「理性の国」アメリカの肥満率はなぜ高いのか?

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以前の投稿で書いたように、アメリカは「理性」を礎としている国です。「人間は賢い生き物である」という前提に立って「理想」を胸に、日々を過ごしています。
 
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photo credit: Werner Kunz via photopin cc

 

 

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そうすると、人間の本能的な部分や感情的な部分を排除しながら生きていかないといけない。「人間は賢いのだ!」という前提なのですから。

 

でもその昔、人間の起源であるホモ・サピエンスの時代は「本能」で生きていました。理性も理想もへったくれも何もありません。当時、脳みそは本能優先です。本能的に動くということは瞳孔むき出しで興奮状態で、身体能力を最大限に発揮できる状態だと思います。そうでないと、生きるか死ぬかのサバイバルな世界を切り抜けられなかったのだと思います。

 

次第に人間が頭を使うようになって、安全を確保しながらうまく生きていけるようになり始めると、次第に脳みその理性の部分である「大脳新皮質」が発達してきました。これは理性を持ち感情をコントロールする、つまり本能を抑え込む働きをします。

 

その大脳新皮質の発達こそが、他の動物にはない人間を人間たらしめている部分である、というようなことがこの本に確か書いてありました。
 

 

理性は、他の動物にはなくて、人間にしかない部分。
でも、理性は本能の部分を抑え込んでいるのだから、本能が消えるわけではないのです。私たちの中には、本能と理性が常に共存しています。

 

だから、理性の部分である大脳新皮質がなんらかの理由で機能しなくなったり、おかしくなったりして、本能が「オレだ!オレだ!オレだ!オレだ!」って出張ってくれば、人間は常に賢くなどいられないわけです。

 

例えば、甘いもの(いちごが乗っているショートケーキとか)を見た時、人間の本能は働きます。糖分は脳みその栄養です。次にいつゲットできるか分からないその糖分を、今ゲットしなければならない!という本能が解放され、脳みそは「勝手に」体の血糖値を下げ、それが絶対に必要であると錯覚させるのだそうです。糖分は足りているにも関わらず、余剰分のエネルギーを確保しようとするのです。

 

それとか、お酒を飲んだときもそうみたいですね。アルコールは大脳新皮質の機能をマヒさせる効果があるようです。お酒を飲みたいという願望は、いつも抑え込まれている本能の部分を解放したいという願いなのだと思います。

 

で、思うにアメリカ人はそういう本能を抑え込む場面がとても多く、脳みその理性の部分を常にギンギンに働かせなければならない。自分の理性を保つためには大脳新皮質にエネルギーを供給しなければならない。

 

だからたっぷり糖分を取る。(実際、糖分を取ると大脳新皮質の働きが一時的に向上するという実験結果があるそうです。)で、太る。アメリカ人に肥満の方が多いのは、もしかしたらそういうことなのかな?と思いました。
(まあ、これは勝手な想像遊びであって、遺伝子や社会的背景など、もっと複雑なのかもしれませんので本当のところはわかりませんけど。)

 

人間はもしかしたら、理性を働かせるために「太らない」という理性を捨てているのかもしれません。
そんな経験を私もしたことがあるような気がします。
人間は賢い生き物だけど、常に賢い生き物ではないと思います。

 

「べき論」で無理に理性を働かせて苦しみながら生きるのではなく、人生の目的みたいなものを見出して、そのために理性を使って生きていけたらいいですよね。

 

あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています。
それでは!
 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ 2016年3月に長年勤めた工作機械メーカーを退職し、「独立して生きていく」ことを目指して出発しました。 文章を書くこと、子どもと触れ合うことが大好きです。 「相手の望んでいることを120%理解し、自分にできうる最高のパフォーマスンスを発揮する」ができる人間になることが、2016/8〜3ヶ月の目標。 最終的には「人の中に眠っている力を発見し、引き出せるヤツ」になりたいと思っています。 よろしくお願いします! 好きなこと: 歌(カラオケ)/ブログ/読書/ノート/旅/キャンプ