ブログ炎上恐れるなかれ!「あなたのため」という甘い言葉には、相手をコントロールしたい欲望が見え隠れする。

 





 

こんにちは!大野です。
今日もよろしくお願いします!

 

わたしは、今働いている会社でも社内イントラの中でブログを書かせてもらっています。
読んでくれる人の顔が思い浮かべやすいので割と的確な記事が書けていると思うし、何より読む人がわたしのキャラを知っているということが大きいんだと思いますが、社内の方々から「良かったよ」とコメントをもらう機会もそこそこあります。
 
いやー書いたことに対してコメントをもらえるって嬉しいですよね。なにより、その反応が「共感」であればなおさらです。単純なわたしは、「同じ気持ちだよ」という意思表示をされると猛烈に喜びを感じてしまいます。

 

でも最近は、「お前の考え方は間違っている」という反応もとても貴重で価値のあるものだとも気づきました。
 
たまに、「今回のブログ、炎上してるね」とも言われます。
たぶん本人が知らないんだから炎上とは言わないんでしょうけど笑。
 
色んな種類の反応がありますよね。今日はその反応について感じたことを書いてみます。

 

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photo credit: License Free Photo – Creative Commons by gnuckx via photopin (license)

 

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自分を見失ってしまう危険

 
他人の共感は甘美なもの。ついつい追い求めてしまいます。
でも、その喜びを味わいたくて他人の共感を集めることに必死になると、自分の軸が揺らぎます。自分の価値観というよりかは他人の価値観を優先し、なぞるような書き方になってしまう。
 
極論すれば書き方は生き方です。生き方が他人の価値観をなぞるものではいつか辛くなります。

 

だけど共感は欲しいですよね。わかって欲しい、認知して欲しい欲はあるわけです。
そのはざまで揺れながら、書くのが大切。

 

 

他人の反感の中にある価値

 
他人の反感とは、自分が気づいていない視点です。
反感を持った人は、おそらく自分軸を持っている人で、他人の価値観に流されない生き方をしている人だと想像します。だから言いたくなる。「お前の考え方は自分のとは違う。言わせてくれ。」と。
 
エネルギー量もスゴイですよね。面倒だから何か思ってもスルーしちゃいます。
恨みや憎しみも、生きる力になり得ます。それに対抗できるだけの力を、自分も出さなければ相手に失礼だと思う今日この頃です。
 
だから、その反感は貴重です。
学びがあり足りない視点を気づかせてくれて、生きる力を発揮するキッカケをくれて、未熟で未完成な書き物を完成形に近づけてくれます。それに真っ向から主張をぶつけられると、こちらも焦ります。弱い部分が浮き彫りになり、自分という人間を自覚します。本当にありがたい存在。

 

 

問題はどちらにも属さない人

 
なんですよ。
自分が傷つかないように、影から砲撃してくる人。
表面的な文句だけ言われても、主張や想いがまったく伝わってこないから、新しい視点も得ようがない。生きる力をぶつけあうこともないわけです。
 
しかも最も厄介なのは、その騒ぎを抑え込もうとして、「あなたのために言っているんだよ」と優しく諭してその場を丸め込もうとする人です。以前からものすごい違和感を感じていましたが、その度に本当に自分のことを思っていってくれてるんだと信じこむようにしていました。

 

だけど、
 


 
なんです。違和感の正体はこれでした。

 

子育てしていても気づきます。
親や大人は自分が子どもを思っている方向に導きたいとき、「お前のためを思っている」という言葉を使ってしまうんです。子どもはその言葉によって自分のはち切れんばかりの生きる力、主張を抑え込み、自分自身から涌き上る気持ちのまま生きることを諦めていく。
 
それに気づいてから使わないように心がけています。

 

 

まとめ

 
結論、「あなたのために言っている」はスルーです。
その言葉に反応することは自分の人生の主導権を他人に委ねるということです。
 
自分の人生に責任を負えるのは、自分自身しかいません。
当たり前だけど見落としがちなのは、他人は自分の人生に責任を負えない、負えるはずがないということ。
 
耳を傾けるべき言葉は、コントロール欲のない、真剣に自分の人生を生きている人の言葉です。

 

自分を貫くなら、炎上を恐れない覚悟は必要ですよね。
 

 

あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています。
それでは!
 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。