多様性を認めて個人主義を追求することが「呼吸のしやすい世界」をつくるのだ。

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社会に出ると「話し合って決める」ために意識的に「議論する」というシーンが多くなります。
例えば会社で「議論」になることは、技術的なものであれば公平なものかもしれませんが、たいてい分からない事・解決が難しいことに直面したときに、「次にどういう手を打つか」ということが多いと思います。
で、この場合、不確定要素に対して話し合うのですから、正解はありません。そうなると、組織的な、もっと言えば個人的な都合がその議論に色濃く反映されます。
その中で、やっぱりとりあえずはみんなが一つのことを決めて前に進まなければ!というのが組織ですから、意見が割れたときなんかは、自分にとって良い方向に向けようとして、自分の主張とか都合とかを、あの手この手で屁理屈こねて通そうとするわけです。
 

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この場合、何が正解なのかわからないわけですから、弱肉強食の世界です。声が大きかったり、屁理屈がうまかったり、とにかく強いほうの主張が勝つわけで、つまりどちらか一方の意見が潰されて、強いほうの意見に集約されるわけです。
 
つまり「話し合って決めた」ことというのは、どちらか弱い方・諦めた方の妥協の上に成り立っているものなのです。
「話し合って決める」というと、一見「みんなが納得して決めたこと」という風に見えますが、渋々納得したか、うまく乗せられてそんな気になっているかというだけで、潰された意見の側は最初に思っていたこととは違う意見のほうに向かわされているだけ。冷静に考えればそういうことです。

 

 

というようなことを、だいぶ前に「ちきりんさん」という人のブログを読んだ時の記憶が、最近読んだ少年ジャンプの忍者マンガ「ナルト」のワンシーンで蘇ってきたので書いてみました。

 

以下、ちきりんさんのブログ“「話し合って決める」という幻想”からの引用です。

 

「話し合って決める」というのは、お花畑的幻想です。「話し合えば、相手も自分の意見と同じになるはず」などと思うのは、傲慢です。
話し合って決まるのは、「今回はどっちが意見を放棄しましょうか?」ということだけなのだから、順番に譲り合ってもいいし、多数決で決めてもいい。決める人が責任を負う、ということでもいいと思います。
フェアな議論とか言われているものは、「どっちかだけが諦めるのは不公平なので、双方の諦める量を同じにしよう」というルールに過ぎません。双方が半分ずつ諦めて「足して二で割る」とか、双方が全部諦めて、第三者の意見を採用する、というのがその事例です。
「話し合って決める」という幻想を押しつけることは、「多様性の否定」につながります。「ひとつの意見だけが正しく、後は間違っている」と考えるのは恐ろしいことです。

 

そしてこれはナルトのワンシーン。
 
photo (5)

 

社会の中で生きていくということは、何かを諦めて生きていくことが多いのかもしれません。協力するということは主張を抑えて静かな争いをすることなのかもしれません。だけど、ちきりんさんの言う通り、「ひとつの意見が正しくて、後は間違っている」なんてことはないんです。それぞれの意見が、たくさんの「正解」への広がりを持っているハズです。1人1人、場面場面によって「正解」は違うんです。
 
自分の知らないもの、自分にとっての非常識をただ単に拒むのではなく、「多様性」を認めようとする心を持つことは、自分にとっても他の誰かにとっても「生きやすい世界」「呼吸のしやすい世界」に変えていくために必要不可欠なことです。
人の意見にムリをして合わせる必要はない。自分も他人もお互いが思うがままに、あるがままに生きれる社会作りを目指したいですよね。
 
ちきりんさんの言葉をかりれば、

 

みんな、自分の好き勝手なことを言っていればいいんです。
そんじゃーね。

 

です。多様性を認めながら、個人主義を追求するのはいいことにつながりそう。
それでは!
 

ちきりんさんの著書紹介です!

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ 2016年3月に長年勤めた工作機械メーカーを退職し、「独立して生きていく」ことを目指して出発しました。 文章を書くこと、子どもと触れ合うことが大好きです。 「相手の望んでいることを120%理解し、自分にできうる最高のパフォーマスンスを発揮する」ができる人間になることが、2016/8〜3ヶ月の目標。 最終的には「人の中に眠っている力を発見し、引き出せるヤツ」になりたいと思っています。 よろしくお願いします! 好きなこと: 歌(カラオケ)/ブログ/読書/ノート/旅/キャンプ