家入一真の人生から学びつくせ!サラリーマンは「依存しない」働き方を考えよう。

 
この本から、まだまだ書きますよ~!
考えさせられること、書きたいことがいっぱい出てくる。
 

「雇用」というものは突き詰めて考えていくと、結局は「お金のつながり」でしかないと思う。
家入さんの「お金が教えてくれること」に書いてある例えを拝借する。

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例えば家政婦さんを雇ったとして、時間給だったら、めいっぱい働いて欲しいと思うのは当然。台所の次は風呂場、次はトイレと指示をする。時間のある限り片付けて欲しい。ちょっとでも休憩してたばこを吸っているのを見たら、「ちゃんと働いているんだろうか、こっちはお金を払っているのに」と思い、怒鳴る。それは雇用している立場として当然の目線なんだよね。

 

サービスを買う場合も、支払う金額に見合ったサービスを勝手にイメージする。人それぞれで考え方には少し違いがあるかもしれないが、たいていは決められた時間内で、できる限りのサービスを期待する。自分のイメージに合わないと、イライラしたり文句言ったり怒ったりする。
 
会社で働く、雇用される、ということも大抵はそういうことだ。例えば表面的には会社は「人が大事」とか「会社は家族のようなもの」なんてキレイごとで取り繕っても、ギリギリの選択を迫られれば結局は「お金のつながり」しかないということが浮き彫りになることが多いと思う。普通に考えれば。

 

働く人々も窮地に立たされれば、「会社は何とかしてくれる、何とかするべきだ」と言う。
「社員は子どもみたいなものだ。会社は家族のようなものだ。」ということも思うかもしれない。
でもそれは、生活のためにお金のつながりを断ち切られたくないだけだ。つまり「会社に依存している」状態。何も知らない本当の子どもだったらまだわかるが、大の大人がただ依存することを求めていてはかっこ悪いと思う。
 
自分の言っていることの本当の意味を考え直したほうがいいのだ。

 

 

そう。はっきり言って「雇用する」ということは、極論すればやはり「お金のつながり」でしかない。
本物の家族は、お金だけではつながっていないし、依存しあう関係ではないだろう。
 
本物の家族はお互いが学びあって、一緒に成長していく関係だ。
これはまがりなりにも5人家族の一員としてここまでやってきた、今現在の私なりの結論だ。

 

会社で働くということに何を求めるのか?
これは今の私にとってはとても難しい問題だ。
 
ただ、少なくともお金だけでつながった「依存」を求める関係ではいけないということは、わかってきた。
この考え方は、お互いのためにならない。

 

私には、「人は絶対に人と関わりあってしか生きていくことができない」という生き方のベースになる考え方がある。
だからこそ、私は、人を嫌いになるのではなく、人が好きでありたい。人を信じられない人ではなく、人を信じる人でありたい。
 
その人を「好き」ということは、すべての所作に学びを見い出すことができるから。
その人を「信じる」ということは、想像もできないほどのエネルギーを生むから。
 
そのために、何かに「依存」するのではなく、お互いが自立した、フラットな関係である必要があるのだ。
「依存」という形はギリギリの状況で、必ず「搾取」や「裏切り」という感情に変わる時が来る。
みんな、自分が生きるために必死になるんだ。これは全然否定することではなく、自分の立場になればむしろ当たり前のことだとも思う。

 

だからこそ、始めから「依存」という関係を作らない。
これはとても大切な考え方だ。

 

「依存し合わない」関係で働くというチャレンジを、家入さんがLibertyというところでやっているのを知った。
 
liverty | Live in liberty. 自由に生きろ

 

ここに辿り着いたことがすごいことだと、率直に思う。
これまでの経験の深さを感じる。
 
私も参加してみたいと思った。お金にならなくても、何か大切なものが得られるような気がする。
そして、この「依存し合わない」ということをベースにした、本当の意味での信頼関係でつながった学びの溢れる関係をたくさん作りたい。私なりの「新しい働き方」というものを模索したいなって思った。
大それた目標ができた。
 
それでは。
 

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1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。