残念な時間の使い方はやめよう。

 

たとえばあなたが仕事中に、一緒に働く仲間に対する不平不満をカゲで言っているとする。

「あいつ、頼んでもいつも断るんだよなぁ、何にもしてくれない。」とか、

「あの人、自分がしゃべってるだけで全然わたしの意見を聞いてくれないんです。」とか、

「ウチの上司はいつも「あなたの立場なら、こういう視点で物事を見れるようになった方がいいよ」ってアドバイスを押し付けてくるんだよね」とか、

「彼は、結局口だけで何にもしないよね」とか、

「あの人いつも何してるのか分かんない」とか。

 

挙げ句には、

「協調性がない」「和を乱す」「なにしてるのか分かんない」「空気を読まない」「口だけ」「何もしない」

というような理由で「あいつはあの人は、ダメだ」とカゲで不平不満を周りの人にばらまく。

 

不平不満はとなりの人にグチる前は「意見」だったハズで、「意見」まで戻って伝えることができれば、アイデアの芽になる可能性がある。

不平不満をグッとこらえて「意見」にできれば素晴らしい。

 

でも、人の目を気にして「意見」を言うことができないからって、誰かに不平不満としてグチを言うのは残念な時間の使い方だ。

その時間ははっきり言って無駄だし、周囲に不快感が広がるだけ。

 

普段忘れがちだけど、ひとりひとり目的があってその場に集まっていて、毎日プロとして仕事をしてお金を稼いでいる。

自分がやるべきだと思う目の前のことをできる限りやるか?

明日をより良くするために「意見」を出し合うミーティングをするか?

どっちかだ。

 

人のやり方が気になって気になって仕方がないとしたら、まずは自分の中で、全体の目的と照らし合わせて考えてみる。

問題があるなら意見として指摘する。

でも冷静に観察してみて、「やり方は自分とは違うけど目的に沿っている」と判断できるのであれば、それは気になってしまうあなたの問題だ。

毎日修行ですね。笑

 

それではー!

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1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。