目の前のことに「気を使う」ということ。

 
昨日、アルバイトでレタスをちぎっていたときに思ったのです。

レタスをちぎるという行動は、とても単純です。

レタスをちぎることに神経を集中させなくとも、レタスをちぎることはできます。

でも、レタスを頭の中で描いた通りの形にちぎろうとするのは、とても難しいんです。

レタスの繊維の方向と、ぼくの指の力のいれ方が合わなければ、思うようにはちぎれてくれません。
レタス

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ぼくはそのとき考え事をしていて、レタスをちぎろうとせず、レタスをちぎっていました。

ボーッとしているときに、ちょうど入ってきたアルバイト仲間に、「レタスちぎるのって難しいですよねぇ」と言われたんです。

ハッと我にかえりました。
レタス畑

 

今、目の前のことに意識を向けること。

集中すること。

気を使うこと。

これは簡単なようで、とても難しいことだ。

心と体の準備が、少しでも足りなければできません。

 

 

我に返ってレタスと向き合いました。

レタスはみずみずしく、生きていました。
レタス

 

一枚一枚、丁寧にちぎってみる。

レタスは自分の命を、人間に分けてくれている。

自然と感謝の気持ちがこみ上げてきます。

 

 

「ありがとう」と言ってみると、

この言葉は、なんて気持ちが良いのだろうか…

と気づきます。

「ありがとう」という言葉を言わせてくれてありがとうと思いました。笑

 

 

つまらないことがあっても、楽しいことがあっても、
上田市 2016/11/24 雪

 

どんなに悩んでいても、ハイテンションでも、
上田市

 

悲しいことがあっても、
上田市 空

 

いつも忘れてはいけないこと。

それは、目の前の物事に向き合うこと。

目の前のたったひとつ、たったひとりに、「気を使う」こと。

集中することです。

 

そのために毎日があり、

とどこおりなく今日を過ごすために、

昨日があり、

明日がある。

そんなことを、レタスに教えてもらいました。

 

今日も丁寧に。
それではー!
 

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1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。