【良習慣】「見返りを期待しない」という生き方が世界に与える影響。

 
東京とハワイに拠点を構えデュアルライフを送っている本田直之さんが、この本の中でこんなことを書いていて「ほうほう、なるほど」と思いました。
 

 

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見返りを期待しない

 
人間関係のトラブルは、かなりの部分が「見返り」に起因しています。たとえば、自分があれこれ世話をしたのに相手から思ったような見返りがなかったとき、人は「裏切られた」とか「薄情なやつだ」と感じ、憎しみを抱きます。
しかし、逆の立場で考えてみれば、これは裏切りでもなんでもありません。むしろ勝手に見返りを期待した相手のほうが悪いのだ、という話になるでしょう。
 
つまり、自分が与えたのと同程度の見返り、あるいはそれ以上の見返りを期待する「ギブアンドテイク」式の考え方は、「なんでこれだけやっているのに、なにもしてくれないんだ!」というストレスを招くだけで、なんのメリットもないのです。

 

ストレスの原因を探っていくと、実は自分の考え方や性格がストレスを生み出していることが多いと思います。自分で勝手に迷い込んで、もがいて、苦しんで、「あー疲れた!」「もーやだ!」って感じたり、あるいは上に引用した通り勝手に見返りを期待して「やってあげた」のに、自分だけが動いて「損しただけだ!」「アイツはなんでお返しをくれないんだ!」となったり。

 

ストレスの一つの大きな原因に「見返りを期待してしまう自分」という根本原因があると思います。だからこれは本当に納得の教えでした。

 

 

実際この考え方を生活に落とし込んで、意識しながら行動しようと努力していこうと決めたわけです。
 
で、昨日大雪の影響で道路がめちゃくちゃ混んでたんですね。
 
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渋滞にハマってもう完全に遅刻って開き直ったときに、トラックが氷でできたわだちを乗り越えられなくて、体勢崩して滑って、止まっていた反対車線の(私の前の前の)車にオシリをぶつけて、トラックはそのままわだちにハマってタイヤがスピンして動けなくなったんです。
 
当然、困っている人がいるから助けよう!と思ったワケです。純粋に。
すでに完全遅刻だし、今から急いでも仕方がないし。
そのときは別段「見返り」的なものを期待していたわけではありませんでした。

 

でも、雪かきを借りてきて、トラックの前の雪をどかしたり、一緒に押したりして、なんとかトラックはわだちから脱出しました。「おつかれさまでしたー!」と言って、近くのお店から借りてきた雪かきを返却して、自分の車に乗って会社に向かおうとしたその瞬間。

 

あの人、あんまり感謝してくれないんだな。

 

なんて考えが頭をよぎってしまったわけです!
いやいや、実際のところは「ありがとうございました」と言ってくれました。でも、私が心の中で期待した「お礼」というのはもう少し自分が得するもの、つまりはっきりとした「見返り」だったのでしょう。

 

私には、頭の中では「見返りを期待するのはかっこ悪い」とか思っているくせに、心の底では「見返りが欲しい」「認めてもらいたい」「評価されたい」という願望があるのだと、はっきりわかりました。

 

 

私のような未熟者が、ストレスを感じないように世の中に貢献したり、人の役に立つためには、そんな自分が存在するのだということを良く知り、受け入れ、「見返りを期待しない」自分を少しずつ作っていくか、もしくは自分が心底好きなことを貢献できることにつなげられるようなアイデアを生み出すしかないかもしれませんね。

 

まずは見返りを期待せず、目の前の問題に取り組んでみる。
その意識が、世の中を少しずつ良くしていくのかもしれないな、と思いました、という話。
何事も練習練習ですね、、、

 

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あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています。
それでは!
 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。