わかろうとする、そのたったひとりの相手を決めよう。

他人の気持ちを理解することなんで絶対にできない。

「いや、自分はあの人の気持ちを完全に理解できる!」

と言い張る人がいたら、ぼくは危険だと思う。

生まれた時間も場所も、育てられた環境も、これまで心を躍らせた経験も、辛いことも、五感の強さも、食べるものも、何もかもまったく同じなんてことはありえない。

もし仮に、そんな奇跡的な一致があったとしても、他人の気持ちを完全に理解することなんてできないんじゃないかと思う。

でも。

相手を「わかろうとする」ことは、できる。

「すべての悩みは対人関係の悩みである」

というアルフレッド・アドラーさんの言葉がある。

もしそうであるならば、相手をわかろうとすることで、多くの問題が解決に向かう!と思っている。

ぼくはそれを信じていることが、わかった。

わかろうとする相手をひとりに絞る

相手をわかろうとする。

相手に心が通う。

相手の気持ちがこちらに伝わりはじめ、こちらの気持ちも相手に伝わりはじめる。

信頼は強くなり、対人関係が良くなる。

多くの問題が解決されていく。

ぼくはこの方程式を信じてみることにした。

うれしいことはうれしいと言える、辛いことは辛いと打ち明けられる。

自分が自分であることを受け入れられるようになれば、目の前のことに集中できるようになる。

素直にオープンになっていける関係性が、いいと思う。

でも、人をわかろうとすることはものすごくエネルギーがいることだ。

だからまずはひとり。

「わかろうとする」相手をたったひとりに絞ってみたらどうかと思っている。

できることからはじめます。

それではー!

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1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。