ぼくはなぜ盗まれた自転車を見つけてもキレないどころか感謝したのか?

 
2017/2/4(土)立春の深夜。
上田市常田の西友前で盗まれたピンクの自転車を発見しました!

これは間違いなく、ぼくが乗っていた自転車です。

 

これが2016年4月19日の写真。

 

そしてこれは2016年6月17日のフェイスブック投稿。

【ピンクの愛車】
が盗まれました!笑
ピンクの折りたたみ自転車…
ブレーキがキーキーうるさい、ぼくの愛車…
気に入ってたのに。
ブレーキがキーキーうるさいピンクの自転車を見かけた方はご連絡ください!

大野 晃義さんの投稿 2016年6月17日

 

で、これが2017年2月4日に西友前で撮影した写真。

間違いなく、ぼくの元相棒です。

いやーテンション上がったわー。

でもなぜか、怒りの感情や、犯人を許せないという気持ちは、みじんも生まれませんでした。

逆に、感謝してしまった。

なぜなのか?整理してみました。

 

なぜ盗まれた自転車を見つけても何も思わないのか?

以前、この「ピンクの自転車」はぼくの愛車であり相棒でした。

2016年3月に会社を辞めてから、ずっとコイツと一緒に上田市内を駆け巡っていた。

ブレーキが錆びついていて、キーキーキーキーうるさいヤツでした。

盗まれたときはとても残念な気持ちになったことを思い出した。

でも、盗難後8ヶ月の時を経て再会を果たしたときには、犯人に対する怒りとかはまったくなかったのです。

なぜなのでしょうか?

それは、「ピンクの自転車を盗んでくれたおかげで、新しい相棒(自転車)に出会うことができたから」かもしれません。

変な話ですが、盗んでもらわなければこの速くて乗り心地の良い相棒を東京からわざわざ連れてくることはなかったでしょう。

盗まれたからこそ起こった出来事であり、起こした行動があり、良い出会いが生まれたのです。

「昔の相棒だったピンクの自転車がかわいそうだ」と思う人もいるかもしれませんが、盗まれた6月から約8ヶ月、変わらずに捨てずに乗り続けてくれたのですからぼくは感謝しています。

大切にしてくれる相棒に出会えて、良かったのではないかと思うのです。

 

まとめ

そうやって、モノの見方次第、解釈次第でいかようにも意味付けが変わります。

でも、お互い良いパートナーを見つけ、新しい生活をはじめ、ここまで生きながらえてこれた事実については、純粋に良かったと思います。

感謝の気持ちでいっぱいですし、これまでにも、これからにも意味がある気がしています。

とにかく生きている。

変わらずにやっている。

それだけは、ぼくも元相棒(ピンクの自転車)も変わりませんでした。

本当に良かった。

それではー!
 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。