ウソかマコトか知りませんが、かの有名な大リーガーは結婚するときの条件として、
・仕事に集中するために子どもを作らない
・リフレッシュのために女性と遊ぶ
の2つを掲げ、「それでも結婚してもいいと思えるなら、結婚してください」と言ったそうです。
すごくないですか?
こんなデリカシーのないことを言えたことと、それを受け入れて結婚した女性がすごい!
と言いたいわけではありません。
自分が人生をかけて取組んでいる大切なことのために、捨てなければなならないことを明確にできていること、自分の境界線をはっきりとわかっていることがすごい、と思ったのです。
幸せな結婚生活を送る上で大切なこと
「この話、ほんまかいな」と調べていたのですが、途中で嘘でも本当でもどっちでもいいやと投げ出しました。
大切なことに気づけたので。
この話のおかげで、まず、「自分は自分のことがわかっていない」ということと、
「自分は境界線を明確にする自信も勇気も持ち合わせていない」ということ、
に気づきました。
そして、恋人・結婚相手・会社の上司や同僚・一緒に仕事をするパートナー、良い人間関係を築く上で共通している大切なことは、「自分の境界線を明確にし、伝える能力」だとわかったのです。
自分の人生にとって大切なことを知る
この大リーガーにとっては、仕事は人生の中でとても重要な位置にあり、そのためにシーズン中は集中力を保ち続けることが必須であることがわかっています。
子どもが産まれれば、そこにはひとつの幸せの形があることはきっとわかっているはずです。
ですが、彼は子どもが産まれたときのリスクについても冷静に考えていました。
子どもが産まれるという幸せと、自分が仕事を通じて成し遂げたいことに向かっていくこと、どちらも両立させることはできないという、幸せやリスクについて冷静に並べあげ、考えに考え抜いていたのだと思います。
自分の人生にとって大切なことを伝える
自分の人生にとって大切なことを明確に捉えることができるということは、「何かを選択するということは何かを捨てるということ」だとわかっている段階です。
それがわかっていても、相手の気持ちもありますし、大好きな人であればなおさら伝えにくいでしょう。
でも、逆なのです。
大好きで大切だからこそ、自分が大切に思っていることを明確に伝える必要があります。
お互いが後々後悔しないで生きるためには「自分の人生にとって大切なことを明確にし、それを守るための境界線をはっきりと伝える」ことが大切なのです。
嫌われる勇気を持つ
「言ったら嫌われるかも……」「言えば別れをきりだされるんじゃないか……」「傷つけたくない……」
それが怖くて本当のことが言えず、ずるずると一緒にいることを選択し、未来に「こんなはずじゃなかった……」なんて思うのだけは避けなければなりません。
一緒にいるための条件がわかった上で、それでも一緒にいたいと思えれば、とても良い関係が築けます。
それに、そもそも条件が合わなければ、はっきり言ってもらえた方が早く決断することができる。
情が生まれる前に、はっきりと言うことで、大切な人の未来を傷つけずに済みます。
自分が大切にしたいことが明確になっているのであれば、自分にとっても相手にとっても伝えなければいけません。
そう考えると、自分の境界線を明確にして伝えないのは、逆に残酷な態度なのかもしれませんね。
まとめ
大リーガーは、結婚の条件を自分のために作ったのかもしれませんが、自分のために考えに考え抜いたことを勇気を持って伝えることは、結果的に大切な人の未来を守ることにつながります。
「嫌われるかも……」という目先の恐れを捨てて、恋人や結婚相手との未来の良い関係を選択するって、なんかカッコイイですよね。
カッコイイ自分になるために、まずは「自分の中にある境界線を明確にする」ことから。
恋人や結婚相手とより良い関係を築くために、理想の人生や目指したいイメージから、守らなければならないルールを作ります。
その上であらゆる情報を共有することができれば、さらなる良い関係に向かっていけるのだと思いました。
怖くても行動。
それではー!