【起業】日本一起業しやすい県を目指している長野県に住んでいるので、信州スタートアップカンファレンス2015に行ってきました。

 
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松本のコワーキングスペースknower(s)(ノワーズ)が企画した、信州スタートアップカンファレンス2015というイベントに参加してきました。
 
Social Hub Space「Knower(s)」 | 長野県松本市の初のコワーキングスペース「ノウアーズ」です。

 

長野市にあるCreeks Coworking(クリークスコワーキング、こちらもコワーキングスペース)のFBでの告知で知りました。本当に感謝です。
 
top | Creeks Coworking

 

あと、わたしの大学時代の友人、井上拓磨がパネリストとして出るというのも大きなキッカケになりました。彼は上田市でHanaLab.(ハナラボ)というコワーキングスペースを運営しています。
 
CoworkingSpace HanaLab.

 

長野県は今、コワーキングスペースが盛んな模様。
刺激的なつながりがコワーキングスペースという場でどんどん量産され始めている感じがします。

 

で、参加した感想。
刺激的すぎて頭がパンクしました笑。
マジで行って良かったです。この内容で参加無料って、知らなかった人はホント損してるよなと。
 
わたしの視点に偏りますが、当日の流れと聞いたこと感じたことをシェアさせていただきたいと思います。

 

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イベントの流れ

 
①基調講演
・奥田浩美氏(株式会社ウィズグループ)
・吉田浩一郎氏(株式会社クラウドワークス)
②3分ピッチ11名
③長野県の未来の働き方と起業セッション
・モデレーター:佐藤駿氏
・パネリスト:吉田浩一郎氏、大手智之氏、井上拓磨氏、広瀬毅氏
④起業しやすい環境づくりセッション
・モデレーター:中山拓郎氏
・パネリスト:奥田浩美氏、吉原ゴウ氏、関野友憲氏、寺久保拓摩氏、児玉光史氏

 

 

印象に残った話

 
・奥田浩美さんの話
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奥田さんは「変わった人」という印象(すみません笑)。
 
お父さんが変わった人のようで、教育者だったそーなのですが勤務希望地を必ず白紙で出すそうで、そうなると赴任先はほとんど誰もいかないような僻地になるそうです。「誰も行かないようなところに行くんだ」というのがモットーだったと。
 
教育の手が行き届いていない場所こそが自分が必要とされているところだ、という考えだったのだと思います。

 

その父親に言われるがままに22歳まで生きてきた奥田さんが、教員になる直前に行ったインドのムンバイで、
「見えている未来に向かって生きるのはもう嫌だな」と感じた時に、初めて自分の人生に自ら舵を切ったそうです。教員になる道を捨ててムンバイ大学へ。

 

その後は、「課題のあるところにビジネスチャンスあり」と考え、身近な課題・問題をどんどんビジネスに変えながらここまで来たそうです。現場の課題から逆算してビジネスにすべきだと。

 

「自分の課題と想いがビジネスにつながる」という題名でのプレゼンで、起業に興味を持った参加者への印象に残った言葉。
 
・かっこいいと思えることを一番にやろう
・居心地が悪いと感じる場所に如何に身を置くか?
・とにかく自分とは違う種類の人間、違う感覚・価値観を持った人と出会い、話すことが大切
・大きいことばっかりに目を向けず、身近な小さな細かいことに目を向けて努力すること
・先が想像出来てしまう人生を歩むな

 

素晴らしい講演でした。彼女の著書は以下。
 

 

 

・吉田浩一郎さんの話
 
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この方も変わった人でした。(すみません笑)
クラウドソーシングが日本にも普及しつつある中、創業わずか1年で業界トップに躍り出た人のようです、たぶん。
 
日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」

 

ソフトバンクのイベントに呼ばれて、孫さんの後にしゃべったらしいです。スゴイ。

 

やっぱり話が面白かった。特に身の上話が。
彼の著書を読むとよくわかります。講演のあと勢いでキンドルでポチッと購入してしまいました。
 

 

彼の会社のミッションは、「21世紀の新しいワークスタイルを提供する-個の力を最大限活性化し、社会の発展と個人の幸せに貢献する-」ということ。

 

インターネットが普及した今それが可能な社会になっており、個人の眠っている労働力をインターネットで目覚めさせ、働く人々の笑顔を生み出したいということを冒頭で言っていました。大きな素晴らしいミッションですね。

 

見た目からして「エリート」という感じだったのですが、たくさんの失敗や挫折をしているそうで、やはり失敗している人は強いし引き出しをたくさん持っていて人間に深みがあるなと感じました。
 
遠くから話を聞いているだけでファンになってしまいましたわ笑。

 

さらにさらにアイデアも斬新で、日本一起業しやすい長野県にしたいという県職員へ、

 

1000万まで自己資金不要で融資、3年間法人事業税を全額課税免除など、どれも素晴らしい!だけど何か足りない、、、

 

そう、ユルさとデタラメさが足りない!もっとふなっしーとかゴールデンボンバーとかを見習った方がいい。

 

と切り出し、会場を笑いの渦へと巻き込んでいました。

 

提言として、長野県起業の日を制定して、その日だけは面倒な手続き一切なしで起業できちゃう!とか、限定1社のみ、5000万まで融資する!とか、でも起業の日はいつかはわからない、急に告知する!みたいなアイデアが出てきて、もう会場は大盛り上がりでした。

 

県の職員の方も、約束はできないけど面白いことやります!とコミットが飛び出すほど。

 

彼が言っていたことで印象に残っている言葉は、
・あのNASAだって直面している技術課題を公開してしまう時代、機密よりも課題解決を最優先する時代。ユルさやデタラメさを持ってどんどん行動すべき
・ゴールデンボンバーなんて握手券付きのブランクCDを販売しようとして止められたほどデタラメ笑
・でも音源はネットにデータがあるし、CDというハードにほとんど価値がなくなってきている時代で、顔白塗りのダルビッシュくんと握手したいという人がたくさんいる。そういう体験の方が必要とされ価値がある世の中。
・若いうちに何か「違和感」を感じる体験をすることって大切
・36歳で失敗して1人になった後思ったのは、笑いを作り出すことの大切さ。仲間に恵まれた。
・徹底的に自分をさらけ出すとバズる

 
バズるの話は特に参考になった。
 
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さらけ出せる自分を見つけるためには、たくさんの失敗をすることが必要だし、そのためには多くの体験・経験をすることがとても重要だと感じました。
いやーこちらも素晴らしい講演でした!

 

 

まとめ

 
いっぺんに書くの疲れちゃったので今日は基調講演の紹介でやめておきます笑。
それにしても楽しかった。

 

第一線で活躍している人って、自分をひらいて生きているな、と思います。
恥ずかしがったり、遠慮したりしません。自分を臆することなく出して平然としています。
だからバズるんだなと。

 

自分を良く見せようともしないし、自慢もしない。常に平常心という感じ。
タモリさんに通じるところが、スゴイ人たちにはやはりあるんだなと。

 

話を聞いてて一番大切だと思ったのは「悩んでないでとにかくやっちゃう!」ということ。
考えたり悩んだりしていてもしょうがない。
行動が体験と経験を生み、結果を生む。
行動からしか何も生まれないのだと、肝に命じることができました。

 

 

続きは今度書こうと思います。(気が向いたら、、、笑)

 

関連サイト:
長野県創業・事業引継ぎ支援FBページ
https://www.facebook.com/naganoken.sougyou

 

長野県で創業する方を応援します!サイト
長野県で創業する方を応援します!/長野県

 

あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています。
それでは!
 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。