会社を辞めて「捨てる」と決めたら舞い込んできた3つの「よかった」こと。

 
こんにちは!
36歳、住宅ローン残り15年、3人の子持ち、で2016年3月に会社を辞めた、信州上田の大野です。

会社を辞めると決めて捨てたものがあります。

それによってめちゃめちゃ不便になりましたが、半年以上続けてみてまあなんとかやっていけている、という感じです。

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会社を辞めるにあたり、「自分の車がある生活」を捨てることにしました。

 

なぜ捨てたのか?

自分の車を捨てる決心をしたのは、家に一台あればなんとかなるんじゃないか?と思ったことと、単純に出費を抑えたかったから。

毎月のガソリン代、2年に1度の車検、1年に1度の自動車保険、それにエンジンオイルやスタッドレスタイヤと普通のタイヤ、その他もろもろ修理や維持のための費用…

これがぼくの愛車だった軽自動車。
スバルR2

 

それでも

・ガソリン代:毎月8,000円くらい(会社まで往復65kmくらいあった)
・車検:80,000円くらい
・自動車保険:30,000円くらい
・エンジンオイル:2ヶ月に1回で約3,000円
・タイヤ(スタッドレス・普通合わせて):2年に1回で約40,000円?
・その他もろもろ:1ヶ月で2,000円くらいだとしよう

で、毎月19,000円は使っていました。
まあ、ガソリン代は会社から支給されていたので、実質12,000円くらいですかね。

でも、車のある生活が当たり前になると、車を新しく買い替えるときにもまとまったお金が必要になりますし、実際はもっとかかります。

 

捨てる決心をして舞い込んできた3つの「よかった」こと

車のある生活を捨てる決心をしてよかったことが3つありました。

それは、まずは上に書いた通り「支出が減った」こと。
次に、「体が鍛えられた」こと。
そして、「地球環境の維持に貢献していた」ことです。

 

支出が減った

車のある生活を捨てることができなかったら、会社を辞めた後も毎月12,000円はお金さんが流出していたということ。

でもこれは必要な出費だとも言えるかもしれませんが、少なくとも今のぼくには必要のない出費だと考えました。

それに、車の維持のこと(保険や車検やメンテナンスのこと)を考えなくても良くなっただけで、少し楽になりましたしね。

車のある生活を捨てることで、お金さんの面でも、考えるエネルギーの面でも、少し楽になっていました。

 

体が鍛えられた

車のある生活を捨てることで、移動はほぼチャリンコになりました。

これはぼくの現在の愛車です。
ぼくの自転車

以前の愛車で会った、ピンクの折りたためない折りたたみ自転車は、サントミューゼ付近でパクられました…
img_20160419_093651

悲しい…また会いたいです!

ほぼ毎日、自宅から上田駅近くまでチャリンコをこぐと、往復8km以上は走っている計算になります。
1ヶ月20日走れば、160km。

かなり体力ついてきた感じがします。

会社を辞める前よりも痩せて体が引き締まってきました。

体重は2016年3月は56.5kgくらいありましたが、今は53.5kgくらいです。

ここのところ変動はほとんどなく、この体重をキープしています。

最近風邪も引きませんし、健康にも良い影響を与えていると思います。

 

地球環境の維持に貢献していた

パタゴニアの創設者が書いた本を読んで、ふと自分のCO2排出量が気になり計算してみました。

 
・上田にある自宅から、会社がある御代田まで、だいたい往復65km(結構な距離を毎日通っていました)
・1ヶ月で20日通勤とする
・1300km/月の走行
・燃費は約22km/L

これをこちらのサイトの計算式に当てはめると…
車の燃費・二酸化炭素排出量

1ヶ月のCO2排出量を吸収するのに必要な育成林は、

年間214.48m2(平方メートル)

必要、という計算になります。

これだとわかりにくいのでマツの木に換算してみましょう。
幹の周りが6cm以上9cm未満の(高木)落葉広葉樹のマツの木1本がだいたい20m2(平方メートル)で育成します。

ここまでの計算をまとめると…
軽自動車で1ヶ月間会社に通って排出したCO2を吸収するためには「年間約11本のマツを育成する必要がある」ということで、

1年間の走行で、132本のマツを育成しなければならない
ということなんです!

ぼくは前の会社に11年間勤めたので、それを累計すると…

1年間でこのCO2排出量を吸収するために、
1年で1452本のマツの木
を育成しなければならないんですね。

でも今はCO2排出をほとんどしていません。
会社を辞める決意をして、車のある生活を捨てることで、地球環境に優しい男になりました笑。

 

まとめ

会社を辞める決心をして、車のある生活を捨てることで、

支出が抑えられ、
体が鍛えられ、
地球環境に優しい男になれました

最高です!
満月
photo credit: Mond via photopin (license)

 

たった一つのことを捨てるだけで、3つの「よかった」が舞い込んでくるなんて、人生はシンプルです。

人生をシンプルにするためには「決める」ことだということがわかってきました。

決めて、行動すれば、あとはたぶんいいことしかないです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではー!

 

ABOUTこの記事をかいた人

1980.1.1 東京生まれ YouTubeチャンネル『シンプリィライフ』では、本を参考にしながら無意識の思い込みから自由になる方法をアニメーションで解説しています。本業は古本買取サービス「バリューブックス」のSEOマーケティング担当。