好きなことでメシを食うために、「心拍数が上がる瞬間」を知る

 
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photo credit: Marwa Morgan via photopin cc

 

12月ですね〜師走ですよ。
なぜなんでしょうね。毎年12月は絶対と言っていいほど忙しくなります。
 
忙しくて精神状態が悪化すると、受け身な仕事をしてしまっている自分が悪いにも関わらず、うまくいかない現状を正当化するために何かのせいにしたり言い訳をしたくなってきます。これは本当に自分がやりたいことなのか?人生を掛けてやるべきことなのか?とかね。
 
でもそれは、現実から逃げ出したいと思っているだけ。で、「逃げ出せたならどんなに楽だろうか?」という妄想(わたしはついこの前、宝くじで3億円当たった時の妄想で現実逃避しました笑)から、「〇〇がいけないんだ!」とかいって自分を正当化する言い訳につながっていく気がします。

 

でも、逃げてはいけないことはないなとも思うんです。逆に、慣れきった日常を見直すチャンスにもなる。本気で自分が「好きなこと」「やりたいこと」で「メシを食っていくこと」につなげるにはどうしたらいいか真剣に考えるチャンスに変えることもできます。

 

では自分のやりたいことって何だろう?これが結構難しい。
それを見つけるためには、ズバリ「心拍数が上がる瞬間」を捉えることでしょう。
順番に書いていきます。

 

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ミッションを見つける

 
個人のミッションを見つけるためには「ビジョナリーカンパニー2」という本の中にある、「針鼠の概念」というのが参考になります。

 

「情熱を持って取り組めるもの」「自社が世界一になれる部分」「経済的原動力になるもの」の三つの円が重なる部分を、会社としては目指しなさい。

 

ミッションが決まれば、余計なことは削ぎ落され、どんなに忙しくてもミッションに立ち返れば自分を正当化するための言い訳を考えることに時間を使うことはなくなります。ひとつに集中して走っていけます。
 
で、情熱とは「好きなこと」、世界一とは「得意なこと」、そして経済的原動力になるとは「人のためになること」だと、スターバックスジャパン元CEOの岩田松雄さんは言っています。

 

「好きなこと」「得意なこと」「人のためになること」の三つの円の真ん中にあることを、個人のミッションにしてはどうかと思っています。

 

 

すべてが重なるのは「心拍数が上がる瞬間」

 
つまり、この図の赤い部分に「好きなことでメシをくっていく」ためのヒントが隠されている。
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この前友人が良い問いをわたしにくれました。それは「自分の心拍数を上げる瞬間はいつか?」と言うもの。
良い表現であると同時に今考えなければならないわたしに必要な大切な問いです。

 

ビジョナリーカンパニー、スターバックスジャパン元CEO岩田松雄さん、そして友人の問い、、、とつながって、「好きなこと」「得意なこと」「人のためになること」の三つが重なる赤い部分こそが、「心拍数が上がる瞬間」だと思ったんです。

 

「好きなこと」をやっている時って楽しいし面白いから心拍数上がりますよね?「得意なこと」をやってる時に気持ちが下がっている人はいないと思います。これも心拍数は上がっているハズ。
 
で、何より自分のしたことが「人のためになること」に「つながった」と実感できた時が、一番心拍数上がる瞬間だったなあと、子どもの頃は分からなかったけど大人になってからスゴくよくわかるようになりました。

 

 

心拍数が上がる瞬間をメモして整理する

 
他にも心拍数を上げる瞬間はたくさんあります。
良いこと(褒められた・恋をした・誰もわからない問題を解決した・素晴らしい景色を見たなど)でも、嫌なこと(不安・人からの評価がさがった・嫌われた・暗闇で一人になって恐いなど)を経験したときにもあります。

 

そんな数多くある「心拍数が上がる瞬間」をメモしていった中に、「好きなこと」「得意なこと」「人のためになること」で心拍数が上がったことを選り分けて整理していくと、もしかしたら「好きなことでメシを食っていく」ことにつながるハズ。

 

 

コミットメント

 
日常の中に落ちている「心拍数が上がる瞬間」を拾い集めていこうと思います!

 

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あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています。
それでは!
 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。