なぜ、オオヤミノルのコーヒーの話で「行動する勇気」をもらえるのか?

 
こんにちは!
美味しいコーヒーは好きだけれど、自分の家で本格的に始めよう!というやる気がなかなか起こらない信州上田の大野です。

2017年1月17日にNABOで開催された、オオヤミノルさんとコーヒーの話をするイベントに参加しました。

オオヤコーヒ「本から読みとる珈琲」

オオヤコーヒ焙煎所/KAFE工船/カフェゲバ

 

この本をテーマに意見交換をしたりオオヤさんのお話をきいたりする会。

おいしいコーヒーをいれるために|中川ちえ

 

参加してみて、

「厳しいことじゃなく、簡単なんだよ」という価値観を提示すること

って超大切!だとわかりましたね。

それでは振り返ります。

 

おいしいコーヒーを淹れるのに大切なこと

 

おいしいコーヒーを淹れるのに大切なことは、

1.新鮮な豆を
2.そのつど挽いて
3.飲む分だけ淹れる

これだけだと、中川ちえさんは本の中で言っています。

オオヤさんはこれについて、コーヒーを淹れることは簡単なんだということを実践。

ビーカーに挽いたコーヒー粉を入れ、お湯を注ぎ、待つ。
そして、コーヒー粉をこして取り除く。

たったこれだけ。

でも、たったこれだけで淹れたコーヒーは、美味しいんです。

ドリップしなければいけない、サイフォンが本物だ、コーヒーの歴史は江戸時代からうんたらかんたら、という知識が、美味しいコーヒーと本当の意味で出会うことを妨害している。

常識が、軽やかに生きることを邪魔しているのだと感じました。

 

料理がわかればコーヒーなんて超簡単だよ

オオヤさんは、

コーヒーは料理と一緒だよ。
料理がわかればコーヒーは超簡単だよ。

と言っていました。

 

コーヒーの基本は、「ダシを取る」というのと一緒。

・乾いたものを水に通してジュースにする
・いらないものは、こす
・味が濃ければ薄める、薄ければもっと煮る、など調整する

基本はこれだけ。

なんでも難しく考えると行動できませんが、今自分が知っていることや、なにげない習慣が、いまやるべきことややりたいことの「基本」につながっていることって、もしかしたら多いのかもしれないなぁと思います。

 

できるだけ手を加えないようにすること

美味しいものを口の中に入れたければ、できるだけ手を加えないようにすることが基本。

と、オオヤさん。

たとえば、さしみを食べるとき。

美味しいさしみと、美味しいしょうゆと、美味しいわさび。
これだけあれば、絶対に美味しいでしょ?

という話です。

ここでも、
「知識とかうんちくとか、そういうものに頼るのではなく、簡単に考えてやりたいことをやればいい」
というようなメッセージを感じます。

 

とにかくやってみる

 

何かをはじめようとするとき、たいていは「知識を得て、わかったと思い、やる」という順番。

これだと、知識が「はじめる」という行動を邪魔したり、頭でっかちになって自分らしい探求ができなくなる可能性が高まる。

でも、「まずやってみる」という感じで、シンプルになれたら、それは自分なりの何かを掴む入り口になる。

知識も大切だけど、ただ知識をなぞっても、その知識をくれた人の手の中。

目的が「自分なりの何かを掴む」ことにあるのだとすれば、「厳しいことじゃなく、簡単なんだよ」と思うこと・思ってもらうことはものすごく大切です。

知識は、行動をはじめてからでも間に合うのだ。

 

まとめ

 

入り口はなんでもよい。
自分の好きなこと、得意なこと、興味のあることでいい。
知識や権威の下に入らなくていい。

「厳しいことじゃなく、簡単なんだよ」

という価値観を提示することってかっこいいなと、オオヤミノルさんのお話を聞いて感じました。

 

ポイントは、「さしみ・しょうゆ・わさび」ですね。笑

それではー!
 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。