「不妊症かもしれない」と思った夫婦がやるべきこと(実体験より)

 

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photo credit: kaibara87 via photopin cc

 
実体験といっても、ほとんど奥さんが経験したことなんだけどね…..
まあいいか。自分のことのように書かせていただきます。笑

以前、「まずは夫婦の未来をよく話し合うこと」の必要性について書きました。

 

「不妊症かもしれない」と思った夫婦がまずはじめに考えるべきこと。 | SimpleeeLife
私たち夫婦は、一番最初の子どもを授かるまでに約2年くらい掛かりました。 辛いときもあったけど、それらを乗り越えられたからこそ騒がしくも幸せな「今」があると思います。 …

 
今回はその後どんな行動を起こしたのかを書いてみようと思います。
これはあくまで私たち夫婦の経験です。きっとそれぞれの夫婦にあった方法が必ずあると思います。
一つの事例として読んでみてください。

 

 

そこらへんの近所の病院には行かない方がよい

やみくもに近くの産婦人科には行かない方がよいです。
ウチはとりあえずなんかわかるかもしれないから行ってみようということで、近くの病院にいったら散々でした。
アレコレと「イヤな」検査を受け、結局なんにも得るものはなかった。
アドバイスは「基礎体温を測ってください」くらいの本にも書いてあるようなことだけ。
病院には行かない方がよいと言っているわけではありません。とても良い病院がたくさんあります。

赤ちゃんを授かる大事な体です。
病院はしっかり調べて、「ここなら信頼してもいいか」と夫婦で思えたところを選ぶべきだな〜と思います。

また、病院に行く場合は、絶対という確証がない限り夫も検査を受けるべきだと思います。
男は「オレには問題ない」なんて軽く考えがちです。私もそうでした。
以下のサイトによると、日本の6組に1組が不妊症に悩み、その半数は男性に原因があるそうです。

 

ハートネットTV:2012年10月24日の放送 – NHK福祉ポータル ハートネット

 

男性の意識の問題です。「子どもを作れない男」として見られることを恐れ、診察を受けたがらない男性が少なくないのです。そのため、治療を受ければ治る可能性があるにも関わらず、放置されているケースが多いといいます。

 

結果的に自分には問題はなかったのですが、意識が足りなかったという反省はあります。
皆さんにも気をつけて欲しいです。

 

 

妊娠について勉強した

不妊症というか妊娠のメカニズムみたいなことについて本を読んで勉強しました。
今思うと、なんとなく知っていることって全然知らないのと同じレベルです。勉強してみると、赤ちゃんは偶然授かるものではなく、授かるべくして授かるものなんだな〜とわかります。

ものすごく古い本ですが、これを読んで奥さんと真面目に勉強した記憶があります。
 

 

 

基礎体温を測り始めた

基礎体温を毎日同じ時間に測ることは、測っているその瞬間は面倒なだけだと思いますが、長期間のデータをグラフにしてみると体にどんな変化があったのかが面白いようにわかります。
測ってグラフにする、これもほとんど奥さん1人の努力なのですが(笑)、グラフにするくらいは手伝いました!
基礎体温測定も「これで何がわかるんだ?」って思っていたから、なかなか続かなかったんですが、あるキッカケで続けられるようになりました。
これについては後ほど。
 
そして、体温計にはお金を掛けるべきだと思います。
二度寝して記録できなかったり、データを蓄積する手間をできるだけ小さくしたり。
本当に面倒な作業だと思うので、奥さんの負荷が少しでも軽くなるなら多少高くても旦那さんは真面目に検討した方がよいと思います。

 

オムロン 婦人体温計 MC-642L-PK ピンク【ウェルネスリンク対応】
by カエレバ

 

探してみたらこんなのありました。
昔と違うな〜
コレ、データ通信してグラフ化できるみたいですよ。しかも予測測定なら10秒!
病院とか本からは、時間が掛かっても実測値の方が良いって言われるんですけどね…..
でも体の変化を捉えられるようなら、予測測定でもいいかもしれません。

 

使ったことはありませんが、妊娠するための手助けをしてくれるアプリも。
こんなのあればもう少し楽だったろうなー、なんて思いました。

 

 

 

中国漢方「薬寿堂」に頼った

不妊症について色々と調べていると、私たちの場合は中国漢方に行き着きました。
当時は埼玉県に住んでいて、ここだ!と思った「薬寿堂」は神奈川県。とにかく行ってみることに。
 
中国漢方薬寿堂:やくじゅどう【周期療法|タン先生|譚先生】

 
ホームページは怪しい感じもありますが…..素晴らしい出会いだったというのは事実です。

 

言っておくと、私の奥さんは「生理不順」の状態でした。つまり、定期的に生理がこないのです。
取っていた不揃いの基礎体温表を持って、今の体の状態などを薬寿堂の先生に相談したところ
「今は少し妊娠しにくい体の状態だから、漢方で本来の体の周期に整えましょう。」ということで、先生は「不妊症周期療法」について説明してくれました。言葉には説得力があり、実践による結果が自信になっているのもよくわかりました。
あと、基礎体温表がないとなんにも分からないということを教えられました。
すべては基礎体温表が語ってくれる。この実感から奥さんは毎日がんばって基礎体温を測るようになった(と思います)。

そして、最後に先生はこう言ってくれました。

「大丈夫。必ず赤ちゃんできますから。」

涙が出るほど嬉しい言葉だった記憶があります。

 

そんなこんなで、漢方はちょっと高かったけど、その先生を信頼して漢方にチャレンジすることにしました。

 

 

その後、奥さんの努力の甲斐あって、生理不順は改善され無事赤ちゃんを授かることができたのです。
仕事中に、奥さんが泣きながら「妊娠したかも」って電話してきたことを今でも鮮明に覚えています。

 

振り返ってみると、ウチの夫婦に必要だったのは、

○夫婦が向き合うこと
○真剣に勉強すること
○基礎体温をがんばって記録していくこと
○妊娠ができる体の状態にもっていくこと
 (ウチの場合は漢方だった)

だったようです。

 

 

これは一つの事例でしかないと思います。
でも、どこかの誰かのほんのちょっとしたキッカケにでもなればいいなと思います。

それでは!

アドセンス

 

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1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。