一部上場企業を辞めて長野県上田市に移住したぼくが、あなたに伝えたい7つのこと。

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ずいぶん前の話になりますが、ぼくは2005年の3月に3年間つとめた東京の会社を辞めて、長野県上田市に引っ越しました。

 

ぼくの歩んできた人生について

ちょっとだけ自己紹介させてもらいますと、ぼくは1980年1月1日に杉並区のけっこう有名な病院で産声をあげたようです。

ぼくの両親はどちらもいいところの坊ちゃん嬢ちゃんだったようで、お金はかなり持っていたと思われます。

子どもの頃、欲しいものはほとんど買ってもらえてたし。

物欲にまみれた屈折した少年時代だった(気がします、、、)。

小学校転校をキッカケに友達とはうまくいかず、いじめられた時期もありました。

振り返ってみれば、嫌われたりいじめられることが本当に怖くて嫌で、自分を守るために、他人の目を気にして媚びることを覚えた気がします。

<参考記事>いじめられたことがあるキミへ。取り返しがつかなくなる前にこれだけはやっておけ。

中高時代は仲間と部活と環境にも恵まれ、楽しく過ごすことができましたけどね。

家のことを話しますと、ウチのオヤジは、頭のネジが何本か飛んでいる人で、「お金は湯水のごとく湧いてくるもの」みたいなことをよく言ってたと母親に聞いたことがあります。

熱しやすく冷めやすい、キレやすいのに温かくて優しい、そんな極端な内面を外に向かって表現することをためらわない人だった気がします。

今思うと逆に魅力的なオヤジだなーと(母親は苦労したんだろうなと思いますw)。

まあそんな行き当たりばったりのオヤジですから、そりゃずっとうまくいくわけはない。

バブルが崩壊して、やっていた株は泡と消え、株の収益を見込んで建てたビルは傾き、もらった遺産は母親の分まで食いつぶし、当時はなんにも知らないただのアホだったぼくが大学に行くちょっと前くらいから、ウチはおかしくなってきていました。

本当にありがたいなと思ったのは、そういう苦労をなるべく見せないようにしてくれた両親です。

気を使わなければならない家族に生まれていたら、東京を出ていま長野県にいることはあり得ない人生でした。

で、大学時代を遊びと自堕落な生活で満喫し、お金と時間を無駄に浪費した中で運良く現在の妻と知り合い、2002年に大学卒業後、東京の会社で働きはじめました。

いまの奥さんとは大学時代に知り合い、そのまま東京に一緒に行き、新入社員になってまだ1ヶ月も立たないうちに異例の結婚。

その後仕事もプライベートも楽しく過ごしまし、2004年24歳のときに子どもが生まれ、移住の転機となった、というワケです。

 

長野県上田市に移住したあとの仕事について

移住後、長野県の御代田というところにある工作機械メーカーで働きました。

製品をお客さんの工場に据え付けて操作指導をしたり、新製品を使ってみて品質をチェックしたり、インナーブランディングプロジェクトという組織活性化活動にも参加しました。

で、実は2016年にはその会社も退職し、

<参考記事>とにかく会社を辞める。話はそれからだ。

現在は上田市にある古本屋バリューブックス
で楽しく働いています。

<参考記事>なぜぼくはバリューブックスで働くのか?

 

そんなこんなで、上田市に移住したあとは大きな変化がたくさんありました。

さてさてそれでは、移住をしようと思っているあなたに伝えたい7つのことについて書いてみます。

 

1.なぜ上田市に家を買ったのか?

一番はじめに思い浮かぶ理由は、「大学時代を過ごした上田という街が好きだったから」ということ。

空気も水もおいしいし、自然も美しい。

家の購入はほんと深い理由などなく、家賃と毎月のローンが同じくらいだったから。

だったら時間掛かっても自分のものになったほうがいいや!ということで35年ローンを組んでしまいました。

いやーあの頃は何も考えてなかったなー、、、バカは最強です。笑

でも、行動を起こさせたもっとも大きな理由は、

生まれた子どもを自然の中でのびのび育てたい

ということ。

東京に勤めていた当時、子どもが生まれて直感的に「子どもをこんな場所で育てたくない」と強烈に思いました。

長男が生まれて3ヶ月で一軒家購入の契約をかわし、半年後にはもう長野県上田市に住んでいました。

自然の中で子どもを育てたい、住むなら長野県上田市がいい、奥さんの実家も上田市にあるし。

と、他の場所を探したりするわけもなく、なんの迷いもなく「上田に戻る」という選択になりました。

 

2.電車通勤は消耗する

社宅に住んでいたんですけど、その会社、東京の日本橋に本社があるくせに社宅はなんとそこから1時間30分人がギュウギュウにつまった電車に揺られないと通勤⇔帰宅できない場所にあったのです!

まあ、「じゃあ社宅に住まなきゃいいじゃん!」と言われればそれまでなんですけど笑。

当時はお金もなかったし、「仕方がない」という思考停止ワードを使って知らないうちに消耗していました。

あの時は月一回映画を観に行くのが目標だったなぁ。

東京は近場でもギュウづめ電車に乗らなきゃいけないのは変わりません。

あれは本当に消耗します。

特に夏場、スーツ着てよく通ってたよなぁ…

今じゃ考えられない。

 

3.田舎に住むと命を育てたくなる

田舎って土地あまってるじゃないですか。

ぼくはそんなに庭が欲しかったわけじゃなかったけど、不本意にも手に入っちゃうじゃないですか笑。

そうすると自然とこうなってきちゃうんです。

しだれトマト。笑 #上田市 #トマト

大野晃義さん(@hagemarua)が投稿した写真 –

ミニトマト!うまし!#信州 #上田市 #トマト

大野晃義さん(@hagemarua)が投稿した写真 –


<参考記事>田舎に住んだら畑するでしょ?永田農法でつくる甘くて酸味のきいたおいしいトマトの作り方

 

命を育てるということにはとてもエネルギーを使いますが、その中に癒しもあります。

毎日毎日グングン成長していく様を見ていると、命は日々成長しているんだということに気づかされます。

その瞬間に咲き誇り、生きた証をこの世に落として、枯れていく。

サイクルの速度や強弱の違いだけで、すべてに共通する事象なんですよね。

田舎に移住すると、なんとなく現代を日常を生きていると感じられないことが感じられるようになってきます。

 

4.生きててよかったと思える瞬間が爆発的に増える

この地に移住して本当に良かったと思うのは、やっぱり自然が最高だということ(なんか自然ネタばっかり…)。

特にソラが最高なんです。

めちゃくちゃキレイなんですわ。

写真2
写真3

 

上田市は日本でもトップクラスの晴天率を誇ります。数多くの映画のロケ地になっています。
信州うえだ ロケ地探訪マップ – 上田市景観マップ –

#信州の空

大野晃義さん(@hagemarua)が投稿した写真 –

#信州の空 #上田市

大野晃義さん(@hagemarua)が投稿した写真 –


<参考記事>【life】悩んでないで信州に移住だ!上田市に住んで本当によかったと思うこと。

 

朝日や夕焼け、山の大きさ、透き通る風の心地良さ、草木の匂い、土の感触、鳥のさえずり、生き物の躍動、水の味わい、、、

自然を感じると、五感が研ぎ澄まされ、心が感動した後に「なにか大きなものに守られている」ような気がして落ち着いてきて、命を命と思える瞬間、「ああ、生きているんだな」みたいな不思議な感覚になることがあります。

ケロケロッ!

大野晃義さん(@hagemarua)が投稿した写真 –

 

この感覚は人にもよるし、おそらく子どもの頃から田舎暮らしが当たり前になっている人には味わえない感情かもしれませんが、「生きていてよかった」と思える瞬間が爆発的に増えるんです。

あー田舎最高!

 

5.でも無目的な移住はおすすめしない

このように、最高なことがたくさんあるのですが、ぼくのようにただ田舎に移住したいと言って「移住をゴール」にしてしまうというのはどうかとおもうんです。

経験上ですが、「大学に行きたい!」「起業したい!」「移住したい!」という表面的な気持ちだけでは、その時のエネルギーは爆発しますけど間違いなく長続きしません。

そのあとどうするのか?それを使ってどうしたいか?ほとんどの事象はキッカケやツールに過ぎないのです。

好きなこと、やりたいこと、自分が歩みたい人生というのは自分でもなかなか理解できないものですが、移住したその先になにをみているか?移住というキッカケを、そこで手に入るツールを、最終的な自分の人生にどう生かしたいのか?をまず始めに考えておくと、住みたい場所も、出会いたい人も、手に入れたい自由も、自然と見えてくるんじゃないかなと。

ぼくはただ「移住したい!」と吠えていた人間だったので、今頃になっていろいろと悩んでいます。

後悔しているわけではありませんが、もしあのとき「移住の先に見えるもの」について考えていたら、今頃はもっと違った景色が見えていたかもしれないなと想像します。

 

6.移住は人間を変える!

一回転職した人ならわかると思うんですが、「わからんけど、人生まあなんとかなる」的なマインドが生まれます。

ぼくの場合は冒頭にも書いた通り本当にバカで、前の会社に在籍中に上田に家を買ってしまい、生活費を稼ぐあてもまったくないままとりあえず引っ越ししました。

子どもが生まれたばっかりで家族2人養わなきゃいけなくて、ローン背負って新しい生活をスタートして、無職!

って、友達にかなり笑われましたね笑。

でも「なんとかなる」って本気で思っていました。

その瞬間、これまでレールに乗って世間並みにやってきた自分がはじめて自分の人生に「自分事」になりました。

 

でも結局は、世間の「常識」から逸脱できずに企業に就職してしまい、いまはぬるま湯につかって自分事が薄れていく日々を過ごしてしまっています。

あれ?おかしいな、、、「移住は人間を変える!」とか言いながら変わっていないぞ。

なぜだろうか、、、

おそらく、いったん安定した生活を手に入れてしまった後、まあ今のまんま世界が回っていれば大丈夫だし、家族がいるのに思い切ったことはできないよな、みたいな言い訳たっぷりのクソやろうになってしまったのです、ぼくは!

なんだ!人間変わってないじゃないか笑!

いま気づきましたよ。

「変わらなければ替えられる」を合い言葉に、いまからやり直します笑。

 

7.「田舎へ移住」で人生を加速させるために

田舎への移住はマジ最高なんで、まだ東京で消耗している方は一度は真剣に自分の人生に向き合って、移住を検討してみたほうがいいと思います。

坂爪さんいばや通信で、「自分のチューニングができていない人は不協和音を発していて周りのひとを混乱させる。」と言っていて、続けて「自然に触れると自分をチューニングできる。」と語っていました。

「自分がいいなと思うものに触れたりすると、自分の身体をチューニングできている感覚を覚える。チューニングができていない身体は、不協和音を発して周囲の人達も混乱させてしまう。自分の身体をチューニングする方法は幾つもあるが、そのひとつが『自然に触れる』ことだと思っている。」

Posted by 大野 晃義 on 2015年7月9日

 

そして、ぼくの薄っぺらい経験から言えるのは、移住を決める前に、

「移住のその先に見えてくる楽しみや幸せをイメージしておく」

「目的を持って移住先を吟味する」

ことです。

ぼくのような凡人は、常に目の前の辛い現実から逃げ出すことを考えてしまいますが、田舎への移住は逃げ出すためのツールではありません。

自分の人生をより良くするためのツールです。

必要なのは、移住の先になにを求めるのか?です。

ぼくのようにまたレールに戻るのでは本当に望んでいる自由は手に入りません。

 

まとめ

ぼくは移住しただけで、現在もまだ誰かの敷いたレールの上を走っていますが、敷かれたレールを走ることに疑問を持てたのは移住のおかげです。

移住が、ぼくの望んでいた「本当の自由」を魅せてくれました。

遠回りしましたが、ここから少しずついらないものを捨てながら、自由になっていきます。

あなたがいま持っている人生の文脈と、他の人には絶対に持ち得ない視点で、移住した先でどんなことをしてみたいか考えてみてください。

きっと、田舎への移住があなたの人生を豊かにするブースターになるはずです。

 

いまなら上田が熱い

そして是非一度、長野県上田市を候補に入れてください。

上田はいまかなり熱いのです。

仕事だってありますよ!

ぼくが働いているバリューブックス
では、現在エンジニアとwebデザイナーを募集しています。

株式会社 バリューブックス ウォンテッドリー

 

うちのゆるキャラ社長(笑)が、最近文春砲を打たれました。

僕は、ゆるキャラだったのか^ ^
初の文春砲。

色々な企業に潜入取材をして話題の横田さんの取材だったのでちょっと怖かったけど。
すごく丁寧に取材をしていただき、
ありがたかったです。

中村 大樹さんの投稿 2018年7月7日土曜日

 

ね?面白そうでしょ?

上田に移住を考えていて、バリューブックスの取り組みに興味があるという方は、ぜひご連絡ください。

上田のオススメスポット、ご紹介しますよ^ ^

<参考記事>
【上田市おすすめまとめ】「心と体が喜ぶ健康な食事」をいただける上田のお店まとめ。(随時更新)
【上田市オススメスポット】え!?上田ってこんなにオシャレな町なの?上田市在住のぼくも知らない世界があってビビった話。



 

それではー!

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ 現在、長野県東御市というところに住んでいます。 東御市は青空がキレイなところで、とてもいいところです。 毎朝欠かさずにバターコーヒーを飲んでいます。 みなさんにも飲んでもらいたくて、毎週水曜日、上田市にあるNABOで淹れております。よかったらどうぞ^ ^