【子育て】子どもに伝えたい価値観を伝えるために必要な心構え

 
最近よく、私たちの行動は、子どもの頃に周囲の大人に植え付けられた価値観や習慣によって形作られているんだろうなって思います。
 
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photo credit: Jason Carpenter via photopin cc

 

今絶対に必要だと思うことや、そうするべきだと思うことって、よくよくじっくり考えてみると自分が考えている目的には合致しないやり方の場合が多いと思います。でも、それが頭で分かっていてもその行動をやめられないというのが、植え付けられた価値観・習慣の怖いところではないかと。

 

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で、生きていく上で必要なことであると植え付けられた価値観や習慣を、さらに自分の子どもにも植え付けようとしてしまうのが人間です。本当の目的や、時代に合う合わないや、本人の幸せや、生きることの喜びや楽しみを感じることとは無関係に、それは「正しいこと」として毎日の生活の中で植え付けられていく。大きな視点で言えば、それがその国の文化とか国民性として受け継がれていくのだと思います。

 

でも果たして、それはこれからを生きていく子ども達にとって、いいことなのか?私にはわからなくなるときがあります。

 

中にはとても大切な価値観や習慣もあると思います。でもその「大切な価値観」も、大人がそう思い込んでいるだけの可能性がある。時代とか環境が変わってしまえば、その価値観はむしろ人間を精神的に追い込んでいくだけの悲しいものになる可能性だってあると思います。
生きにくくなるくらいなら、古い価値観なんて捨ててしまえばいいのですが、価値観の奴隷になってしまうとなかなか抜け出せなくなってしまう。

 

重要なのは、親や大人が「生き方」で大切だと思う価値観を教えることです。
自らの生き方・生き様で示すのであれば、それは頭の中に取り憑いている亡霊のような実体のない偽物ではなく、本物の価値観だと思います。生き様で、どうなるのか体当たりで示すのですから、見ている子どもには理屈ではなく心でわかるハズ。

 

 

大切なことはきっと、頭で理解してもらうことではなく、体や心で示して感じてもらうこと。

 

頭ではなく、心で
言葉ではなく、行動で。
バーチャルではなく、リアルで。

 

とにかく伝えたいと思ったことは、まず自分が実践し、その生き様をできるかぎり見せることにしようと思います。

 

 

あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています。
それでは!

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。