分で本を読み、30分でブログにアウトプットできるようになりたいと思い、高橋政史さんの「必要な知識を15分でインプットできる速読術」を読みました。この本を読んで今日から始めるのは、「日々の心を揺さぶる体験や気づき」をログしていくことです。
 
心を揺さぶる体験は、毎日必ず起こっています。それを感じるためには、「毎日を奇跡のように生きること」です。
心を揺さぶる体験や気づきは、自分にとってとても大切なこと。読んだ本と連動させてブログを書けば、本で得た知識は確実に自分のモノになる。
 
得た知識を自分の言葉にして、1アクションに変えることで、自分の人生も周囲の人生も変わっていくのだと高橋さんは書いています。
心を揺さぶる体験や気づきと、本から得た知識を、文章にしてブログにアップしていこうと思います!

 

 

まとめ

 
1冊の本から常に「1アクション」を紡ぎ出すことが習慣になったら、確実に人生が変わります。
今まで気づかなかったことが悔やまれる。。。

 

読んで満足してるビジネスマンのあなたは、早く読んだほうがいいですよ!
読むだけで終わらず、書いて、「1アクション」に変えましょう!
価値を生むのは知識ではなく「行動」です。
 

必要な知識を15分でインプットできる速読術

必要な知識を15分でインプットできる速読術

  • 作者:高橋 政史
  • 出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
  • 発売日: 2011-12-13

 

それではー!

 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。