【映画】「暗殺教室」子どもに観せるか悩む必要ありませんよ。殺せんせーが暗殺を通じて伝えたかったこと。

 
はい!どーも。
今はまだしがないサラリーマンのオーノです。
ヨロシクお願いいたします。

 

子どもがどうしても観たいというので、この前上田アリオで「暗殺教室」観てきました。
4才の娘も連れて、20:30スタートの映画を、家族5人揃って観た!思い出に残る素晴らしい体験。
 
IMG_20150505_202307

 

暗殺教室ってダークでグロテスクな映画をイメージしてて、子どもに観せるのは気が引けてたのですが、そんなことはありません。「殺す」という言葉が乱発されるのが気になったくらいで、とても良いストーリーでした。
(まあ、凝縮して2時間程度にまとめているので話が急展開してせわしなかった部分もありましたが、、、)

 

あらすじと感じたことをまとめてみます。

 

 

あらすじ

 
マッハ20のスピードで動くことができるタコ型生命体の通称「殺せんせー」が現れ、月に穴をあけたり3月までに地球を破壊すると言います。世界中の軍隊があらゆる手を使って暗殺しようと試みますが、まったく歯が立たない。
なんとかして暗殺しなければ地球が滅亡してしまう。
 
そんなときに、殺せんせーはどっかの学校の落ちこぼれクラス3年E組の担任になります。
理由は映画を観ればなんとなくわかります。たぶん。
 
3年E組の生徒は殺せんせーの勉強と暗殺の授業を受け、殺せんせーを暗殺しようと毎日がんばります。
暗殺を通じて、落ちこぼれ3年E組の生徒は成長していくのです。

 

スポンサードリンク




 

 

殺せんせーという存在

 
殺せんせーはタコのようなとても人間には見えない生物で、しかも世界中の軍隊が束になってかかっても倒せない、地球をもうすぐ破壊しようとしている恐ろしい存在です。
 
ですが、落ちこぼれだと隅っこに追いやられて、劣等感まみれの生徒達を熱心に指導します。
「暗殺」を通じて1人ひとりの個性を見極め、引き出し、さらに勉強まで教えます。
 
恐ろしい生物のクセに、1人ひとりに寄り添う先生の鏡の要な存在で、生徒の中では「殺さなきゃいけないのに愛おしい存在」という複雑な存在になっていきます。

 

 

殺せんせーが教えたいこと

 
もーなんか相反するものを使われまくって複雑すぎてよくわからんのですが笑、殺せんせーを暗殺するという目的の中で生徒は生かされていく。しかも本気で掛からないと倒せないから、本気で暗殺しようとしているくせに、殺されては困るワケです。好きになってしまっているから。
 
でも暗殺しないと、来年には地球が破壊されてみんな死んでしまう。。。

 

いやーいいですねー!人生みたい笑。
白か黒か、1か0か、、、なんでも「はっきりさせるべきだ!」と思い込んでしまいがちですが、大抵のことはどっちかに答えを偏らせているだけで、はっきりなんてできません。
 
例えば、仕事をする上で大事なことはお金?志?という話だってそうです。
2つとも回ってはじめてうまくいく。
 
<参考記事>「お金」か?「志」か?「人はパンのみに生きるにあらず」という言葉の意味を捉え、先入観を捨てよ。

 

殺せんせーは暗殺を通じて生徒の個性と本気を引き出し、さらに暗殺すべき対象でありながら殺されたら困るという不可思議な自分という存在を使って、「生きる」ということはなんなのか?というのを身をもって伝えようとしているのです。

 

 

まとめ

 
殺せんせーの生徒になりたいですね笑。
うちの奥さんも「殺せんせーに会いたい」と言っていました笑。
 
なんでも一方的に教える(押し付ける)のが良いことではないのです。
 
その子の特徴を捉え、長所を伸ばし、短所も長所になり得るというのを伝える。
その子に寄り添い、本気になることの気持ちよさ心地良さを体で教え、人生捨てたもんじゃないんだぜ!と伝える。
 
とても難しいことですが、親として、大人として、見習うべきところがたくさんありました。

 

殺せんせーのように、誰かの生きる力を引き出せる人間になりたいと思いましたね。
観て良かった。

 

映画公式サイトはこちら。
映画『暗殺教室』公式サイト

 
TVアニメもやるんだ。
TVアニメ「暗殺教室」公式サイト

 

マンガも出てます。

 

あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています。
それでは!
 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。