【良習慣】変わりたい!と願う人がまず最初に受け入れるべき人間の本能

 
皆さんは「変わりたい」願望をお持ちですか?
わたしは常に「変わりたい」と思っています。でもなかなか「変われない」。現状に不満を抱えて生きています。
 
どうしたら変われるか?武田双雲さんの本の中にヒントがあったのでご紹介。
 
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photo credit: BecauseUAreHere via photopin cc

 

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最近自分を見ていて思ったのは、そういう不満を周囲の環境や誰かのせいにして今の自分を正当化して不満を和らげようとする傾向があるということ。特にうまくいっていないとき、疲れているとき、受け身でイヤイヤ何かをやっているときなんて顕著です。

 

だけど「変われない」のは誰のせいでもなく、自分自身の問題ですよね。誰かに変えてもらうのを待ってたんじゃ、いつまでたっても変わることはできない。

 

でも、そんなことに気づいてもなかなか変わることはできないものです。
「こうすれば絶対変われる!」と頭で分かっていても、その一歩を踏み出すことができないのはなぜなんでしょうか?

 

 

人間が持っている本能

 
武田双雲さんのこの本、読みました。
2014年の最後にとても素晴らしい本に出会えたことに感謝です。
 

 

この本のNo.20「変わるのは怖くない」から引用です。

 

人は「変わりたくない」という願いと「変わりたい」という願いを同時に持つ生き物だと思います。

 

人には、恒常性(ホメオスターシス)という現状を維持しようとする本能があります。一方で、環境はどんどん変わっていきます。恒常性に対して環境適応能力も備えているのが人間です。

 

潜在意識は恒常性を持っています。何とか現状維持でいようとするのです。
例えば、頑張って運動してダイエットしようとすると潜在意識は「そんなに運動したら痩せてしまいますよ。大変だから運動をやめましょう」と無意識に指示するんです。

 

人は成長したい!変わりたい!という願いを本能的に持つ生き物です。赤ちゃんを見れば明白ですよね。色んなものを見て触って感じて吸収する。その好奇心を満たすためにどんどん行動範囲を広げていきます。
 
でも、いつからか意識がはっきりしてくると、「変わりたい!変わろう!」と意識すると、今度は潜在意識が「変わらなくていいよ。今のままでいいよ。」とささやくのだそうです。
 
変わることは「不安」です。「今まで通り」であれば、そりゃあラクでしょう。
でも変わらない・変われないことへの「不満」もある。大抵の人(わたしも含め)は、不安よりも不満を選んでしまいます。

 

 

どう考えれば変われるか?

 
ではどうしたら不満を捨てるために、不安を取ることができるのか?
武田双雲さんは、「変われないんじゃなくて、変わるのが怖いんだと思います。」と言います。そして変わりたいのに変われない人が変わるためのスキルについてこう書いています。

 

僕は「変わりたい」と思ったら自分が何を恐れているのか、つまり「何にしがみついているのか。なぜ捨てきれないのか。」を確認するようにしています。

 

変化を好みつつ、一歩踏み出すのが怖い。人は、闇が怖いのと同じで、自分が知らない世界や理解できない世界を本能的に怖がる性質があるのです。

 

①変わりたい!でも一歩踏み出せない、、、

②何を手放すのが怖いのか?何かに執着していないか?確認する。

③手放せていない自分を受け入れる

④勇気をもって手放してみる

 

というプロセスで考えてみると良いということです。

 

 

まとめ

 
「自分が執着しているものは何か?」を考え、受け止める。
例えば、サラリーマンを辞めて独立したい!けどなかなかできない、、、というときは、やはり安定した収入、安定した生活に執着しているのでしょう。自分の力だけで稼ぐ、メシを食っていくことへの不安も大きい。

 

そして、執着を認識した上で「自分の人生において大切にしたいことは何か?」というミッションやビジョンに照らしながら、腹をくくって執着しているものをパッと手放してみます。

 

まずは③までできれば自分を褒めてよいレベルだと思って実践してみます。

 

あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています。
それでは!
 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。