寝ながら脂肪を燃やし目覚めたら集中力をマックスにする「バターコーヒー」の作り方。

 

結論はシンプルです。

グラスフェッド牛の無塩バターとMCTオイルを、カビ毒のないコーヒーに混ぜ合わせてつくった「バターコーヒー」を朝食にする

 

これだけ。

たったこれだけで、毎日脳みそキレッキレで仕事をしながら、しかもダイエットに成功できる可能性が上がります。

テンション上がるー!

やっぱシンプルがいいですよね。

ダイエットしたい人や日々の仕事や勉強の集中力を高めたい人はもちろん、ダイエットしながら毎日最高な状態で仕事したいという欲張りな人にも、全身全霊でオススメできる方法です。

 

良質なバターコーヒーを飲み始めてからの変化

2017/6/28から実験開始し、もうすぐ1ヶ月が経とうとしています。

 

勝手に痩せる

ぼくはダイエットではなく、「毎日の集中力を高めたい」という思いで始めたのですが、余分な脂肪が少しずつ落ちている感じで、1ヶ月で体重は-1kgの51.0kg3人の知り合いから「痩せたね」と言われた。

もともと体重は気にしていますが、普通に食べているし、夕飯はたらふく食べます。

でも勝手に痩せてしまう。笑

ウエストぴったりだったズボンが、1ヶ月でダボダボになってしまいました。

あ、いや、すみません…嫌味を言うつもりはないんです。笑

 

仕事がはかどる

そしてそれだけではなく、ここ最近は良いコーヒーに巡り会えたことも幸いしてか、脳みその調子がすこぶるいいんですよ。

毎日集中力が高い状態で、時間が濃縮されていく感覚。

仕事がはかどるんです。

 

いったい何が変わったのか?

信じられない人のために、「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」で学んだことをもとに、ぼくが実践していることを書いていきますね!

 

ダイエットにおける一番の問題は?

誰もが「うんうん」とうなずいてくれるであろう、ダイエットをする上での一番のネックは「意志を持続できない」ことではないでしょうか。

 

人間の脳は、決定するたびに大きなエネルギーを消耗しています。

「食べ過ぎないようにしよう」「ダイエット食品を食べよう」「炭水化物はやめよう」と意志力を使うたびにエネルギーを消耗している。

体と同様、意志力を司る脳のエネルギーにも限りがある。

なんでも、「決定疲れ」っていう「意志力を使い切った後は決定の質が劣化する」という心理現象が実証されているそうなんです。

意志力を振り絞ってダイエット食品を選択していると、ついにはダイエットに疲れ果て、糖分たっぷりのアイスやお菓子を食べることを選択してしまう…

ネックは「意志を持続できない」こと。

なのですが、そもそもの問題は「意志力というものがあり、それは有限である」ということを知らないこと。

「痩せたい!絶対にダイエットに成功してみせる!」

と強く強く思っていても、意志力について知って、正しく行動しないと続かないものなのです。

ぼくやあなたが怠惰なワケでは決してないのだ!笑

そして、ダイエットによる意志力の低下は、当然毎日の集中力にも影響を及ぼします。

 

「本能」が意志力を消耗させる

すべての哺乳類が持っている大脳辺縁系からなる第2の脳は、生き延びるために「何か食べたい!」という衝動や、子孫を残すために「セックスしたい!」という衝動を司っています。

生き延びるための「本能」の部分。

 

そしてその第2の脳が、自分を餓死させないように「とにかく目の前にある食べ物を食べろ!」と命令するのです。

本当に必要かどうか?には関係なく、「とにかく食べろ!」なのです。

手に入るものは何でも食べさせたがるのですが、人間は「本能のままに生きちゃヤバイことになる!」と意志力を働かせられる生き物に進化しています。

けど、意志力を司る脳も働くためにエネルギーが必要で、本能を抑えるために消耗します。

この意志力の消耗がダイエットのネックになり、集中力低下の原因にもなっているのですね。

 

人間の意志力を消耗させるもの

人間の意志力を消耗させるものの正体。

それは「空腹感」。

 

ダイエットをしていなかったとしても、ランチ前の空腹感やランチを食べたあとに感じる物足りなさは集中力を奪いますし、ダイエットしていればなおさら意志力を消耗させます。

空腹感は意志力を消耗させ、本当に重要なことから注意をそらすのです。

 

なぜバターコーヒーでダイエットしながら集中力を高められるのか?

つまり、「空腹感」をなんとかすれば、ダイエットに成功し集中力を高められるということ。

意志力を消耗させないことが、ダイエット成功と集中力を高めることにつながる、というのがわかってきましたね!

ここからバターコーヒーの登場です。

バターコーヒーの何がいいのか?という話にいきましょう。

 

コーヒー+バター+オイルの組み合わせが最強なんです

なんと、良質なバターとMCTオイルとコーヒーの組み合わせは、体にこよない満足感を与え、空腹感をハックし「意志力」を回復させる力を持っているんです。

バターコーヒー朝食が習慣化してくると、朝から食べ物をまったく食べなくても、お昼までほどよい空腹感で過ごすことができるようになります。

ほどよい空腹感は集中力を高めてくれるし、余計なものを食べないのでダイエットになる。

そして、お昼までプチ断食的な感じになるので、食べ物の吸収力が高まり、食べ物に対してより敏感になり、またさらに余計なものを食べなくなる。

つまりつまり!

・ほどよい空腹感で集中力が高まる!

・食べ物の吸収力が上がって食べ物に敏感になることで余計なものを食べなくなってダイエット成功!

ということなんです。

「ダイエット成功」と「毎日の集中力を高める」のふたつはつながっているのだ!

 

時間を濃縮させる!バターコーヒーの効果

バターコーヒーを習慣にすれば、時間を濃縮させ、自分の人生の濃度を高めていくことができます。

バターコーヒーは一番最初に書いた通り、

①グラスフェッド牛の無塩バター

②MCTオイル

③カビ毒のないコーヒー

を混ぜ合わせて作ります。

それぞれにどんな効果があるのか見ていきましょう。

 

「グラスフェッド牛の無塩バター」は脳の炎症を軽減する

グラスフェッド(牧草を食べて育った)牛の無塩バターがなぜいいのかというと、完全牧草で育った牛から採れたバターは「カビ毒が少ない」からです。

食物に含まれるカビ毒は体や脳に炎症を引き起こす原因になります。

炎症が起こると集中力が著しく低下するため、集中力はガタガタに。

グラスフェッド牛は牧草を食べて育つのですが、日本で育てられている通常の牛さんは、穀物で育てられているグレインフェッド牛。

牛さんが食べる穀物はかなりの確率でカビています。

そのカビを食べて育った牛さんは、カビ毒の影響を受けて育ちます。

その牛さんを食べるぼくたちは、その牛さんによって形作られる……

「あなたは、あなたが食べたものが食べたものでできている」

地球上の生きとしいけるものはすべてつながってるんですね。笑

完全牧草で育ったグラスフェッド牛さんは、「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」的に言わせると完全無欠な食べ物。

そのグラスフェッド牛からつくられた無塩バターはカビ毒の影響の少ない、素晴らしいバターなのです!

さらにいいのは、バターに含まれる酪酸塩は、人間の脳の炎症を軽減し、毒素が腸内に侵入するのを防ぐということ。

ただし、どのバターも同じではなく、「可能な限り健康への利益を得たければグラスフェッド牛のバターが望ましい」と本には書いてありました。

ぼくが2017年7月当時に購入していたのは、このバター。


ニュージランド産 グラスフェットバター無塩1kg 冷凍

 

冷凍で届きます。

当時はこれがもっともコストパフォーマンスの良いグラスフェッドバターだと思っていました。

バターコーヒーを毎朝飲み始めて約1ヶ月の2017年7月現在では、このバターでつくったバターコーヒーですこぶる調子が良かったので問題はないと思っています。

開封すると酸化が始まるので、できるだけ酸化させないように、使う分だけ切って冷蔵庫に入れて残りは冷凍しています。

 

-2018年10月5日 追記-

2018年10月現在は、各種グラスフェッドバターを購入し、自己人体実験をした結果より、もっとコスパがよく、もっと品質的にも信頼できると感じた「業務用5kg フォンテラ社グラスフェッドバター」を愛用しております。

<参考記事>一番安くて高品質な最強のグラスフェッドバターをご紹介します。| シンプリーライフ

 

「MCTオイル」を摂ると脂肪が勝手に燃える

キャノーラ油やコーン油などの「多価不飽和脂肪酸」は、体を酸化させ、炎症を引き起こす「悪いオイル」に分類されており、これらから脂肪を摂取し続けると、がんやメタボの原因になったりもする。

一方、MCTオイル(中鎖脂肪酸油)やココナッツオイル、オリーブオイルはヘルシーで「良いオイル」であり、炎症を減らす効果があるのです。

その中でもMCTオイルが良いとされているのは、体を「ケトーシス」という状態に導いてくれるからなのだと、「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」の著者は書いています。

最近テレビでもよく耳にしますよね。

人間の体は通常、炭水化物(糖質)を燃料にしますが、体がケトーシス状態になり血中にケトン体が大量に生成されると、体は糖からではなく脂肪からエネルギーを生み出すようになるのだそうです。

つまり、「脂肪が勝手に燃える」ということ。

なんと寝ている時の体脂肪の燃焼も助けてくれるそうで。

すごくないっすか!

よく聞く炭水化物ダイエットは、糖質を制限することで体ケトーシス(脂肪からエネルギーを生み出す)状態にしていくから、脂肪を減らすのに効果的なのですが、意志力が持続できないから日々のパフォーマンスはガタガタになっちゃいます。

でも、MCTオイルは炭水化物を過度に制限しなくとも、体内にケトン体をもたらしてくれるのだそうです。

すごくないっすか!?

しかも、脳がケトン体をエネルギーとしているときには集中力が増し、血糖値が安定するのだそうです。

抗酸化作用があり、老化を防ぐ効果もある。

すごいオイルや……

ただ、MCTオイルは体をケトーシス状態に持っていくための必須アイテムなのですが、そのためには「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」に書いてあるBIF(ブレットプルーフ・インターミッテント・ファスティング)という手法も合わせて実践しなければならないようなので、興味のある方は本を読んでみてください。

 

ぼくが使っているMCTオイルは「LOHAStyle MCTオイル 450g」。

 


LOHAStyle MCTオイル 450g

 

最初は少しにしたほうがいいですよ。マジで。

調子に乗って大さじ2はいからはじめたら、1日中お腹の調子が悪くなり大変でした。

徐々に増やしつつ様子を見ながら使いましょう。

 

カビ毒のないコーヒーが必要不可欠!

コーヒーはダイエット成功と集中力向上に一番効果の高い、キーアイテムです。

<参考記事>
一番大事なのは味ではなく「カビ毒のないコーヒー豆」を手に入れることだった。

一番はコーヒーに含まれるカフェイン

これはどんなものから摂っても、人間のエネルギーを高めるだけでなく、脳内の炎症を防ぐことでアルツハイマー病の発症リスクを低減させたりもする。

さらに、コーヒーに含まれるオイルは抗炎症作用を持っているので、一緒に摂取したいところ。

金属フィルターやフレンチプレスでコーヒーを入れると、その貴重な油分が守られます。

そして次にポリフェノール

コーヒーは洋食で最大のポリフェノール源」と著者のデイヴ・アスプリーさんは書いています。

コーヒーやチョコレートといった、ポリフェノールたっぷりのスーパーフードをもっと食事に加えたほうがいい。

というのも、ポリフェノールは腸内細菌のエサになるからです。

腸内細菌は放っておくとやりたい放題で、体に必要のない脂肪貯蔵ホルモンをよけいに生成します。

でもポリフェノールを腸内にまけば、「瘦せ型細菌」を養え、体が脂肪を燃やすように仕向けることができるのです。

 

でも……コーヒーってかなりの割合でカビているんですよ。

カビ毒は体や脳の炎症を引き起こします。

ダイエット、集中力・思考のキレには最悪。

カビ毒が入っていたら、元も子もないんです。

だから、カビ毒のないコーヒー豆を仕入れることがもっとも重要なことなんです。

地元で仕入れるなら、信頼できるコーヒー専門店を見つけること。

自分しか信じられない!という人は、生豆を仕入れて自らハンドピックして欠点豆を取り除き、焙煎すること。

とにかく、どこまで自分の目で見て確かめるかを決め、妥協せず行動しましょう!

 

寝ながら脂肪を燃やし目覚めたら集中力をマックスにする「バターコーヒー」の作り方

だから飲むよ。

グラスフェッド牛の無塩バターと、MCTオイルと、カビ毒のないコーヒーを混ぜ合わせた「バターコーヒー」を、飲むんだよ。

寝ながら脂肪を燃やし、

 

目覚めたら集中力をマックスにする、

 

バターコーヒーを、飲むよ〜♪(メロディーはそれぞれでつけてください笑)

 

作り方は簡単です。

カビ毒のない、信頼できるコーヒー豆を挽いて、

 

金属フィルターを使ってコーヒーをドリップして、

 

油分をしっかり抽出しましょう。

 

そこに、グラスフェッドバター大さじ1,2杯、MCTオイル大さじ1,2杯を入れ、

 

ブレンダーかハンドミキサーで撹拌します。

 

はい、できあがり。

 

あぁ…うまい。

 

バターコーヒーは絶対に撹拌したほうがいい

ぼくはこのHARIO (ハリオ) ミルク 泡立て器 クリーマーキュート CQT-45を使っています。

おそらく本当は、強力なブレンダーで撹拌したほうが良いのですが、これでも十分溶かされ、混ざり合います。

実は、コーヒーに加えるバターやオイルは、ただ混ぜるだけではなく「溶かし合わせる」ことが大切。

バターとオイルは、溶かすと「ミセル」という状態に分解されて、より脂肪をエネルギーに変換しやすくなるんです。

ミセルが多ければ多いほど脂肪が使われやすくなると言います。

グラスフェッドバターを丸かじりしたり、MCTオイルを飲めばいいというワケではありません。笑

カビ毒のないコーヒーとグラスフェッドバターとMCTオイルをしっかりブレンドすることが大切なのです。

 

まとめ

というワケで最初に書いた結論をもう一度。

グラスフェッド牛の無塩バターとMCTオイルを、カビ毒のないコーヒーに混ぜ合わせてつくった「バターコーヒー」を朝食にする

ということです。

この「朝食にする」というのもミソなのですが、それについてはまた。

詳しく知りたければ本を読んでみてください。(ただ、結構内容が難しいんですよね。要約するのも一苦労です。)

ただ、最終的な判断基準は「自分の体」であることをお忘れなく。

しばらく続けても「全然集中力が高まらない…」「空腹感おさまらない…」「痩せない…」と感じるのであれば、何かが間違っている。

よく自分自身を観察するようにしましょう。

 

とにかくまずは、信じてやってみることです。

正しくやれば、

細胞に栄養を与え、ホルモン値のバランスを整え、心身を消耗する絶えざる食物への欲求との闘いをやめることで、かつてない大きなエネルギーが得られるようになる。

と、「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」は言っています。

実際ぼくは、始めて1ヶ月で仕事中の集中力が高まり、ウエストぴったりだったズボンがダボダボになりました。

やる価値は、ある。

よかったらどうぞ!

 

【参考】必要な材料と道具

①カビ毒のないコーヒー豆

こちらは信頼できるコーヒーショップを探してみてください

探し方はこちらを参照
一番大事なのは味ではなく「カビ毒のないコーヒー豆」を手に入れることだった。

コーヒー豆を挽くミルやグラインダーも必要です。

ぼくはHARIO(ハリオ)電動コーヒーミル・カプセル EMC-3HSVを使っていますが、粉が均一にならないという点でイマイチさを感じ始めています。

ただ、「バターコーヒーで痩せながら集中力を高める」という目的にはかなうので、これから始めようと思っているなら、お手頃価格のものを購入して、とにかくまずは始められる体制を整えましょう!

 

②グラスフェッド牛の無塩バター

ニュージランド産 グラスフェットバター無塩1kg 冷凍

 

③MCTオイル


LOHAStyle MCTオイル 450g

 

④コーヒーをドリップする金属フィルター

HARIO (ハリオ) ドリッパー カフェオール コーヒー ドリップ 1~4杯用 ブラック CFOD-02B

 

⑤ハンドミキサー

HARIO (ハリオ) ミルク 泡立て器 クリーマーキュート CQT-45

 

道具も材料も色々あります。

自分の好みに合わせて揃えるのも楽しいです!

ではでは、良いバターコーヒーライフを!

それではー!

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。