やらない言い訳を探し続ける凡人たちに伝えたい、人生を変えるために日々の生活に取り入れるべき会社経営の常識。

 
凡人が人生を変えるためにまず必要なのは「時間」です。
やりたいことがたくさんあるのに、時間がない、時間がない、時間がない、、、






はい!凡人の口から真っ先に出てくる言い訳代表のお出ましです!
退治しましょう!退治じゃー!
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ぼくを含め、「時間がない」を言い訳にする人ほど、自分が1日のうち何にどれくらい時間を使っているのか分かっていません。
とにかくまずは、大ざっぱにでも把握し、突きつめていくことが重要です。

 

 

1日のうち「ライクワーク」に使える時間はどれだけあるか?

 
で、その把握方法について、上田市ではかなり有名な侍学園の長岡さんが24時間分割ナントカ論(笑)とかいう素晴らしい話をTED SAKUでされていましたので参考にしてください。


 
この動画は人生を変えたいと思う人でなくても、心がザワつく素晴らしい話ですので是非。

 

長岡さん流に考えてみます。
 
1日は24時間と限られています。
その中身をシビアに考えてみると、「ライスワーク」(長岡さんが呼んでいる生きるための仕事)に8時間、睡眠に6時間、食事や雑事に3時間と考える。そう考えると、1日のうちにやるべきことに必要な時間は17時間となります。

 

では、残り何時間あるか?そう実は、7時間もあるのです!
まったく時間がないと思っていたら、なんと7時間もある!知ってましたか!?
 
この「残り時間」のことを、長岡さんは好きなことをするための「ライクワーク」に使う時間であると位置づけています。儲けがなくても、意味がないと言われても、自分がやりたいことをやる時間が1日最高7時間は捻出できるはずなのです。

 

「いやいや、会社の仕事は8時間では終わらないよ!」
「残業が!移動の時間が!」「家の雑事が!」「子育てが!」「休みたい!」・・・
 
まあ付随する言い訳はたくさん出てくることは容易に想像できます。
どんどん突きつめていきましょう。

 

 

自分が使っている貴重な時間を意識する

 
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その時間を7時間からさっ引いて、どれくらい残りますか?
本当に残業しなければ生きていけないの?仕事の効率を高める努力はしている?
自分のやりたいことを犠牲にしてでも自分のイメージを守りたい?
休日はどれくらい時間を使えますか?お盆休みは?お正月休みは?

 

大抵は、どうでもいいことに無意識のうちに貴重な時間を使っています。正確に言うと、時間を貴重なものだと思っていないのです。でも人生には限りがあって、世界中の人に平等に与えられた財産。

 

とにかくまずは、自分が何にどれくらい時間を使っているのか意識する必要があるのです。
「やりたいことがあるけど、時間がないからできない」と諦めるのはまだ早い。

 

 

はっきりさせることの重要性

 
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人間は強欲ですから、自分のやりたくないことはできるだけ排除して、自分のやりたいと思ったことはできるだけたくさんやりたいと思います。でも、やりたくないことに目をつぶれば後々雪だるま式に厄介なことが大きくなることもあるし、目の前を通りすぎる一過性のやりたいことに食らいついていては、もう抱えきれません。

 

何度も言うように時間は限られています。
だから、膨らみすぎた散漫な意識のすべてを1日の中で実現することは不可能。

 

その7時間の中で、本当に自分がやるべきことと、どうしてもやりたいことは何なのか?
はっきりさせて、つまり優先順位をつけて、限りある貴重な時間を使うことが重要ってことです。

 

これって考えると当たり前のことですが、凡人はまったくできていません。
ただ、目の前のことに気をとられて不満を垂れ流す生き物なのです。

 

 

「どうしてもやりたいこと」を見つける方法

 
それは(うまいヘタは置いておいて)どんなに時間がなかろうが、誰に何と言われようが、どれほど過酷な環境であろうが、これまでずっと続けてこれたことにフォーカスしてみることです。
 
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photo credit: via photopin (license)

 

趣味なんて何もない、、、と嘆く前に自分の中に見つけてみてください。
体を動かすことでも、土をいじることでも、そうじでも、目の前のプチプチをすべて割ることでも、音楽を聴くことでも、激安の宿を探すことでもゲームでもなんでもいいんです。

 

ほんの些細なことでもいいから、なぜか夢中になってしまうこと、時間を忘れてのめり込んでしまうこと、喜びを感じてしまうこと、誰にも評価されなくてもやれることが、これまでの人生の中で必ずあるはずです。ないハズはないのです。自分を信じましょう。

 

 

「どうしてもやりたいこと」で社会をより良くできないか?一回考えてみる

 
共感したので長岡さんのスピーチからパクりますが笑、誰もがみんな、幸せな人生を歩みたいと願っています。
で、幸せを感じる段階があって、最初は与えてもらう幸せ、次に自分でできる幸せ、最後に誰かに与える幸せとステップを踏んで上がっていく。上がれば上がるほど、幸せは大きくなっていくそうです。

 

見つかった「どうしてもやりたいこと」は、他人には理解されないかもしれません。
でも、自分の中で喜びを完結させながら続けられるので、どんどんうまくできるようになります。
もしかしたら知らないうちに、ものすごくできるようになっているかもしれません。

 

そしてそれが、誰かの役に立つことだったり、喜びや感動を生むものだとしたら、さらに次のステップの大きな喜びに巡り会えるのです。
だから、自分の中にあった「どうしてもやりたいこと」を見つけたら、「それが社会をより良くすることにつながらないか?」を一回考えてみるといいと思うんです。

 

自分がやりたいことをやったら、誰かの役にも立って、喜んでくれる人がいた。
そしたら自分もめっちゃ嬉しくて、またやれる!
そんなサイクルになると素敵すぎませんか!?考えているだけで幸せになってしまいます笑。

 

 

「選択と集中」という考え方を取り入れる

 
で、これならイケルかも、、、と思えたら、それを「選択」し、「集中」的に時間を使います。
「選択と集中」。1980年代からGEのジャックウェルチさんが実践した戦略として有名ですよね。

 

全部やりたいけど、限られた時間の中で全部はできない。
だから、大切でないものは削ぎ落すために、本当にやりたいことを発見・選択し、幸せが大きくなってさらに継続できるようなサイクルの中に意識的に身を置くのです。

 

 

まとめ

 
・1日24時間をどう使うかを切り分けて考え、
・自分がこれまでずっと続けてこれたことを発見し、
・それが社会をより良くすることにつながらないか?」を一回考えてみて、
・これならイケルと思ったものを選択し、ライクワークの7時間で迷いなく集中する。

 

これ、どうでしょうか!
いいかもしれません!

 

時間は有限です。
やらない言い訳探しはもうやめて、「選択と集中」で一緒に人生をより良く変えていきましょう。

 

それではー!

 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。