[時間がない!]新しいことを始めるときに必ず直面する時間管理の壁を上手に越える方法

 
私は、自分の人生を変える決意を固めました。そして今、歩みは遅いけど、本当にやりたいことを見つけて、それを生きる糧とするために、自分自身と自分の周りの環境を見つめ直しているところです。
 
真剣に考え始めるとやりたいこと・やるべきことはどんどんと溢れ出てきます。あれもやりたい、これもやらなきゃ。そんな風にして焦りさえ覚えます。不思議ですね。今まで生きてきて、こんなに焦ったことはないんじゃないか、というくらい。
 
そんなときに必ずぶち当たる壁が「時間がない!」ということ。今、まさに実感している最中。時間は必ず誰に対しても「1日24時間」と平等です。時間が長い人とか短い人なんていません。でもたまに、人と比べて差があるように見える時があります。
 
でもそれはその人が時間の使い方を真剣に考え、小さなカイゼンをコツコツとしながら習慣を変えていったり、うまく時間を使う方法を編み出しているからなんだ!とようやく気づきました。

 

そして私は「絶対に時間を自分のものにしてやるぜ。」という意気込みで、この本を手に取りました。勝間本。
 

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余談ですが、、、
本は今まで「ふーん、なるほど」程度に読むのが私のスタイルでした。それはそれで潜在意識に良い知識を溜めて、無意識の行動に繋げることができると思うので悪くないと思いやっていましたが、最近は(本の種類によりますが)書いてあるノウハウの濃さに気づき、実際に試してみたいというスタイルにシフトし始めています。我ながら、良い流れだと感心。

 

本のすべては書けないので、興味があったら本書を手に取ってみてください。
それではかいつまんで書きたいと思います!

 

 

時間を生み出すために大切なこと

まず、一番大切なことは「やることを減らす」ということです。この本はこれをベースのベースにして書いています。
例えば、、、中途半端に「いい人」になって、自分の大切な時間を他の人に「たかられる」とやることは増えていく。「やることを減らす」ために「必要以上にいい人にならない」ということは大切だと、散々本書では書かれています。
 
これは自分もそうなのですが、人の目を気にする人にとってとても勇気のいることですが、このベースをおさえておかないと、時間を生み出し、コントロールするのは難しそうです。
 
そして、「やることを減らす」という基本に立った上で「成果が出るまで続く仕組みをつくること」そして、「仕組みをつくるスキルを先人から学ぶこと」が原理原則ということです。

 

 

「黄金の時間」について

「黄金の時間」とは、「有意義で生産性が高く、かつ、高収入につながる時間」のことを指しています。「黄金の時間」を生み出すこととは、「投資の時間」(将来的にお金を生み出すことにつながるもの。勉強や読書や運動などに使う時間)を増やすということで、「消費の時間」(主には仕事の時間)を減らしても必要なお金を稼げる、むしろ稼ぎが増えることにつながります。この「黄金の時間」を生み出すためには何をすればよいか?について本の中で、順を追って説明してくれています。

 

 

「黄金の時間」を生み出すための「黄金の時間の5原則」

以下、引用しながら書いていきます。
 
①時間をつくるためには、あらゆる面の投資を惜しまない
“あらゆる面の投資”というのは「道具に投資する」「体力づくりに投資する」「変化に投資する」「知識に投資する」「プロのサービスに投資する」とあり、大切なのはこれらに投資する(お金を使う)ことに躊躇してはいけない、ということです。
一番心に残ったのは「体力づくりに投資する」で、

 

病気せずにどれだけ有意義な時間を過ごせるか?どれだけ健康で長生きできるか?は、一生涯の時間効率が大きく変わる

 

ということなのです。ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉という本の中でも取り上げられていたように、これからは長生きが当たり前で、今現在の「定年」が過ぎても生き生きと働くことが求められる時代です。現在の健康と同時に、差し迫った重要性を感じにくい「将来の健康」について投資をすることは、とても重要なことだと気づかされました。何があっても「体力づくりの習慣化」はチャレンジすべき。

 

 

②単位時間あたりの成果に固執する
 

すべての場面において、価格や費用を時間で割る習慣をつける

 

自分の時給を意識し、世の中にあるサービスの1時間あたりの価格を意識する。両方を比べると、「どのサービスなら投資することができるのか?」の感覚が身に付いてくるということです。

 

常に「一時間あたりの成果」を計算して自分の時間を意味あることにしか使わないように、そして逆に自分の時間が延ばせるのであれば、積極的にいろいろなサービスに投資するということも心がける

 

ことが「黄金の時間」を生み出すことにつながります。

 

 

③必要以上にいい人にならない
人にいい顔をするということは、自分の時間をどんどん「たかられる」ということにつながりやすい、つまり無償で自分の時間を他人に奪われてしまうということになります。必要以上に「いい人」でいることは「コスト」になるということです。
 
ここで注意が必要なのは、「必要以上に悪人になる必要はない」ということです。自分が使う時間に対して明確な報酬が得られないと判断したときには断る勇気を持つことが大切だ、ということです。
 
でもこれってなかなかできないことですよね。私はかなり八方美人なところがあるので、、、でもきっと、私が思う大切な人達は理解してくれると思います。それを信じて、時間管理について考えていこう。

 

 

④やりたくて、得意で、儲かることを優先する
 

やりたくて得意なことを優先すると、躊躇なく着手して、成果がスムーズに報酬につながる。

 

と勝間さんは言っています。
また、こういう意識を常に持っていると、

 

「やりたくないけれどもやらなければいけないこと」について必要なら人を雇ったり、サービスを購入することで解決できる。

 

ということが見えてくる。
 
不得意なことを得意にするように努力する、という考え方が主流としてありますが、不得意なことはあえてやらずに、得意なことに特化して時間を投資した方が時間効率はよほど良くなり、「黄金の時間」を生み出すことにつながるということです。

 

 

⑤スケジュールはゆったりわがままに設定する
「スケジュールの間に空き時間を十分につくりましょう」と勝間さんはススメています。つまりは、

 

私たちは自信過剰なので、自分はもっと仕事ができると思ってしまうもの。2時間でできると思った仕事は3時間掛かる。空き時間を準備するのは必要なことです。

 

ということです。
また、「スケジュールは細かいチャンク(まとまり)に分ける」ということも重要だそうです。

 

何か物事を組み立てるのにはなるべく小さなチャンクに分けて少しずつ仕上げる。スケジュールを細かく分けて1つ1つの期日を管理する。

 

こんな感じ。(本書の中にあった挿し絵を拝借させていただきました。)
2013_ 5_19_16_ 4 (1)
 
これがプロジェクトの推進やスケジュール作成時のコツなんだ、と理解できました。

 

スケジュールを細分化することの重要性については、以下のブログでも言われていました。
 
勉強が嫌いで習慣もない人が知らない本質。勉強とは計画を建てるだけで理解し身につくものであるということ。 – teruyastarはかく語りき

 

これは勝間本に非常に近い考え方。理解が深まりました。
こういうの苦手な方なのですが、これについてはちょっとづつ実践して習慣にしていかないと時間をうまく使えないな、と感じました。

 

 

とまあ、こんな感じです。長くなりましたが、まだまだ大切なことは書いてあり、他には具体的なステップや分かりやすいケーススタディーも書いてあります。ちょっと前の本ですが、新しいことを始めたいと思っている人は読むべき!な1冊。
 

 
それではこれから資格を取るべく勉強を開始する!
そして、その「黄金の時間」を生み出すべく、勝間流時間管理術を実践していくのだ!
 
それでは。
 
本文中に紹介した本。こちらもオススメ。

 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。