モンテッソーリ教育を知ってしまうと「子育てに答えなどない」とは言えなくなる、という話。

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photo credit: zachstern via photopin cc

 

 

子育てにも、最低限知っておくべき基礎があるというのをこの本を読んで実感しました。特に赤ちゃんが生まれたばかりのお父さんお母さんは、読んでおいて損はないと思います。
 

 
モンテッソーリの教育、前から関心があったのですが、この本を読んで衝撃を受けました。なんでもっと早く読まなかったんだろう、と。後悔です。
 
ここに書いてある6歳までの教育の重要性が心にグサっと刺さります。ウチは子どもが3人いて、長男はすでに9歳なのです。初めての子どもは、何がなんだかわからず、いっぱいいっぱいでなんとか育てた記憶しかなく、やり方を考える余裕もなく9歳になってしまったことは否めません。

 

ここに書いてあることがすべてではないとは思いつつも、これまでの教育が現在の長男の性格に関わっているような気がしてなりません。
 
こんな言い方をすると諦めていると思われそうなので誤解のないように言っておきますが、長男には長男しか持ち得ない、とても良い面がたくさんあることを私は知っています。その「個性」を全力で伸ばすことを考えることには変わりませんけどね。
 
次男は5歳、長女はまだ2歳。2人に関していえば、これからモンテッソーリの教えにトライするチャンスはたくさんあります。
長男のこれからの成長のヒントとして。次男、長女の子育てのために。モンテッソーリを学ぶ価値は自分にもあると思っています。

 

で、どんなことが書いてあったか?本書の言葉を引用していきます。

 

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目次

モンテッソーリの言葉

 

モンテッソーリは次のように言っています。
「子どもは、はじめの2,3年で将来を左右するような影響を受けます。だから、もしも3歳までに適切に扱われるなら、その子の理想的な原型ができあがります。ところが、環境や扱い方が最初の3年間の生命力を妨げるなら、さまざまな欠点を身につけさせることになるのです。」
 
じつは、大人がほとんど無意識にやってしまうことが、大人とは全く異なるリズムと感性で生きている、幼い生命を傷つけてしまうのです。

 

 

大人がほとんど無意識にやってしまうことによって、子どもが大切なものを失うものがあると言っています。これって子どもの一生を左右する、とても大切なことのような気がします。
 
それぞれの育て方があって子どもの個性があるんだし、子育てに答えなんかないんだ、なんて言ってる場合ではありません。最低限知っていなければいけないこともあるのだと知りました。

 

で、これだけは絶対知っていた方がいいと思ったこと。
我が家はもう手遅れ感がありますが、、、子どもの現状と、過去の育て方にどんな関係があるのか探るヒントになりますし、何より子育て中の多くの人が知るべき内容と思ったのでシェアします。

 

 

子どもの心の羅針盤である「秩序感」

 

1歳前後から、場所や順序や所有者に強くこだわる「秩序感」という不思議な感覚が芽生えてきます。1歳頃になると、「私は、ここっ!」と、意地でも場所を変えなかったり、「私はこのコップじゃないっ!」と、かんしゃくを起こしたり、いつもと違う方法で服を着せようとしたら泣き出したりします。

 

子どもは1歳前後になると、秩序感によって「これはここ」「これはパパのもの」など、場所や所有者を厳格に守ろうとします。ところが、子どものこだわりの理由を知らない大人は、それを踏みにじるばかりか、抵抗する子どもを「第一反抗期」という奇妙な名目のもとに封じ込めようとします。

 

秩序感は、この世の中で安定して生きていくために、自然が子どもに与えた羅針盤。それなのに、大人がそれを取り上げてしまうと、羅針盤を失った船のように目的なくさまよう人間になってしまうのです。

 

 

「秩序感」という言葉自体、初めて知りましたし、それを第一反抗期とは呼ばずとも「イヤイヤ期」などと呼んで片付けていました。
子どもにはイヤイヤ言うどうしようもなく手が掛かる時期がある、くらいにしか思ってなかったし、ましてやそれが子どもの精神が安定するためにとても大切なことなど夢にも思っていませんでしたね…

 

「秩序感」により表面化する「反抗」とも取れる子どもの行動は、実は「子どもの本質的な生命の願いである」ということを本書では強く訴えています。

 

「秩序感」は0歳から3歳の「幼児前期」に訪れるものです。「幼児前期」はそういう大切な各部分が別々に発達していく時期。
3歳から6歳の「幼児後期」は、すべての部分が共に働いて、組織化され統合されていく時期だそうです。

 

全人格を傾注する活動に出会うたびに、内面のエネルギーは統合されます。そして、集中して行う活動を幾重にも経験していくうち、子どもは内面から強められていくのです。

 

ということです。

 

 

モンテッソーリ教育は「自律」を重んじる教育法のようです。「自律」を身につけることは、人間の可能性を最大限引き出し、生きる力を自ら継続して強めていくことにつながる。今、必要なとても素晴らしい教育法だと思います。

 

モンテッソーリ教育は0歳から3歳で発生した「逸脱」を、3歳から6歳で「正常化」できると言います。じゃあ、その後はもうどうしようもないのか?という話にもなりそうですよね。読んでいる途中なのでまだわかりませんが、その部分に触れる記述は今のところまだありません。

 

が、私の中では6歳以降の教育を支える考え方が、「サドベリーバレー式」だと私の中ではピンときています。
関連記事:「サドベリーバレー」と「asobi基地」が実践している、人間に最も必要で大切なこと。

 

自由の中で自律し、創造的に生きること。
これらが「生きる力」につながっていく。そんな気がしてきました。
 
こんな教育理念を持って子育てに向き合いたいと思います。

 

あなたの人生の文字盤が見つかることを願っています。
それでは!
 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ 2016年3月に長年勤めた工作機械メーカーを退職し、「独立して生きていく」ことを目指して出発しました。 文章を書くこと、子どもと触れ合うことが大好きです。 「相手の望んでいることを120%理解し、自分にできうる最高のパフォーマスンスを発揮する」ができる人間になることが、2016/8〜3ヶ月の目標。 最終的には「人の中に眠っている力を発見し、引き出せるヤツ」になりたいと思っています。 よろしくお願いします! 好きなこと: 歌(カラオケ)/ブログ/読書/ノート/旅/キャンプ