【子育て】宮本哲也さんの「教えない教育法」社会を生き抜くために必要な「3つの力」を育てよう。

 
またまた全力教室、宮本哲也さんネタ。
 
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photo credit: sciencesque via photopin cc

 

子どもがやる気を失くし、子どもの成長を妨げる諸悪の根源は口うるさくとやかく言う「親」である、と宮本哲也さんは言っていました。
本当にまったくその通りだと思います。自分に染み付いている無意識の行動やこうあるべき論を恨みたくなるくらいです。

 

彼が言っていた子どもの教育で大切なことは、親が「とやかく言わないこと」「我慢して待つこと」です。
また、社会でも通用する人間になるために必要な3つの力として、「思考力」「粘り強さ」「自立心」が大切であると言っていました。

 

ここでは、全力教室の中で宮本さんが熱弁されていた「思考力」「粘り強さ」「自立心」の3つの力を育てるために親がやるべき・気をつけるべきことをシェアします。

 

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1.子どもに選ばせ子どもが考えてしゃべるように促す

 

質問をして、言葉を引き出すと「思考力」がつく。答えを探す努力をさせると「粘り強さ」がつく。答えを導き出そうとすると「自立心」が芽生える。

 
と言っていました。とにかく子どもにしゃべらせることが大切ということ。

 

 

2.とにかく睡眠させる

 

人間は起きているときは脳みその氷山の一角の上にある雪玉くらいのスペースでしか作業できていない。

 
水面下にある大きな大きな無意識の領域を使って思考力を高めるために、睡眠は非常に大切だと言っていました。

 

 

3.勝負して僅差で負けてあげる

 

大人が本気になって子どもを負かしてしまうと、子どもはそれを嫌いになる。
子どもがそれを好きになり、成長するためには、面白いと感じることが大切。親が本気になって子どもに勝ってしまえば、子どもは楽しくないから嫌になってしまう。まさに「大人げない」とはこのこと。

 
ここからきっと「粘り強さ」や自分がやりたいと思う「自立心」が育つのだと思います。
私的にはこれが一番なるほど納得!したと同時にグッときた言葉でした。

 

私は、子どもと何か勝負をするときには手を抜きすぎるのは失礼だし、なかなか超えられない壁として立ちはだからないといけない、なんて思っていましたが、それは大きな間違いだったのです。親が僅差で子どもに負けることで子どもは面白さを感じ、やる気を出し、さらに前に進もうと願うのでしょう。

 

ウチの長男はサッカーをやっていたのですが、小学4年生になる前にやめることになりました。どうしても辞めたいというので。理由はよくわからないんですが、とにかくイヤになってしまったようです。

 

今回の話を聞いて、なんとなく理由が分かった気がします。私も昔サッカーをやっていてそれなりにボールを上手く触れる自信があります。でもそれが良くなかった。
思い返すと子どもとサッカーをしたとき、絶対に自分から負けることはしませんでした。自分が好きだしやりたい気持ちが強いのもあったので。でもきっと、それが息子のサッカー嫌いの根本的な原因なのかもしれません。

 

子どもの可能性を摘んでしまうということは重罪。本当に申し訳ないことをしたと反省しています、、、
自分が一番望んでいること、大切なことは何なのか?それを確認することは重要です。
そしてそのために、自分を捨てていくことが必要なのだと、なんとなく分かってきました。
これから子どもと遊ぶときは、僅差で負けることを心がけようと思います。

 

 

「思考力」「粘り強さ」「自立心」は、社会を生き抜くために必要な力です。
これらを高めていくために、上で紹介した3つのことを実践していこうと思います。

 

あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています,
それでは!
 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。