【サラリーマン】インナーブランディングにまず必要なのは「対話の場」をつくること。

 
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photo credit: Bunnyrel via photopin cc

 

 

こんにちは。大野でーす。
 
今私は、自分の会社でインナーブランディングという活動をしています。インナーブランディングとは、社内に向けたブランディング活動で、社内を活性化したり、組織風土を見つめ直したり、会社の方針を社内にわかりやすく伝えたりすることだと理解しています。

 

以下参考。
社内団結力を引き出す インナーブランディング : プレジデント(プレジデント社)

インナーブランディングとは|KAINOSHO

 

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必要なのは対話

で、その活動の中で最も大切なことは、お互いの能力や価値観や意見を尊重し、「対話」を積み重ねることだと私は思うワケです。お互い何を考え、本当はどうしたいかを知る。会社の価値観や考えていることと個人のものとのギャップを知る。そしてそのギャップを少しずつ埋めていく、という根気のいる作業が一番重要になってくる。

 

そこでは、相手をコントロールしようとする気持ちや、形式だけ整えてあるようなはじめから結論が出ているデキレースや、権力によって屈服するような偽りの勇気は御法度です。「対話の場」では、役職・階層というみんなが慣れ親しんで常識となっている組織のピラミッド構造をぶっ壊して、お互いフラットな立場で自分の意見を言わなければなりません。そうでなければ対話にならない。

 

自らの役職や立場にとらわれて「これは言えない」「アレを言えば立場が危うい」となっては対話とは言えません。自分の立場がどうであろうが、考えが浅はかなものであろうが、誰にどう思われようが「対話の場」では包み隠さず自分の本当の考え・想いを言えて、聞き手はそれを受け止める、という雰囲気というか風土が必要です。

 

背伸びをすることで成長していくための刺激にすることは良いことだと思います。だけど自分という人間を大きくも小さくも見せずに、等身大で自然体な自分でいられる場所もどこかに必要です。そこから、個人だけの成長とはまた違う方向への気づきと成長が生まれるような気がするから。

 

 

対人関係の善し悪しがその場の雰囲気を作る

なんだか雰囲気が悪いなあ、、、と感じるのは、コミュニケーション、つまり対人関係の問題がそこにあるからです。

 

伝えたいことが伝わっていないこと、伝わっていないことすら気づかなかったり、それを知っていても知らない振りをすること、つまらない仕事を押し付けられたと感じること、なぜこれをやらなければならないのかと疑問に思って迷いながらもやるべき仕事をやること、目の前の問題・課題に対する他人事な感情とか、「できない理由」を探してやらないことを正統化することとか、、、

 

会社に限らず、人間が生きる社会にはどこにでもあることのような気がしますが、これらの対人関係がその場の雰囲気を醸成していくんだと思います。

 

 

まとめ

要は、分からないことは分からない、納得いかないことは納得いかない、と言えるだけで少しずつ目の前は良くなっていく気がしています。

 

・質問された側だって、分からなければ分からない、と相手に返せる関係。
 
・立場のせいで「身の回りに余計な見栄や虚勢をコテコテに塗って自分を大きく見せる」ような上下関係ではなく、「ああ、今日も気取らず飾らないありのままのあなたですね、安心した」というような横の関係。
 
・怖くて聞きにくくて「聞かない」関係ではなく、相手の気持ちをおもんばかって、あえて「聞かない」関係。
 
・でも相手にも自分にとっても大切なことは勇気を持って「聞く」ことができる関係。

 

なんか並べてみると結構普通のことなんですけどね笑。
対話の場を広げていくことで、「横の関係」を作っていくと、良いことがあるハズ。少しずつでもいいから、自分が意味があると思うことをできるときにできるだけしていきたいと思っています。

 

 

結構関連書籍ありますねーチェックチェック。
 

 

あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています。
それでは!
 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。