【食育】「命をもらって生きている」という大切なことに気づくために、上海にご飯を食べに行こう。

 
妹が中国国籍の男子と挙式するということで、正月休みに上海まで行ってきました。
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とてもおめでたい。良い結婚式でした。妹よ、改めておめでとう!

 

上海は心配していた通り、空気が悪かった、というのが正直なところ。
別にだからと言って気分が悪くなったとか、体調が悪くなったというワケではありません。過ごすのに支障はありませんでした。
ただまあ、日本に帰ってきた時に「ああ、いい空気だな」という感想が漏れたのは事実。
 
で、とにかく上海は都会だった。東京よりもビルが多い印象で、デザイン的にもカッコいい超高層ビルがそびえ立っていました。あと、でっかい銀座みたいなところもあった。とにかく都会。

 

これは結婚式場がある街。
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だけど、ちょっと都会から離れると瓦礫が積み上った空き地みたいなところが散在していたりして、ちょっとした格差みたいなものの存在が見え隠れしていたようにも思えました。
 
ホテルから見た風景。
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大なり小なりどこの国にもそういう部分はあるにしても、総中流社会を作り上げた日本とはまた違った雰囲気を感じました。工業化が進み、おそらく日本が経験したであろう「壁」に立ち向かわなければならない日がくるのかな?と思いました。過去のことは経験したわけではないのでよく知らないけどね笑。

 

とにかく、異国の地に家族5人で行くことができ、とても刺激的な良い経験が年明け早々できて良かったです。

 

滞在中は向こうの方々に大変お世話になり、食事から何から至れり尽くせりの待遇を受けてとても恐縮だったのですが、ただただ慣れない地で流れに身を任せ、お世話になりっぱなしでした。

 

そしてその食事が、豪華なものばかりでして、食べたことのない上海料理をたくさん食べさせてもらったんですが、向こうの料理は例えば鳥を使った料理だと、その姿が認識できる形で料理を出してくれるわけです。

 

例えばこんな感じ。
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カメを食べるのは驚きでした!とりあえず経験としてチャレンジしました。

 

あとこんなのも食べました。鴨の料理。頭付き。
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で、これを食べたときに次男が言ったんです。

 

「鴨食べるなんてかわいそう。だってさ〜生き物だよ!」って。
 
「何言ってんだよ。鶏とか魚とか、いつも食べてるだろ?」
って私は返したんですが、そこでハッとしました。

 

そうなんだ。子どもは言葉で教えていても、「自分が生き物の命をもらって生きている」という実感がないまま生きているのだな、と。これは説明してもわからない。実際に経験をしないと「生き物を食べている」という実感などできないものなんだろうなって。

 

今回、子どもたちが「命をもらって生きているんだ」ということを考えることに繋がる貴重な経験をさせてもらえて、本当に良かったです。

 

これは各家庭の食育みたいなものの仕方で全然違うとは思うんですが、、、何も意識せずに日本で日々を過ごしていると、自分たちがどんなものからエネルギーを得て生きているのか、ということを感じづらいのではないでしょうか。
こういうことに気づくことは、生きることの意味を考えることに繋がって、生きることの喜びみたいなものの発見に繋がっていくキッカケになると思います。

 

だから、みなさんも大切なことに気づくために、中国に行ってご飯を食べましょう笑。

 

中国に限らずですけど、偏見を持たずに異国の文化を肌で感じることは、世界を広げ、自分の可能性を広げるチャンスなのです。
家族5人で慣れない土地に行くことはとても大変でしたが、素晴らしい経験になりました。キッカケをくれた妹夫婦に改めて感謝です。

 

あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています。
それでは。
 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。